【ご案内】

住所  札幌市手稲区前田6条16丁目2-3      TEL-011-691-0403
交通アクセス
・JR手稲駅北口から徒歩 約25分
・JR手稲駅北口から JRバス 40番48番に乗車
バス停 『前田6条16丁目』で下車(所要時間10分程度)
チョット戻ってすぐ(バス路線に面している)、歩行者用の信号機の直近。
「さかい均整院」の緑色の「縦看板」があります。
営業時間 9:00〜19:00  休日は不定期です
日曜、祭日は事前のご予約で営業可
料金 ・初回料 1,000円  施術料 3,500円
・回数券 5回券16,000円 10回券30,000円   
その他 スカートの方は着替えをご用意しております


                                       




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    「脊髄神経」が異常を起こす悪用因



1.「生命活動」

「生命活動」と聞くと仰々しく聞こえますが、我々が日常生活において、ごく普通に行っている「人体の活動」の事です。例えば、夜寝るや空腹になったら食べる暑くなったら或いは寒くなったらそれに対応するような事を行う。人体をこれで快適で、「最良の状態」にする事が「生命活動」です。

人体を常に「最適な状態」にする事を「脊髄神経」が行っております。この活動は貴方が「意識的」に行う場合と「無意識的」に行っている場合があります。


1−1.人体の基本的な動作

人体の「基本的な動作」には「前後屈」と「左右の側屈」、「左右の捻じり」があります。これを複雑に組み合わせて動作して活動しております。例えば「左右の側屈」では、右側に先に側屈してはダメな人がおります。これは右を行ってはダメと言う事では無くて、左を先にやってから右を後に行う事が正しい動作です。この動作は貴方は無意識的に分かっていて、そのように「無意識的」にごく自然に行っております。

もし、やってしまったとしても、後で修正していると言われております。つまり自分にとって悪い動作や活動は行っていないと言う事です。これは他の動作も同様です。

他の場合では、歩き始める時に右脚を先に出すか、左なのかと言うのもその人によって違いがあります。この左右については、貴方は分かっていて自分にとって正しい方から、無意識に出しているそうです。当然のように悪い方を先に出すと悪影響を及ぼします

椅子やソファーに座った時に脚を組む場合があります。この時に右を上にするか左なのか、と言う場合でも決まっております、たまには反対にとは行う必要がありません。

上記の種々の「動作」は自分にとって悪い側には、ごく自然に絶対に行っていないと言われております。つまり、これを意識的に反対に行う事で、「脊椎骨」(背骨)に歪みを起こしてしまいます。


1−2.「脊椎骨」(背骨)は連動している

「脊髄神経」イコール「背骨」と考えてください。「脊髄神経」の数は「背骨」と同じ数だけあります。神経は各背骨と背骨の間(椎間孔)から出ています。従いまして、よく言われる「背骨」の歪みによって、主に圧迫を受けて「脊髄神経」も異常を起こすのだと考えてください。

1−2−1.ムカデ競争

「脊椎骨」(背骨)の数は頸椎(首)の一番上から、尾てい骨まで30個以上もあります。これ等がある「法則性」を持って互いに連動しています。これを10人で組んでいる「ムカデ競争」に例えると、3番の人が転んでも、他の人が転ぶ事があります。9番の人が転んでも同様の事があります。誰かが身体に問題があって走れなくても、悪影響を与えます。

例えば、頸椎の3番が歪むと、腰椎の4番が歪む事があります。反対に頸椎の3番が正常になると、腰椎の4番が正常になる事もあります。連動とはこのように相互に影響しあっている事を指します。


2.「悪用因」の種別

「脊髄神経」が異常を起こす「悪用因」には種々のものがありますが、ここでは代表的なものについて解説して行きます。

皆さんがよく聞き及ぶものでは、身体が歪むと言う事があります。これは「脊椎骨」(背骨)が歪む事です。一般的には、これによって神経が圧迫される事によって、異常を起こすと言うものですが、「悪用因」はそればかりではないようです。これについては私にも今の所、よくわからないと言うしかない状況です。


2−1.「うつぶせ寝」の弊害

この寝る姿勢は、「悪用因」の内でも、論外とでも言うべきものです。貴方が何故「うつぶせ寝」をするようになったのかは分かりませんが、これは絶対に避けるべきものです。これは「習慣性」があって、「無意識」にやってしまう事から「直す」事が非常に困難なものです。事実、私の所に来られている人の中に、これが治せなくてご苦労されてる人が数人おられます。当然のように頸椎(首)を損傷してしまいます。これによってさまざまな「不定愁訴」に悩む方々は多くおります。

