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ぜんまいバネ

    ぜんまいの材料は、主に高炭素鋼SK4, 5とステンレス鋼SUS-301EH材です。
    SK材は低コストと、高い硬度が得られることから広範囲に使われていましたが、現在の
    ステンレス材はHV580という高硬度を持ち、錆びにくい、使い勝手が良い、加工が容易、
    より長い寿命が期待できるという特性の他、焼入れ、焼き戻しの工程も不要でコスト的
    にもSK材と殆ど変らなくなっておりますので、弊社はステンレス材をお勧めしています。
    ゼンマイの最小の厚みは0.08mm、最小幅は1.6mmまで可能です。
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普通型ぜんまい 
    特徴、機能: 一般的に使用されているぜんまい。 出荷形態は、定尺にカットしたままの
    状態、或いは内外端の焼鈍、曲げ加工、ぜんまい巻きをしてリング内に収納した状態での
    二種類に分けられます。巻き込み、巻き戻し時のトルク差が生じるという性質がありますが、
    ぜんまいの収納場所に余裕があり、コスト第一の場合には、この種ぜんまいがお勧めです。
    主用途: 各種紐リール、ピンオンリール、玩具 タイマー等

 



非接触型ぜんまい
    特徴、機能: ぜんまいの隣合った帯状コイルが、接触していないバネで、内端から外端
    まで等間隔に巻かれているものを、非接触型ぜんまい若しくは、等ピッチぜんまいと呼んで
    います。特徴は、巻き締め、戻し回数が少ない、バネ定数が比例変化する。
    角度とトルクが正確に比例し、摩擦の影響が少ないという点です。
    主用途: 各種計測機器、衝撃緩衝装置等
 


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