トップ/全日本カー徹底解剖 全日本カー徹底解剖 --------------------------- 全日本カー外観 ![]() ボディは空力に優れ安定感のある ライジングストームをセレクト 更に安定性を向上するため ウイング後部が大きく残されてる シャーシ全景 ![]() 上からボディを外した状態 ホイルは純正のディッシュタイプ その他も基本的に純正部品を使い オープンレースを前提としながらも タミヤGP参加も可能なのは TT01も含め時計番マシンの特徴 RCメカ ![]() メカ配置や配線の見えるカット 使用されてるのは KR−302FS受信機 キーエンスラピーダESC オリオンレボリューションHARA 配線ケーブルはキーエンス14G ツーリングでは同12Gを使用してるが パワー面で余裕のあるバギーでは ピークパワーではなく取り回しを優先 リンケージ分 ![]() サーボセイバーはハイトルクタイプ 5mm首無しピロを使用 穴位置は斜めの位置に設定して 蛇角とリンケージを最適化してる ワイパー部 ![]() ワイパーはまさかのノーマル樹脂だが 固定ビスには 4×5.6mmフランジパイプを4つ 3×15mmタッピングビスを2本 3×18mmタッピングビスを2本 等を使用してガタ取りを徹底し リニアなステアフィールを獲得 リヤアップライト ![]() ターンバックルは純正セットではなく トップフォース用を流用し ローフリクションアジャスターと組むが 装備時期がセット発売前だったのが理由 アップライトは2ウェイタイプを使用 トーインは2度としグリップを向上 固定のサスピンはノーマルのネジ式 アームとサスピンのガタを防止する 緩み対策にはゴム系接着剤を 磨耗に対してはシリコングリス等 細かな気配りがハイパワーを支えた フロントダンパー ![]() DF用アルミダンパーを使用 アーム側取り付け位置を内側として 十分なストロークを確保している リヤダンパー ![]() TXT−1用SLFダンパーを使用 アーム側取り付け位置は外側だが まだまだ余裕のあるストロークは 異次元の安定性を実現する 更に支持部が弱いダンパーステーは ギヤカバーと接着し強化してある 一次減速部周辺 ![]() ピニオンはトビー製16T ガタのあるメタルモーターマウントは リブにアルミテープを巻いてある 少し見難いが樹脂シャフトを含め プロペラシャフト周りはノーマルだが 十分な精度と耐久性で走りを支えた リヤボールデフ ![]() 本戦ではデータ不足もあり SFG用の樹脂製ドッグボーンは見送り 純正ユニバーサルシャフトと共に 専用のボールデフカップを使用したため 駆動保護はボールデフのみに依存 適正な差動とスリッパー効果を得るため TBエボ用高精度プレッシャープレート 高耐久なタングステンデフボール 内部ラバーシールフルベア化(4つ)等 デフ構成部品を高性能な物に交換し 一切の妥協を許さない構成になっている フロントワンウェイ ![]() フロントはTT01用ワンウェイに TB01強化フロントワンウェイ用の カップジョイントを組み合わせて装備 (TB01強化ワンウェイと同等品) 中〜高速コーナーの旋回速度を向上し ヘアピンではクイックターンも可能で タイムの向上に貢献したユニット ボールデフ等に比べ負荷が大きく 駆動系やワンウェイ本体を保護するため 装備には樹脂プロペラシャフトが必須 更に旋回性能を向上するため 純正ユニバーサルを装備している フロントバンパー基部 ![]() 谷田部で他のタミヤバギー使いの方から 「大きいバンパーはタミヤの心意気」 と言われた事に感動したため 全日本仕様車でもバンパーは切らず使用 と言っても邪魔な物は邪魔なので シャーシ前方の2本のネジ部を削り 前方を大きく持ち上げて対処した リヤバンパー基部 ![]() リヤも同様にサスピン高さまで削り リヤ周りと路面の干渉を減らしている 以上で全日本カーの解説は終わりです 全体を見て頂くと分かると思いますが 基本的には弱点をカバーして 本来のポテンシャルを引き出す内容です 弱い駆動系を保護してパワーに耐え 少ないサスストロークを増やして スムーズに良く動く足回りにしてあげる それだけで良く走るマシンなので 隣のDFも末永く可愛がって下さいね トップ/全日本カー徹底解剖
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