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北朝鮮その世襲的個人崇拝思想

キム・イルソン主体思想の歴史と真実







 
朴 斗鎮著
出版元: 社会批評社 
4-6 198ページ 並製
1600円+税
ISBN4-916117-37-9 C1036


 

紹介
金日成・金正日の主体思想が初めてマルクス主義の立場から全面的に検証される。同時に朝鮮総連の現状も暴露される。
もくじ
第1章〈主体(チュチエ)論〉と〈社会主義革命〉 
 第1節〈チュチェ論〉と〈一国社会主義論〉
   事大主義に反対する〈チュチェ論〉
   〈チュチェ論〉のアキレス腱 
   スターリンの〈一国社会主義論〉とその矛盾 
   〈民族主義〉と〈プロレタリア国際主義〉
 第2節 キム・イルソンのスターリン崇拝と〈国際主     義〉
   キム・イルソンの信じた〈マルクス主義〉
   キム・イルソンのソ連中心的〈国際主義〉
   キム・イルソンのチトー批判とその修正の仕方 
第1章〈チュチェ論〉の〈チュチェ哲学〉への「改造」
 第1節〈チュチェ概念〉の変遷 
   初期の〈チュチェ概念〉
   民族主義の高揚と〈千里馬運動〉
   〈チュチェ確立〉内容の変化 
   〈チュチェ思想〉の統治思想化 
   〈チュチェ哲学〉化と思想大国化 
 第2節〈チュチェ哲学〉の特徴と問題点   
   〈チュチェ哲学〉の基本内容 
   〈チュチェ哲学〉の特徴 
   〈チュチェ哲学〉の問題点 
第3章〈首領独裁論〉に奉仕する〈チュチェ哲学〉 
 第1節 マルクス主義からの決別としての〈首領独裁論〉
   マルクス主義のプロレタリア独裁論 
   キム・イルソンのプロレタリア独裁論 
   神格化によるマルクス・レーニン主義との決別 
 第2節〈首領独裁論〉と〈チュチェ哲学〉
   〈キム・イルソン主義〉の登場 
   〈世界首領論〉と〈チュチェ哲学〉
   〈自主性〉と〈社会政治的生命体論〉
   〈社会政治的生命体論〉の非科学的本質 
第4章〈首領独裁論〉導入による朝鮮総連の衰退 
 第1節 八・一五後在日朝鮮人運動と朝鮮総連の結成   前身の在日本朝鮮人連盟 
   朝鮮総連の内部抗争 
 第2節 朝鮮総連への〈首領独裁論〉の導入 
   キム・イルソン崇拝運動と金炳植事件 
   キム・ジョンイル体制の確立と朝鮮総連の衰退 
 第3節〈主体的海外僑胞運動論〉批判 
   現実対応力に欠ける「本国民族一員論」
   「本国民族一員論」の本質 

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