良く噛むことが頭脳の発達に良い影響を与えることはラット(ネズミ)の実験によっても
確かめられています。
朝日大学歯学部ではラットによる迷路学習実験を行い結果を発表しました。
生後3週間で離乳させたラットを、同じ栄養だが、固形の餌を与える10匹と
粉末の餌を与える10匹のふたつのグループに分け、スタート地点から餌の
置いてあるゴール地点に向けて12種類の異なる迷路に放ち、ゴールにたどり着くまで
に何回間違えるかを計って、学習能力を調べました。
その結果、間違いの点数は固形食のグループは10匹の平均が136点であったのに対し
粉末食のグループは平均216点でした。間違いの点数なので少ない方がより学習能力が
高いことを示しています。この結果を見ても硬いものを良く噛んで食べている方が、柔らかい
ものを噛まずに飲み込んでいるものより賢く育つと言えるでしょう。
お子さんの食事やおやつを歯ごたえのあるものにしたら、成績もアップ間違い無し?
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