●フィールドワーク 千葉の大地を駆ける-2 2012.02.18〜19
今回のトリガー JAEA-Research 2007-083資料より
第2弾 調査メンバー 齋藤さん、じろさん、自分の3名2月18日(土)
養老川流域(大多喜町)の源泉調査
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養老川の雰囲気 わりと水量が豊富な印象
この川を派手に攻める予定はないのでちょっと安心1. 目覚めのジャブ
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14.5℃ pH9.06 EC0.81
養老渓谷駅の足湯の源泉位置を改めて調査すると・・・まずはこの茶水にコンタクト2. ノックアウト
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13.7℃ pH8.84 EC1.44
これはイクしかないでしょ!! まったく千葉って所は、、、探した努力が報われる大地なんだから・・・嬉涙
当時、足湯を見て源泉を確認しなかった自分には喝だ3.養老渓谷温泉郷 旅館喜代元の源泉 市原市
15.1℃ pH8.45 EC3.53
褐色T弱塩味M コンコンと湧く良い源泉ですね。おもてなしの心を有難く利用する。4.
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13.0℃ pH8.62 EC3.34
細かく観察すると、気が付かなかったおこぼれが、、、、ペットボトルを差し出し充填して頂いた。
ここからが本題、資料のデータを元にフィードワーク
5. No.1
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16.1℃ pH9.33 EC0.71
小学生に戻れたら・・・アポトキシン4869を俺にくれ〜 ・・・・いゃ、本当に戻れたら速攻女湯に行くわな(爆)6. No.2
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14.9℃ pH8.93 EC0.75
耳をすまし、オーバーフロー音でみーつけ7. No.3
11.2℃ pH9.01 EC1.16
8. No.6
14.0℃ pH8.53 EC0.67
9. No.5
14.8℃ pH8.78 EC0.99
No.4は次回再訪時にチャレンジ10. No.7 位置的には梅 自噴井-1 ?
14.7℃ pH8.89 EC1.23
わぁ、ポリバス。 突っ込みたいところだが、、、何気にハイカーが多い11. No.8
14.6℃ pH8.78 EC1.26
資料にある一つの自噴井を探すと、出るわ出るわ気が付けば茶水確変に入っていた。
支流浦白川流域の自噴井調査
12. 番外 ノーカウント
13.3℃ pH8.13 EC0.15
13. 番外 ノーカウント
12.2℃ pH7.79 EC0.24
14. 浦 自噴井-9 ノーカウント EC不足
13.0℃ pH7.78 EC0.18
15. 浦 自噴井-8 EC不足
13.6℃ pH8.32 EC0.19
16. 浦 自噴井-7 ノーカウント 決定打不足
13.2℃ pH8.03 EC0.37
17. 浦 自噴井-6 ノーカウント 決定打不足
12.9℃ pH8.22 EC0.39
18. 浦 自噴井-5 OK カウント
12.8℃ pH8.14 EC0.42
19. 浦 自噴井-4 OK カウント ECで適
12.6℃ pH8.15 EC0.61
20. 浦 自噴井-3 OK カウント
11.8℃ pH8.53 EC0.42
微褐色T
21. 天満橋脇 No.1 ノーカウント EC不足
13.3℃ pH8.28 EC0.32
22. 天満橋脇 No.2 ノーカウント EC不足
12.1℃ pH8.35 EC0.32
23. 天満橋脇 No.3 ノーカウント 決定打不足
11.2℃ pH8.39 EC0.44
24. 天満橋脇 No.4 ノーカウント EC不足
12.6℃ pH8.34 EC0.25
25. 天満橋脇 No.5 ノーカウント EC不足
12.4℃ pH8.29 EC0.25
26. 浦 自噴井-1 ノーカウント 決定打不足
11.7℃ pH8.89 EC0.43
