いきなり完成写真ですいません。
オーストラリア海軍 VF-805 空母メルボルン搭載(1981〜82年)
エッシー A-4E スカイホーク改造 (1/48スケール)
多少、手はかかりましたが、良いキットでした。




イロコイスの次は、このキットを作ってます。70年代のもので、現在ハセガワから出ているA-4とは比較になりません。
自分が若い頃作ったもので、もう一回今のスキルで作るのもいいかと思い始めました。
まず、コクピットから。


計器板、コンソールはデカール仕上げです。白黒の二色でまったく実感がありませんので、計器板はハセガワF-4の余った
計器板の裏面をガシガシ削って薄くし、表面の各計器を切り分けて、エッシーの計器板に張り付けました。コンソールは、
プラ板と銅線で自作しています。床面、計器板、後方隔壁は1.2mmほど左右の幅を増しています。また、ラダーペダルが
パーツにないため、ジャンクパーツから適当なものを探してきました。
計器盤左右のギアハンドルとアレスティングフックハンドル(多分?)は伸ばしランナーで自作しました。ちょっとオーバースケ
ールぎみですが、組みあがるといいアクセントになります。



シートは、幅が異常に狭いです。原因は胴体パーツが肉厚すぎるため。コクピットが収まる部分をリューターで削り、プラ板で
ディテールを再現しました。


シートも幅を広げ、併せてディテールを追加しました。


操縦桿のグリップの形状も、棒状のパーツ(左の写真)でイマイチなので、プラ材を削って自作(右の写真)しました。

エンジンはプラ板で自作、胴体に組み込んだら、どこまで見えるか分かりませんが・・・。

ラダーは、特徴的な一枚板の左右にリブが付いた構造が今一つメリハリのないモールドだったので、
プラ板で作り直しています。

さてさて、ステッキの続きは・・・
エッシーオリジナルはこちら、

プラ板で基部、真鍮棒と自作したグリップで組み上げたものがこちらになります。まぁ、似て非なる感じで妥協しました。

各部品を接着してコクピットの完成です。酸素ホースはスチールギターの弦を使用しています。


塗装する時に持ち手用としてランナーを計器板の裏に張り付けましたが、組み立て時には角度固定用で再利用してます。
後方隔壁の後ろのプラ板も同様です。
過去、こういう支え無しで胴体に組み込んだ後で、何かのはずみでズレちゃったり外れたりしたことがあるので、補強には
気をつけています。
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