●群馬県利根郡片品村の温泉調査 2011.09.10～11
桑田の仙台ライブをぶっ飛ばし
じろさんと須藤くん(悪友)と自分の3人でちょこと片品村周辺の温泉調査をやってきた。
結構適当なノリできてしまって、、、何故かみんな楽勝モード的な空気だし、、、
しかし、大清水橋を目の前にすると刀の柄に手が掛かり気分は一気に高揚して行くのであった!!
9月10日(土) First Stage 根羽沢-湯沢－カラノマタ沢編
大清水大橋
沢を歩く
湯を目前に気合いのじろさん
1. カラノマタ沢温泉 No.1 自然湧出
35.3℃ pH7.72
EC0.49
祠から湯が出ている感じです。MT アル単系に硫黄臭 湯量10～20L/min 湯船を作り尻浴 (^_^;)
2. カラノマタ沢温泉 No.2 自然湧出
25.4℃ pH7.73
EC0.41
No.1より上流20m程に湧出 ちょろちょろ 浴びた。 熊もお気に入りのようだ
調子に乗ってすべって遊ぶ
元気なのはこのくらいまでかな・・・
3. 根羽沢鉱山坑道口温泉
11.0℃ pH7.82
EC0.02
木が邪魔だが雰囲気のいい液体が流れている。 奥に入る勇気はまったく御座いませんでした。
MT僅かにエグ味M、微妙。決定打不足ではあるがめでたく一湯にした。目標物は決して小さくないのに見つけるまでかなり時間を費やした。
まさかまさかの本日、根羽沢温泉ロスト
9月11日(日) First Stage 続き
根羽沢を下流から登り、取りこぼしを絶対に許さない徹底サーチ作戦に変更、楽勝モードから激湯モードへ ホ・ン・キにS/W
ON
4. 根羽沢温泉 掘削自噴??
沢に入って約2時間、やっと大本命の根羽沢温泉にコンタクト
32.7℃ pH7.46
EC1.12
さてと・・・積もりも積もたり何十年分のヘドロをまずはかき出すか!?
後ろの人サボってます^_^;
スコップ持ってないから手と桶を使って掘る掘る
学生時代には有り得ない、ちょー真面目に淡々と作業をこなす須藤くん
昔、使用していた露天風呂の跡を一部掘り下げて(発掘して) 力量相応の湯船をこしらえ中・・・
きたきたきたキタァー 入浴タイム
MT鉄味金気臭 泡付きありツル感あり 湯量20～25L/min
最初に見つかると思っていた湯が、とてつもない謎を掛け最後にご対面となった。起承転結 まさにドラマだねぇ、至福の時じゃ。
達成感、満足感申し分なし、自分にとっては金鉱脈以上のお宝湯となりました。
落ち着いて、その当時の人々の生活を想像し溶け込めば納得の位置に露天風呂はあるもんです。
上手くやれば、観光地化とまではいかないがそこそこ流行りそうな予感がするのだが・・・
Second Stage 丸沼編
砂防ダムをかわし源泉目指して一歩一歩前進、今朝の沢歩きで力を使い果たし体力的にはもう限界ギリギリの戦い
目標200mくらいから、あと○○mと読み上げ励ます。GPSの精密誘導はそれくらい正確なんですょ
一度味を占めたら手放せない、こっちでもぬるま湯にどっぷり浸かってます(汗汗)
5. 丸沼源泉 (利根郡片品村)
自然湧出を囲み管理されている
47.1℃ pH7.52
EC1.18
MT硫黄臭プンプン 浴びていもヌルツル感しっかり
源泉施設から伸びるパイプからのおこぼれを頂く これはタダだよねぇ?!
6. 平川温泉市の湯 (沼田市利根町) 尾瀬市場足湯 無料
42.1℃ pH8.70
EC0.16
MTM鉱物臭 僅かにツル感 PET
10年の恋だよ やっとこの湯に触れることが出来た! 須藤くんお疲れさま～
7. 白沢高原温泉 初穂の湯 (沼田市白沢町)
初穂CC 1000円
43.1℃ pH9.34
EC0.23
MTMM
ヌルツル感あり 総計的(0.2g/kg)にも派手さは無いがいい湯だ。
終わり良ければすべて良し (^_^)v
思えば10年前、当時使用していたアルパインのカーナビに根羽沢鉱泉の温泉マークがプロットされていた時から始まってした。
大清水の売店で聞き込みをするが、"今は無い""漏れもない"の言葉ですっかり諦めて、忘れていた。
最近ふっと下記参考資料から妖艶な像がちらちら、
この眼で確かめなければと、とてつもないムーブメントが働き今回の調査に至った。
やはり、現地調査は絶対に必要、なりよりこの眼で確かめなければいけない大切さを痛感した。
"足を動かせ、この眼で確かめろ"をしっかり胸に刻んでおく。
参考資料 ガイドの眼・・・尾瀬・武尊山・日光白根山
(webページ)
低い山を歩く会 尾瀬の大薙沢へ行きました その④～カラノマタ沢～
(ブログ)
貴重な情報に感謝致します。