【愛のシ3小話劇場 2(コミック巻ノ6P134)】     「あ!・・・・・サスケがぶったおれてる。」   目の前には、ナルトとサスケを庇ったサクラが音の下忍と戦っていた。   「で、サクラがたた・・・っって・・・・シカマル〜!!」   チョージの目の前に居たはずのシカマルは既に、気合の入った結界を作り、ナルトの体を調べていた。 作られた結界に半分だけかろうじて入っているサスケが、少し可愛そう。   チョージがため息をつく。   「ねー、シカマルが暗部だって、僕らは知ってるけど、音にバレていいのかなぁ?」 「んー・・・・・シカマルがなんとかすんじゃないかなー?」   シカマルがてきぱきナルトの治療をしている。 音とサクラは展開がつかめず、ただ眺めているだけ・・・だめじゃん。   「ほんとに、シカマルってナルト馬鹿だよねー。」 「サスケ馬鹿のいのには、言われたくないと思うけどなぁ。」   チョージがくすくす笑う。 いのが、苦笑する。   「あのねー・・・私はー・・・。」 「知ってる。サクラでしょ?」 「っつ!・・・・シカマルよりはましよぉ〜。  ほら、サスケくん踏んずけて、シカマルが音に向かっているわー。」   少し赤くなったいのが、さりげに話題を変えようとする。 それでも、サクラ〜と手招きして、一緒に見よう〜とラブアタックするのも忘れない。 今度はチョージが苦笑する番だった。   未だ、サスケはほっとかれたまま。 サクラもこっちに来ちゃうんだ〜と、チョージが呆れる。   そして、目の前にはもっと呆れた会話が始まろうとしていた。   「オレ様のハニーを苛めたのは、どいつだ?」   いつの間にか髪を下ろし、薔薇を一輪持ったシカマルが、音の忍び達の前に居た。 実は自分達じゃなくて大蛇丸がやった事なんだけど、とりあえず目の前の変なヤツにそれぞれ術を発動させようと構える。   「お前、何言ってるんだよっ!」   既に音は戦う気満々。 たかだか下忍になんか負ける予定もない。 速攻で術を発動させた。   「あー・・音を操作ねぇ。  その程度でオレ様をどうにかできるとでも思ったのか?」   シカマルが持っていた薔薇がいつの間にか、シカマルの周りに花びら一枚一枚に分かれて漂っていた。 何枚かが、ずたずたになって地面に落ちている。   「な・・・何だその術はっ!」 「ゲスには分からねーだろうなー。  ほらオレ様の華麗な術に酔いしれな。」   口の端を軽くあげた、シカマルが指を鳴らす。 そんなシカマルを見惚れてしまった音の忍び三人は、何が起こったか気づかないまま全員地面に倒れていた。   薔薇の花びらが意思を持ったように舞う。 今までシカマルを飾っていた花びらは、全て音の三人に打ち込まれていた。   「相変わらずよねー。  派手な術が好きだよねーシカマルって。」   いのが呆れた調子を隠さず、眺めている。   「でも、綺麗だよね。  それに似合ってるし。」   サクラがくすくす笑う。   「あっという間だったね。」   チョージすっかり、傍観者。 ポテチを食べながら眺めている。   音の忍びを倒したシカマルは、既にナルトを抱きしめていた。 そして、ナルトが目を覚ます。   「あれ・・・・・??」   目の前には髪を下ろしたシカマルの顔があった。 自分が現在どんな状態にあったか一瞬で忘却するナルト、頬を染める。   「ナルト大丈夫か?」   ナルトが答えようと口を開こうとした途端にふさがれる唇。 恋人どうしの暑い(※打ちミスではない)会話が始まった。   「ねぇ、あんな事してていいの?」 「ん〜見てて楽しいし、いんじゃないのー。」 「でも、一応中忍試験中だよねぇ。」   そう言いながら、しばらくの間暑苦しい恋人達の愛の会話を眺めていた三人だった。     【End】    




 


    ははは・・・・なぜかこのシーンに魅せられ<そうか? 単にチョージといのを喋らせたかったみたい。   シ3の華麗な術が展開します。 どんどん呆れた方向にシカマルが行ってしまうんだよぉ〜。 いいのか、あんたそれで?   つか、これはテニプリのパロじゃないんだよっ! シカマル〜跡●になっちゃだめでしょ〜!! つか・・・あたしとしては忍●か手●の方がっ!<おいおい 「あんさんらなぁ〜・・・いい加減にしぃや。ほんにしょうもない。」 あぁっいいかも(゚゚*) 「お前らっ!木の葉100周だっ!」 ・・・・・違う・・・・・(ーー;)。   しっかし、ネタバレのはずなんだけど、これってネタバレ注意って言う必要が無いくらい、内容違ってるよ・・・ま、いいか(;。。)    【04.10.27】