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「この選手はいったいどこまで成長するだろうか?」
目の前のクライアントを見て、いつも私の頭にはこの言葉が横切ります。
そしてこの言葉は、私が仕事を続けたいと思う強いモチベーションにもなっています。
「まだこんなもんじゃない、果たしてこの選手はどんな可能性を見せてくれるのか」
この強い好奇心こそが、まさに私がコーチングを究めんとする原動力です。
誰も気づかない選手の可能性を見つけ引き出すこと、それが自分の使命だと感じています。


ほとんどの人は、「人間の能力というものは変わらないもの」と認識しています。
どんくさいヤツはいつまでもどんくさい、 運動能力の高い者は生まれ持った才能だと信じています。

私はそこに
あえて挑み固定観念をくつがえしてきました。
そして今もこれからも、まだまだ挑み続けます。突き進んでいきます。
だって皆さんにはとてつもなく大きな可能性が秘められているのですから。
そのためにわたしのエネルギーが一役買えるのなら、いくらでも惜しむことなくそのすべてをあなたのために捧げましょう。 

あなたには才能があります。才能のない人間なんていないんです。だって皆同じ人間です、カラダの構造はみな同じ。材料は同じなんです。
運動の苦手な人は能力がないのではなく、ただその使い方を知らないだけ。残念ながら
カラダを上手く操縦する方法を身につけていないのです。
だから自分のカラダを上手に使えるようになりさえすれば、簡単にパフォーマンスは伸びていきます。


自分のカラダを動かせないなんて、そんなバカな話あるわけないだろうと思うでしょう?
でもバカげたことでもなんでもなく、多くの人がここでつまずいてしまっているんです。

ちょっと話を逸らしましょう。
フェラーリという車をご存じでしょうか。素晴らしい性能を持ったスーパーカーです。
でも車の運転方法を知らない人間にとっては、フェラーリも大衆車も一緒です。車の性能にどんな差があろうと運転方法を知らず、まず「走らせる」ことができなければ、その人にとってはどんな車だろうと同じなのです。
加速が素晴らしくても安定性が素晴らしくても関係ありません。その人には出来てもアクセルを踏むことくらいで精一杯なのですから。

人間のカラダもまったく同じです。
ようは乗り手の問題で、
パフォーマンスの低い人はカラダの運転方法を知らないだけ。 時速200km/時で走れるのにやり方がわからず50km/時で走っているだけなんです。急な勾配の上り坂もスイスイと上れるのに、ギアチェンジを知らないがために手こずってしまっているんです。
だから訓練をして運転方法を覚えてしまえば、誰だって素晴らしい能力を発揮することができます。
そしてあなたのカラダはまさに
フェラーリ並みの性能を持っている。

ウソじゃありません。
あなたはいまフェラーリに乗っているんです。
いまはまだちょっとその機能を使い切れていないだけで、人間のカラダ・自分のカラダというものの機能(能力)をよく知り、そしてその“使い方”を知って運転(トレーニング・練習)を繰り返していけば、必ず最大限の力を発揮できるようになります。

カラダでひとつだけ諦めなければならないものがあります。
それは「体格」の差です。
背の高さなどの、簡単に言えば骨格の大きさはどうすることもできないものです。
5人乗りの車を8人乗りにはできないのと同じです。容量は物理的なものですから、そこでの差というものはもう仕方がありません。
ただ相対的に見て同じだけの能力を発揮することは確実にできますし、何より私が言いたいのは車 (カラダ) の容量を増やしたり新しい機能を取り付けるということではなく、持っている能力を最大限に発揮できるように
カラダの使い方(運転方法)を極めることが重要だということです。

本当に自分のカラダの能力に気づかず、
原石を眠らせたままにしている選手がどれだけいることか。そこをなんとかして目覚めさせてあげたい、それが私からあなたへのおせっかいです。

「トレーニング」というと、車で言うならばエンジンなどを改造してパワーアップさせるようなイメージがありますが、それはもう最終手段の話なんです。
私はうまく運転できない人に改造しろなどとは一切言いませんし、それは完全に不合理だし不適合なことです。

だって運転方法が分からないのに手間暇かけて改造して、いったい何になるんです?
改造したところで“運転できない”のだから、出せるスピードや運転テクニックは変わりませんよね。
この部分をはき違え台無しにしてしまっている例がじつはとても多いということを、この場ではっきり言っておかなくてはならないでしょう。取り組む順番を間違えていたり、また「改造」ばかりを繰り返していたり。

いまほとんどのケースにおいて必要な課題は
運転方法の習得です。パワーアップが足りないのではなく、能力を発揮できていないんです。

しかし実際の現場では、「改造」に励む場面ばかりを目にしませんか?
あなたは毎日せっせとムダな「改造」に精を出していないでしょうか?

競技力の向上に苦戦している原因は“うまく操縦できていない”からなのに、カラダの改造ばかりやっていっこうに結果が出ない……残念ですが、それが
スポーツ現場の現状です。

あなたにはぜひドライビング・テクニックを身につけていただきたいと思います。
「究極のドライビング・テクニック」があなたにとって必要なことです。「ボディ、装備のパワーアップ(改造)」ではありません。

何かを伝えるというのはとても難しいことですが、このサイトを通してひとつのヒントを見つけ出していただければ幸いです。


「バスケのトレーニングコーチ」 梅原淳

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