1.トピックス


ここでは、私の日常的な施術体験等で珍しい事象や、新発見出来た事、或いは新施術法が開発出来た事などについて、その人のプライバシーを損なわない範囲で述べて行きたいと思います。

その他、新聞やその他の書籍による健康に関する興味深い事柄についても述べて行きたいと思います。


1)生体ガス(2011、2、1 更新)
「2011、2、1」の北海道新聞の朝刊に「生体ガス」についての記事が掲載されておりました。これは、国立循環器病研究所センター(大阪府吹田市)のチームが約千人を対象に10年間、ガスと身体の状態との関係を見る調査に乗り出したと言う内容のものです。将来的には健診に応用されると言うものらしいです。

1)-1.「生体ガス」とは?
息や皮膚から発散するガスで、「生体ガス」については近年注目され研究が進行中とのことです。食道ガンや咽頭ガン、糖尿病は特有のガスと関係すると言われております。

1)-2.「一酸化炭素」
ここで私が注目するのは、「一酸化炭素」が気管支ゼンソク慢性気道炎症が発生原因になっていると言う事です。気管支ゼンソクと慢性気道炎症の区別については私では判断出来ませんが、炎症と一酸化炭素には関係がありそうです。

1)-3.「アレルギー性疾患」と「一酸化炭素」
既に「アレルギー性疾患」の項目で述べておりますが、この疾患は「呼吸の異常(違和)」により二酸化炭素が多く異常値を示し、同時に酸素も少なくなり異常値を示す。これによって身体の各部位に炎症が常住不断に出来続ける事によって発症される愁訴です。

細胞は栄養素を取り込み同時に酸素も取り込んで一種の燃焼を起こして、エネルギーを作る活動をしています。この時に二酸化炭素を排出します。しかし、「呼吸の異常(違和)」によって酸素不足が充分に想定の出来る事で不完全燃焼によって、一酸化炭素が発生する事も充分想定の出来る現象です。

しかし、この現象はあくまでも想定であって、私では確認の出来ない事です。従いまして、仮説的な事柄になってしまいますが、前述の気管支ゼンソク等の場合に一酸化炭素が発生すると言う発見がある以上、全く否定の出来ない事象だと思われます。

もしかしたら、アトピーの場合の皮膚の損傷度の軽重がこの一酸化炭素の量によって左右されている事も想定の出来る事ではないかと思っております。



2)認知症(アルツファイマー)について(2011.2.6更新)
1)-1.「脳トレ」はボケ防止には効果が無い
2011.2.3 発売の週間文春に認知症について記述されたものがありました。この記事の中で興味深いのは「脳トレ」や「モーツアルト」を聴けば知能指数認知能力があがる等は全て完全な「錯覚」である事を証明している。
これは、「脳トレ」の結果を計測する臨床実験の結果として明らかになっている事だそうです。

今までに「脳トレ」のソフト等が発売されているが、これが全く効果が無いと言う事を証明したものです。


2)-2.認知症の原因(脳細胞が破壊される)
認知症は脳の細胞が破壊される事が原因と言われ、既に画像診断でも明らかになっている事です。では何故、脳細胞が破壊されるのか、その原因が分れば認知症は防止出来る事になります。私は不幸にして認知症になってしまった人を二人ぐらいしか知りませんが、このお二人とも眠れないと訴えていた事を記憶致しております。従いまして、不眠症だとか睡眠障害と言われる異常な睡眠もその原因の一つかなと考えております。

2)-2-1.呼吸の違和
それ以外に、「アレルギー性疾患」の原因が「呼吸の異常(違和)」であると言う事が、私の中では特定出来ておりますから、もしかしたら、これも脳細胞が破壊される原因の一つになっている事が考えられます。

私が認知症の人に対して施術を行なう事はその機会がなかなか無くて、この症状のある方々の呼吸をチェック出来る事は殆ど無いものと思われますが、今後、長い時間を掛けてチェックをして行きたいと思います。

前述の「ウオーキング」は有酸素運動で、体内に正常な量の酸素を取り込む為に、その効果があるのではないかと推測致しております。

また、認知症の人がよく「徘徊」 すると言われますが、コレは、その人が「酸素」を求めて行う一種の有酸素運動を必然的に行っている行為なのかも知れません。

2-2-2.脳の血流
病院の検査では脳の血流を検査しているようですが、では、何故血流が悪くなるのか、本当に血流
が悪くなる事がこの病気の根本的な原因だとすれば、血流をよくすればこの病気は解消される事になります。

脳の血流を改善する事が私の「手技療法」で出来るのか、今後の研究課題として取り組んで行こうと思います。



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