は じ め に
易占術についてのご説明
◆ 易占術とは何ですか?
易占術は基本的に“個々の出来事や事件を占う卜占術”に属します。
が、時と場合によっては、人の一生を占断する四柱推命や紫微斗数推命術、あるいは西洋占星術のような命術をも凌駕することがあります。
さらに、気学や九星術、奇門遁甲のような方位術に匹敵する占断も出来る事があるのです。
そうした意味では、中国占術に関しては”もっとも古い占術”であり、“他の占術の根本となる術である”ともいえます。
◆ 易占術で判断する為に必要なものはなんですか?
命術といって、人の一生を判断する術には、占ってもらう方の性別・生年月日と生まれた正確な時間・生まれた場所が絶対に必要になります。
易占術では必要ありません。
あるいは、タロットカードやトランプ占いでは、カード゙やトランプという道具が必要ですが、易占術の種類によっては、占う道具が不必要となる事もあります。
気学や九星術、奇門遁甲のように、方位を見るのであればどの方角かを知る必要があります。 ですが、易占術ではそういうものも必要ありません。
さらに命術として判断するのであれば生年月日が必要になりますが、繰り返しになりますが、易占術では必要ありません。
人相や手相は形から占うのですから、手の平や顔、あるいは「実際の人というモノ」を本人が見てもらわなければいけません。 もっとも最近では写真などで判断してもらうということも出来ますが、相を見られない人との相性は、基本的には占えません。
易占術で判断に必要なものは、「よし、たった今占おう」という気持ちだけなのです。簡単ですね。 「易」という文字は「易しい」とも書きます。そういう意味からして、易は表面上は「易しい占術」になっているのです。
◆ 易は何処まで当たりますか?
「どこまで当たる?」という質問は、「時間的にどのくらいの長さまで、占断できるのか」という質問と、「どの程度まで深く、細かく判断出来るのか」という質問とに分けることが出来ると思います。
第一に「長いスパンで易が当たる」のには、上手な質問の仕方が絶対に必要になります。これを ”問筮法”と言いますが、この 「問筮法」 が全てを決めます。ですから「上手い質問」があれは「確実な答えが出る」といえます。
第二の質問ですが、易の範囲は制限が少ないと考えて下さい。ですから、易者の経験や知識が 「深ければ深い」ほど「相当深く」「相当長い時間」を通じて当てる事ができるのです。
◆ 凶と出た場合、対処法などはありますか?
周易ではこのようにせよと 「具体的な方法」 は、私は習いませんでした。ですが梅花心易では補気法といって、対処法がはっきり、しっかりと存在します。術に依って対処法は違うものを持っている、といえるのです。
以上簡単に「易占術」についてお話致しました。小さなサイトですが、内容はそれなりにあると思います。
では、さっそくご案内いたしましょう。
よろしくお願い致します。
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