目　　　次

まえがき 2

第１章　活発な市民運動・住民運動系ネット 13

　　生活の一部になったネット 14

　　運動情報を共有するメーリングリスト 16

　　メールを駆使した「藤前干潟を守る会」 20

　　在日米軍を監視する安保・基地問題のサイト 23

　　サイバーアクションを試みる反原発サイト 26

　　データベースの充実した環境問題サイト 28

　　強制反対ホットラインを開設する日の丸・君が代問題サイト 30

　　資料が充実した反戦・平和問題のサイト 33

　　情報公開法を市民運動に活かせるか 36

　　個人サイトが力を発揮する戦後補償関係のサイト 39

　　警察を告発する冤罪・人権問題のサイト 41

　　広がる市民運動家の個人サイト 44

　　インターネットをどう活用していくか 47

　

第２章　サミットで動き出した沖縄のネット 49

　　沖縄の総合的な情報サイト 50

　　なご平和電脳組と全国サポーターズ・ネットワーク 52

　　基地反対、沖縄サミットをめぐって 54

　　レッドカード・ムーブメントが翔ける 56

　　赤く、赤く染まった七・二〇嘉手納基地包囲 58

　　サイバーアクション、世界を駆ける 60

　　ＩＴＲと世界への情報発信、国際的な連携 63

　　ネットを翔けるジュゴン・環境保護のうねり 65

　　村おこし的企画と人々の触れ合い・交流 66

　

　

第３章　試行錯誤する政治団体系のネット活用 73

　　新左翼は既成左翼より保守的? 74

　　さまざまな「試行錯誤」 76

　　否定的見解の紹介、議論系掲示板の設置 78

　　速報性の重視 79

　　過去の論文・機関紙誌の収録・公開 80

　　ネットワーク・セキュリティへの取り組み 82

　　アクセシビリティ確保への取り組み 83

　　革マル派による「河上イチロー＝ＣＩＡのスパイ」事件 84

　　ＢＵＮＤによる言論妨害 86

　　グローカル系掲示板での論争 88

　　ネットに対する驚くべき拒絶反応 89

　　今後の課題 91

　

第４章　ネットの匿名性を活かす被差別者・マイノリティ解放運動 93

　　積極面と否定面の混在 94

　　ホームページの積極的活用ぶり 95

　　各種リソースの充実 99

　　匿名性を利用した新たな動き 100

　　横行する差別書き込みと後手に回る対応 102

　　差別書き込みへの新たな取り組み 106

　

第５章　有用な労働運動ネットと低迷する学生運動ネット 109

　　労働運動とネットワーク 110

　　国鉄闘争でのネットワークの活用 111

　　「エルナーいわき」争議でのネットワークの活用 112

　　闘争マニュアルとしてのリソース・相談窓口としてのメール 115

　　寄せ場・野宿者運動 117

　　ネットに関心の低い学生運動 119

　　東大駒場寮廃寮反対運動 120

　　「貧乏くさい」デザインの「全貧連」サイト 122

　　広がる学生運動史サイト 123

　

第６章　サイバー・インターナショナリズムへの飛翔 125

　　ネットによる国際的交流に旅立つために 126

　　言語の壁を超えて世界への旅は始まる 128

　　ハワイ沖原潜事故をめぐるネットワーク 129

　　フィリピンをめぐる最新のネットワーク 131

　　市民運動が国際ネットの先駆けとなった 133

　　九九年シアトルでの反ＷＴＯ闘争へのネットの奔流 135

　　グローバルネット時代の労働運動 137

　　ネチズン、世界市民社会論について 139

　　「電脳空間時代のゲリラ」サパティスタ 141

　　ＭＲＴＡ敗北以来の情報戦の教訓 144

　　忘れられた地球の片隅からのネット活用 146

　　国際的な左翼の協働と種々のネットワーク活用例 148

　　デジタル・デバイド、格差を超え、立ち遅れを自覚して 150

　　情報共有型コミュニティの国際的成長 152

　　自由意思としてのボランティア精神 154

　

第７章　市民運動・社会運動のためのネット活用術 161

　　サイバースペース・リンクと運動のリンク162

　　ＪＣＡ―ＮＥＴによる結合の実践 164

　　資料・リソースを利用―検索サイトの活用 166

　　資料・リソースを整備する 171

　　真に「ネット的」な実践のために 174

　　まずは基本的な利用 176

　　Ｗｅｂサイトの開設・運営 178

　　メーリングリストの活用 182

　　サイバーアクションとは 183

　　告発サイト・落選運動 184

　　抗議メール・パブリックコメント集中 188

バーチャル・シットイン 190

　　新しいメディアの活用―ストリーミング 193

　　新しいメディアの活用―電子出版 195

　　求められるデータベースの構築 199

　

補章　若い世代と「２ちゃんねる」でのコミュニケーション 203

　　石原とトンデモ議員と草の根ファシズム？ 203

　　若竹議員の怒りと新しい文化の衝突 204

　　「レイプ」書き込み！ 205

　　戸田議員の登場 208

　　戸田掲示板への攻撃と理不尽な削除 209

　　ネットの匿名性は是か否か 211

　　戸田さんのネットワーカーへの偏見 212

　　ネット上の草の根ファシズムの実態 213

　　「虹と緑」はどこへ行く 216

　

◆市民・社会運動インターネット・イエローページ２００１

あとがき　

　

　

　　　　　　　社会批評社ホームページ