回想 1

 

空手をはじめたのは終戦後の昭和27年頃であった。その時代は娯楽物は少なく、遊ぶには広場を利用し三角ベースの草野球に熱中し日暮まで遊んだ思い出がある。当時の学友が空手の練習に誘ってくれてから、空手に病み付きになってしまった。練習場所は川筋の港の広場である。

昭和32年部員も数名となり、近所の消防車庫二階を相談し、三間×四間の道場として利用、毎日の練習を開始した。年末年始にも夜遅くまで練習に励んだ。九州大会、全国大会への参加、また、北九州・福岡合同の練習に参加したことの思い出も楽しいものがあった。

 

 


 

 

 

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