書籍検索:紹介  
公安警察の犯罪

新左翼「壊滅作戦」の検証









 
小西 誠著 野枝 栄著
出版元: 社会批評社 
4-6 183ページ 並製
1600円+税
ISBN4-916117-38-7 C0036




 

紹介
微罪逮捕・スパイ工作・でっち上げ・無差別ガサ、そして街頭や道路を埋め尽くす監視カメラの群など、公安警察の犯罪を徹底追及。
もくじ
第1章 公安警察のスパイ作戦 
 ●バイトの「学生スパイ」を養成 
 ●「色仕掛け」でスパイを強要 
 ●弱みにつけ込みスパイを強いる 
 ●訓練された公安刑事の潜入 
 ●公安警察のスパイ組織 
 ●内部告発された公安のスパイ工作 
 ●スパイに仕立てられた青年の手記 
第2章「過激派罪」としての微罪逮捕 
 ●天皇警備を目的とした微罪逮捕 
 ●友人名義のアパートに入居したら私文書偽造(ケース1) ●免許証の住所を友人宅にしていたら免状不実記載(ケース  2) 
 ●偽名で旅館に泊まったら旅館業法で逮捕(ケース3) 
 ●職質を拒否して公務執行妨害罪で逮捕(ケース4) 
 ●ナイフを所持して銃刀法違反で逮捕(ケース5) 
 ●駅前でビラ配りをして道交法違反(ケース6) 
 ●引っ越しの手伝いで道交法違反(ケース7) 
 ●「過激派に人権なし」 
第3章 公安警察のデッチ上げ事件 
 ●六〇年安保で始まった新左翼弾圧 
 ●白鳥、辰野、菅生事件 
 ●総監公舎爆破未遂事件 
 ●土田・日石・ピース缶爆弾事件 
 ●七一年沖縄ゼネスト機動隊殺害事件 
 ●目撃証言によるデッチ上げ 
 ●自民党本部放火炎上事件
 ●皇居ロケット弾事件
 ●犬の臭気鑑定が唯一の証拠
 ●逮捕令状を乱発する裁判所
 ●デッチ上げに抗した国家賠償請求訴訟 
第4章 一挙手一投足をつかむ監視カメラの群 
 ●二四時間、監視するカメラ 
 ●監視カメラが溢れる渋谷・新宿 
 ●全国の道路網を監視 
 ●冤罪を生む監視カメラ 
 ●侵される通信の秘密 
 ●盗聴を合法化する組織的犯罪対策法 
 ●監視が日常となった社会 
第5章 表現活動を封じ込める警備公安警察 
 ●「戒厳令」下の天皇警備 
 ●集会・デモへの過剰警備 
 ●アパートローラー作戦 
 ●友達の友達は皆ガサの対象 
 ●女性を全裸にした身体捜索 
 ●「政治ドロ」を行う公安警察官 
 ●集会・デモ参加者への尾行 
 ●一生監視される社会? 
結語 公安警察の解体論 
 ●腐食する警察組織 
 ●肥大化する警備公安警察 
 ●警備公安主導の警察機構 
 ●警備公安を中心とした思想警察 

社会批評社のホームページ