’98年3月27日、書類審査提出のための設計図面が出来上がりました。今年は、基本的には翼はあまり変えずに、胴体を大幅に変更。スマートに意匠性を高めながら軽量化も目指したいと考えております。コックピットと主翼を一体化構造とすることで、主翼取付部付近の強度を増し、さらには曲線を多用して、前面投影面積の削減と、空力的な特性も高めたいと思います。
昨年同様、あくまで木で作ることにこだわりたいと思います。特に胴体にはめ込む三組手組は、伝統的な木工手法であり、8厘(2.4mm)の見付寸法とし、細かいピッチのハニカムにも似た構造です。木製で作る場合、一番恐いのは、ざくつによる破壊です。これはピッチを細かくすることで、押さえられると思います。また意匠的にもレベルの高いものに仕上がるはずです。コックピットの曲線がきれいに出るかどうかが一つのポイントになると思います。
SAILWOOD 設計図面 '97 (tori97.jwc)
SAILWOODU設計図面 '98 (tori98.jwc)
機体の設計にはフリーソフトであるJw-cadを使用しました。
非常に使い勝手がよく愛用しております。
もしも必要なら ”bit-plotさんのホームページ”
で最新版が”ダウンロード”できます。