【愛のシ3小話劇場 1(コミック巻ノ11P117)】 「ん・・・・・。」 ナルトが目を開けようとしたら唇に柔らかい感触。 目の前にシカマルのアップがあった。 ここは病室・・・・・のはず。 ナルトの周りには、ベッドも床も見えないぐらいの色とりどりの薔薇が飾られていた。 当然それを持ってきたのはシカマルで。 どうやってナルトを埋める位の薔薇とそれに見合った花瓶を用意したかというのは、暗部だからって事で。 恐るべし暗部、何でも出来るっ! 話は続く。 既に誰が設置したか、ナルトが目を開けようとした瞬間、点灯されるシカマルご用達ピンスポ。 シカマルのどこにあるか分からないが、隠されたホストモード用スイッチもON。 そして、だらだらと描写を語っている間も恋人達のキスは続く。 「・・・シカ。」 「大丈夫か?ハニー。 3日3晩寝っぱなしだったんだぜ。」 「ごめん。」 ナルトはシカマルに心配かけてしまった事にうな垂れる。 「何言ってんだ? オレ様のハニーの事だからすげー頑張ったんだろ? さすがオレ様のハニーだよなぁ。」 シカマル、うんうんと頷く。 「シカ・・・・オレ、オレっ巨大なカエル呼び出せるようになったってば。 ・・・少しはシカに近づけた・・・かな?」 ニッコリ笑って、小首をかしげるナルトに、シカマルの鼻の奥が刺激される。 いつも通りに気力で鼻血を抑えるが、3日ぶりのハニーの笑顔に気力が少し押されぎみ。 さりげに鼻に添えられた手から少し赤いものがみえてたり。 「ハニーならすぐにオレを追い越すさ。 そうか、口寄せが出来るようになったのか・・・。」 シカマルが少し考えたような顔になる。 そして、取り出したるは1つの巻物。 さらさらと筆を走らせ何かを書く。 「ハニーに血を出させるのはすっげぇ〜、ヤなんだけどよ・・・これに名前と片手の指の指紋を。 いいか?」 ナルトが直ぐに頷く。 シカマルが自分にしてくれた事で悪い事なんか一つも無かった。 相変わらずシカマルに対する信頼ゲージ満タン状態である。 ナルトが親指を噛み、真っ赤になった親指で名前を書き、指紋を押す。 「これでいい?」 再びニッコリ笑ったナルトに、シカマルは黙って頷く。 そして、ナルトの真っ赤な指を口に含む。 一瞬にしてなぜだか髪を下ろし跪くシカマルとはにかむナルト、そして周りにうざいぐらい覆い尽くす薔薇と点描と光のシャワー。 世界は二人の為に愛の鐘をへろへろと鳴らしていた。 病室のドアの外には、イノが嬉しそうに、チョージがにっこりと、そして、なぜだか我愛羅が呆然と見ていた。 そして、中忍本戦のナルト対ネジ戦で口寄せされた暗部が居たのは別の話に。 【End】
えー、ご感想とか頂いています。 FDL用のアンケートの内容も見ています。 シ3を見たいっ!という声が多・・・・・あの・・・・これ・・・・まじ・・・・シカマルじゃないよね? ここは、シカマル好きな人が多いと・・・・思うのだけど・・・・・シカマルじゃないよね? いいいいいいいんですか? 書いちゃいましたよっ!ぜーぜー。 愛の小話です。 ナルパロオンリーです。 書こうかなぁ〜とは思っていたんですが、こういう形になったのは、阿津緋様、貴方様のおかげです。 ネタメモしました(・_・)> とりあえずコミックを全部読み返し、二人っきりの所は全てパロってみよ・・・・うわっ無謀な事言いそうになってるよあたしっ!! とりあえず、これより前って二人っきりはなかったよね?<聞くなっ! 【04.10.26】