頸椎は「脊椎骨」(背骨)の内でも一番、脆弱なものです。このために損傷しやすいのは当然の事です。例えば、貴方の「腰痛」の原因が「頸椎」を損傷している事によるかもしれません。また、全く反対に「肩こり」の原因が腰椎を損傷している事も考えられます。

上記の「ムカデ競争」の如く、「脊椎骨」(背骨)は「頸椎」の一番上から「尾てい骨」迄が連動して活動しております。つまり、頸椎を動かすために尾てい骨が動いているかもしれません。また、腰を動かすために首(頸椎)が動いているかもしれません。事実、立位の姿勢から脚(足)を一歩前に踏み出す動作の時に、全ての「脊椎骨」(背骨)が動いているのが確認出来ます。

「悪用因」の内でも「頸椎」(首)の損傷は比較的大きく影響する事が考えられます。その意味で特別に、この項目を設けました。


A)貴方とテレビの位置関係

家で貴方が座る場所が決まっているのが普通です。その時に、貴方とテレビの位置関係は決まります。この時にテレビが右真横にあるとすれば、貴方は首や身体を常に右に捻じった姿勢になります。左右の捻じりは、その人によって違いがありますが、左右どちらかの捻じりが、貴方にとってNGな場合があります。

これを日常的に行う事で、明らかに「脊椎骨」(背骨)は歪みを起こします。通常、人体はその日起きた歪みを睡眠時に自動的に直していると言われております。しかし、これにも限界があり、日常的にこれが相乗され、歪みがある限界に達した時に、異常となって表れます。

この左右の捻じりがどちらか、と言うのは貴方では判断が出来ません。お望みであれば私が判断して差し上げます。

これを防止するためには、左右どちらかを知る事よりも、常に体をテレビに正対させると考えた方が賢明です。


B)スポーツ

殆どのスポーツが片側に偏った動作を行うのが普通です。これがその人にとって経年とともに悪影響を及ぼす場合があります。どのスポーツがダメと明言する事は、それなりに支障があるものと思われますが、特にジャンプして着地すると言うものはあまりよくはありません。これは、腰椎や頸椎(首)、骨盤の歪みを招く傾向にあります。

例えば、スキーのジャンプやバレーボール、バスケットボール等がそれに該当されます。

その他では、野球やゴルフも常に同じ方向へ身体を捻じります、この方向の動作が貴方にとって悪いと言う方向であれば、経年とともに必ず「悪用因」となっている例は多く確認のされている事です。


C)仕事

その種別によって、その動作や姿勢が貴方の場合に良くない場合は、「脊椎骨」(背骨)の歪みを起こす事は、充分に想定の出来る事です。これは力仕事がNGと言う事ではありません。その動作や姿勢をやらざるを得ない、と言う所に問題があると言う事です。


D) 各種のストレッチや体操

皆さん健康のためにと思いやられている事が実は身体には悪いと言う事は、ごく普通に何例も確認されている事です。私の助言によりそれを止めてから、私の所に行く必要が無くなったと言われている例があります。ある例では、私の施術によってせっかく、「生理痛」が良くなった人が、あるストレッチを行う事で、何度も再発すると言う例がありました。これ等も同様に、その動作が貴方の場合に限りダメ、と言う事は当然のようにあります。

例えば10人の人がいて、皆さん同様に「右側屈」を行うとすれば、上記の如くこの動作が貴方にとって悪い事があります。これについては、ごく普通にある事です。指導者がこれを分からずに行っている事自体が悪いと言う事です。これによって解消されるか否かは疑問がありますが、これを一時的に止める事で、今現在貴方が「不定愁訴」として感じている症状が軽減又は解消されるかもしれません。

貴方が明らかにこれを始めてからその「愁訴」が発現したとすれば、これを止めた事によって解消されるかもしれません。もし、解消されないとすれば、これを始めてからの歪みが、極限に達している可能性が考えられます。


E) ケガによるもの

例えば「ムチ打ち」等によるもの、或いは格闘技仕事におけるケガでも、当然、「脊椎骨」(背骨)の歪みは起こり得るものです。


3.悪影響

上記の「1−1.人体の基本的な動作」において、その動作が貴方にとって悪いとすれば、必ず経年とともに「悪影響」となってしまいます。これが「明らかな原因」となって、TOPページの【適応症】を発症している事が殆どである事は何例も確認されている事です。


4.自動的に矯正(修正)している

上記のように人体は各種の「悪用因」により、日常的に「脊椎骨」(背骨)「歪み」を起こしてしまいます。人体はこれを自動的に察知して、睡眠時やその他の日常的な動作によって、その日の内に「歪み」を自動的に「矯正」(修正)していると言われております。我々は全く無意識ですが、人体にはこのような優秀で素晴らしい機能が備わっているようです。

しかし、この能力にも個人差がある事や、その歪みの程度によって矯正しきれなくなる事があります。この歪みが集積され、経年とともにその歪みが限界を超えると言う事は充分に想定のされる事です。

この歪みを起こして「脊髄神経」が異常になっている部位によってTOPページの【適応症】を発症してしまう事になります。




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「1960年」


1.はじめに

「1960年」はこのHPの各項目に、何度にも亘って出て来る「キーワード」です。人間は、長い年月で環境に順応して来た生物です。それでは、進化によって、縄文や弥生時代の人達と、現代人とを比較して、何か違う能力が備わったのかと言ったら、それはなさそうです。


2.「退化」???

