第2章　映画作品 解説 　モンティ・パイソンは、劇場用映画を五本制作した。順に記すと、 　 　『モンティ・パイソン・アンド・ナウ』(1971) 　　'Monty Python's And Now For Something Completely Different' 　『モンティ・パイソン・アンド・ホーリーグレイル』(1975) 　　'Monty Python And The Holy Grail' 　『モンティ・パイソン・ライフ・オブ・ブライアン』(1979) 　　'Monty Python's Life Of Brian' 　『モンティ・パイソン LIVE AT THE ハリウッドボウル』(1982) 　　'Monty Python Live At The Hollywood Bowl' 　『モンティ・パイソン人生狂騒曲』(1983) 　　'Monty Python's Meanig Of Life' 　このうち日本では初めの三本が劇場公開、ビデオは５本とも発売されている。 　 本論ではこれら映画作品において、彼らが何を題材として描いていったのかに焦点をあてて論じていく。ギャグそのものについては第一章ですでに述べ、その時点で完成されているので本論では必要以外では語らないこととする。なお、映画作品は全部で五本だが、『アンド・ナウ』と『ハリウッドボウル』については、前者はテレビ作品からいくつかのスケッチを取り出して構成し直したものであり、後者はやはりテレビで使用したスケッチを中心としたライブフィルムであるので本論では対象から除外した。 モンティ・パイソン・アンド・ナウ　大半の資料で邦題『アンド・ナウ』となっているが、当時の劇場用パンフレットのみ『アンド・ナウ・フォー・サムシング・コンプリットリィ・ディファレント』となっている。監督：イアン・マクノウトン。↑戻る 　　　 ←back | next→ モンティ・パイソンの理想郷TOP 序論 | TV解説 | ギャグ | 構成 | 破壊と再構成 | テレビからの脱却 映画作品解説 | ホーリー・グレイル | ライフ・オブ・ブライアン | 人生狂騒曲 結論 | 参考文献・資料 TOP | 五月のドラゴン | ブログ | プロフィール