飲泉の目的ではなく美味しい水の概念で、コップがある時点でアウトだな。27. 浦 自噴井-2 ノーカウント EC不足
12.6℃ pH8.46 EC0.26
26.に同じく
※自分の感覚で源泉を精査
原点は"茶水"ですから気持ちを鬼にし、たとえECが0.25以上でもオーラの弱いものはノーカウントにした。
落選した源泉よ、すまない・・・(地域によりECに係数を掛け補正する必要があるかも)
数が増やせなかった事は何の問題もない、 全て空振りでもいい。自分にとって大切なのは
この眼で源泉を見て、状況確認し納得できれば、それで満足なのだ。
ワクワクドキドキしながら大地を駆けるパイオニア?! ドンキホーテ!? 誠に愉快愉快。
28. 鶴舞温泉げんき館 デイサービスセンター 800円 市原市
38.2℃ pH8.65 EC1.12
黒褐色T(15〜20cm) ヌルツル感あり いゃ〜仕事後の湯は気持ちいい、しっかり温まりました。
ごっさんです m(__)m君津市 県民の森近くの駐車場で車中泊
2月19日(日)
小糸川(君津市豊英)の鉱泉湧出ポイントの調査 前回1/15の続き
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美しい氷のシャンデリアがお出迎え 前日に降った雪がまだ少し残っているなか第二ラウンド開始29. 小糸川No.7
10.0℃ pH9.46 EC1.06
自然湧出30. 小糸川No.8
7.3℃ pH8.82 EC0.68
まさか、こんな所で人工物。ここから先も怪しさ120%
硫黄冷鉱泉の出るところに穴を開け、収集している施設か?31. 小糸川No.9
4.5℃ pH8.51 EC0.76
管理されたコンクリート道伝いに歩くと、ありました。収集施設 ひょっとしたらNo.8の先にあったから同一源泉か
送湯距離はかなりあるし、とりあえず別カウント扱いにする。32. 小糸川No.10
5.0℃ pH8.70 EC0.99
昔は何かに利用していたのか?? ミニコンクリート枡の源泉33. ロマンの森鉄泉
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16.2℃ pH6.97 EC0.32
赤茶色の析出物の先には、、、よし!! これはしっかりとした鉄泉だ。 いただき
志組川(富津市豊岡)の鉱泉湧出ポイントの調査
34. 志組 SUS流し台蛇口鉱泉
15.6℃ pH7.67 EC0.67
鉄泉系35. 志組川No.2
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11.3℃ pH9.55 EC1.33
熊、熊、熊かと思ったらじろさんでした。 淡々と汲んでいます。36. 志組川No.3
6.1℃ pH9.30 EC0.57
37. 志組川No.4
8.9℃ pH9.16 EC2.17
黙々と汲んでいる。38. 志組川No.5
11.8℃ pH8.58 EC12.09
古い資料に記載されている豊岡鉱泉は多分これだと思う。 塩味+硫黄冷鉱泉 いい源泉だ。
滲み程度の湧出 ノーサンプル
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志組川の雰囲気 川廻し
結局、駐車位置近くまで川を下ってしまった。
川、沢の調査は勘と運だ、登るか下るかで源泉ゲットに繋がるか、ロストするかの博打。
場所が判っていてつまみ食い調査が出来れば楽なのだが、情報が少なすぎてそうは行かないのが現状である。
しかし、判ってる所に行くのは何時でもできるし面白くもいない、ワクワクする迫力に欠ける。自分には似合わない
簡単なのは沢を上から下まで総なめにすれば、後悔もなく在ろうが無かろうが調査内容的には納得は出来る。
けど毎回毎回一沢一殺のアタックは、もう若くはないし大変だ。
心理的には埋蔵金掘りと同じ。この先にまだ何かあるかも、"かも"が常に支配し、当ればデカイ事を知っているので止められなくなる。
どこまで突っ込むか見極めを付けるのが非常に難しい調査行ではあるが
結局は好奇心、探究心が勝ち
全ては見果てぬ出会いに思いを馳せ、源泉快楽を求め、私は突き進む!!以上
これで終了、次回に続く。参考文献 JAEA-Research 2007-083 / 旅の手帖 2011年3月号 春咲き*ローカル線へ
では、浴びて下さい。