「進化」よりもむしろ「退化」しているのではないかと思われる現象があります。人間の「脊椎骨」(背骨)が明らかに「脆弱化」していると言う現象が、何例も確認がされております。

その代表的なものが、「側弯症」です。「脊椎骨」(背骨)が、明らかに「異常な歪み」を起こしている状態です。


3.何故「脆弱化」している???

これについては、私の推測の域を出ませんが、概ねですが、「1960年」を境にして「以前生まれ」「以降生まれ」に分かれるようです。

つまり、「以降生まれ」の方々の「脊椎骨」(背骨)が「脆弱化」しているのではないか、と言う事が、私の日常的な「施術時」に多く確認されております。「


これも、推測ですが、「1960年」以降に交通機関が発達した事や、自家用車が普及して来た事で、「歩く」と言う行為が減少した事が、影響しているのではないかと推測しております。

当時は、皆さん何をするのにも「歩く」しかなかったと言う生活をしていたのではないかと思われます。これによって自然に「脊椎骨」(背骨)鍛えていたのではないかと思われます。


「1960年」以降生まれですから、今現在で50代以下の方々が該当されます。


4.昔は無かった(少なかった)

私が扱っている、TOPページの夫々の「不定愁訴」は、昔は無かった、或いは、非常に少なかった。今現在ではこれ等の「不定愁訴」でお悩みの方々は、非常に多くおられます。同級生でこれで悩んでいる人など殆どおりませんでした。


今現在では、大人と子供の境目が無く、これ等の「不定愁訴」が多く、しかも、年々、増加している傾向にある事は、皆さん既に、ご周知の事と思われます。


5.「脊椎骨」(背骨)の損傷(歪み)とは???

年齢に関わらず背骨が歪んでいないと言う人など、殆どおりません。最も私の所に来られる方々は、何か問題があって来られるのですから、なおさらの事です。ただ、その歪みの程度が顕著であるか否かに分かれます。


背骨はご存じのように、積み木を重ねたような状態で、隣り合ったものとの間は関節になっていて、椎間板と言うクッションがあります。これが強固な「じん帯」によって締結されています。「脆弱化」は骨そのものではなくて、この「椎間板」「じん帯」が弱る事です。

隣り合った背骨が「前後」「左右」「捻じれ」「上下」の相関的な「ズレ」(歪み)を起こしてしまいます。


「脊髄神経」はこの背骨と背骨の間から、左右一対になって出ています。これが上記の種々の「ズレ」(歪み)を起こす事により、「脊髄神経」を主に、「圧迫」してしまう事により、その働きが異常になります。

この「ズレ」(歪み)が顕著になって、限界を超えた状態になると、人体に種々の「不定愁訴」が表れる事は、既に、何例も確認がされている事です。


6.「脆弱化」の弊害

6−1.損傷しやすい

「脊椎骨」(背骨)を損傷(歪み)する「悪用因」には、種々の要因があります。日常的な行動や仕事、スポーツ(特に、格闘技)、等で損傷(歪み)を起こしてしまう可能性があります。この時に、「脆弱化」している場合には、損傷しやすいと言う傾向にあるようです。これについては、当然のように年齢には関係がありません。


6−2.子供の頃の損傷

子供の頃・・・の定義が難しいところですが、幼少の頃に階段から落ちたや椅子やテーブルの上から落ちた等のケガによって損傷する場合があります。この場合も「悪影響」を受けやすいようです。


HPのTOPページの夫々の「不定愁訴」は、大人と子供の境目が無く「発症」しております。特に子供の場合は、上記の損傷の直後に「発症」している場合が多いようです。


大人の場合は幼少の頃の損傷が、経年と共に損傷(歪み)が進行してしまい、それが顕著になった時期に「発症」していると思われる事があります。


6−3.条件は同じ

「脊椎骨」(背骨)を損傷(歪み)してしまう「悪用因」は今も昔も同じ条件のはずです。何が違うかと言いますと、「脆弱化」している場合には、損傷しやすい事と、損傷しても復元がし難いと言う違いがあるのではないかと想定いたしております。


そればかりか、その損傷(歪み)の程度が、経年と共に促進されてしまう傾向にもあるのではないかと想定いたしております。




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