知らないままでいれば、このまま道が離れるはずだった [  

   帝国の皇帝専用クリスタルが鈍く輝いている。明かりは一つ。窓も無い狭く暗い部屋。その中にバッシュとラーサーは立っていた。   「あの……これを……」    ラーサーが手渡したのは、小さな封筒一つ。   「種が入っています。一年中葉があって、年に一度は白い花が咲くそうです……ガブラスに……」 「ありがとうございます」 「すみません、三日しか時間を用意出来ませんで……」 「いえ、少し落ち着いたとはいえ、まだまだ油断出来ぬ時期ですから、なるべく早目に帰ってくるように致します」    ラーサーは、静かに頭を下げる。   「よろしくお願い致します」    その言葉に、バッシュは淡い笑みを浮かべ、肩に担いでいた大きな荷物を持ち直す。「では、行って参ります」と頭を下げた後、クリスタルに手を触れた。  バッシュの視界から暗い小部屋は消え、崩れた塀と、緑に覆い尽くされた街、滅されたランディスが現れた。   (こんなに、草木に埋もれて……)    崩れた街を想像していた。いや、想像しなくても、自分の目に焼きついていた。   (逞しいものだな…)    道々に倒れていた人は、生き残った者が埋葬したのか、それさえも分からないぐらい、びっしりと緑に覆われている。   「ノア……帰ろう……」    意識しなくても、勝手に足は前に出る。家までの正しい道のりを辿っていく。バッシュは、瞳に痛ましさを湛えながらも、揺るがない足取りで、前に進む。そうして十数分歩いた先に、うっそうとした木々に囲まれた屋敷が現れた。   「ノア?…お前…手を入れていたのか?」    周囲の家々に比べて、木々の侵食が少ない。いや、ほとんど無いと言っていいほど、昔と変わらない様子で立っていた。だが、屋敷と違い、崩れたままの塀や扉が、戦いが現実にあった事を印している。  バッシュは、蔓が絡まった扉を押して中に入り、庭の真ん中で立ち止まった後、周囲を見渡した。   「ノア…」    庭の片隅に、小さな墓碑を見つける。誰のものか、確認しなくても分かる。バッシュは無言で近寄り静かに棺桶を下ろした。  墓碑に手を触れる。彫られているのは、母の名前。   「ノア…、母さんの隣で眠ろうな……ラーサー殿からもらった種は、周りに埋めよう。母さんと花を眺めるのが好きだっただろう?」    バッシュは、音もなく立ち上がる。この穏やかな静かさを壊したく無かった。   「さて…、ここまで手入れがされているのなら、家の中も変わらんのだろう?  ノア、スコップは台所の傍の物入れだったよな?」    困ったような表情を浮かべて、バッシュは置かれた棺を見る。『兄さん…もう忘れたのか?』と昔のノアの声が頭の中で響く。   「すまんな…取ってくる」    バッシュは、腰に下げた剣を引き抜き握り締める。  扉をくぐってからから直ぐに、屋敷の中に漂う気配に気づいていた。   「招かれざる客が居るようだな」    ノアが、施錠する事も、呪文で封じる事も、しなかったとは思えない。間違いなく施したはず。だが、屋敷の中で動く気配。こんな廃墟に一般市民が居るとは思えず、間違いなく犯罪者だと判断した。  静かに扉に手を触れる。  懐から家の鍵を取り出し、鍵穴に入れ、ゆっくりと回す。小さくカチャリと音がした。   「ディスペル」    魔法の存在有無は、ヒュムの自分では、分からない。自分の魔法力で解除出来る封印かも分からない。だが、バッシュは、それがあるものとして、呪文を小さく唱えた。   (ノア、少し待っていてくれ。直ぐに終わる)    バッシュは、静かに扉を開けた。        手に持っていた剣が零れ落ちた。        ロービーに派手な金属の音が響き渡る。        だが、バッシュは動かない。いや、動けなかった。目は見開いたまま。それを見た瞬間から、他のものは映さなくなった。   「バルフレア………」 「やっぱり、あんたか」    銃を下ろし、口の端をあげて笑う顔。最後に見た時と変わらない姿。   「バッシュ」    その声に魅かれたように、ふらふらと足が前に進み、気が付いたら腕があがり、バルフレアを抱きしめていた。   「おいおい、どうした?」    バルフレアは、バッシュの背中をポンポンと優しく叩く。その暖かな掌に安堵の溜息が漏れる。彼の問いに答えようとバッシュは声を出そうとしたが、掠れて声にならない。小さく咳きをしたら、目の前が歪んだ。   「やはり……生きていた……」 「おいおい、あんたは、ガブラスをやっているんだろ?俺達の死体が出なかった事ぐらい知っているだろうが」 「知っている。だが…君は、消えてしまったから……」 「あんたは、シュトラールが消える機能を持っているのを知っていただろ?それと同じ機械をヴァルファーレに取り付けたのさ。  あれが落ちる前に、さっさと退散し……っ?!おい、あんた…」    バルフレアは、肩が濡れる感触に驚いて、バッシュの顔を両手で包み、自分の前に顔を起こした。ぼたぼたと、指先を伝って流れていく涙。   「どうした?」 「気持ちは風化するだろうと思っていた……だが……、君は空族だ。今回の事じゃなくとも、危険な場所に行ってしまうだろう。その度に、たぶん…私の心は、悲鳴をあげ、風化するどころか想いを深くしていく……そうだ…分かった……ようやく分かった……。  私がジャッジになってしまった以上、君は、私に行き先を告げる事も無いだろう。もう仲間でさえも無い………なんて愚かだったんだ。私は、何も分かっていなかった」    絶える事なく、バルフレアの指先を伝って涙が落ちていく。  バルフレアは、呆然とその様子を見、バッシュの言葉を聞いていた。   「バルフレア…、私は、私は君の事が好きだ……君にとっては、迷惑な感情だと思うが…すまない…だが、せめて、せめて、私の心の安定の為に、君の行き先だけは、いつも教えていてくれ……私の知らぬ場所で、君が困っているのだけは、嫌……だ」 「バッシュ…」    その声音に、浮かべた笑みに、バッシュの涙は止まった。目が再び見開く。瞬いたら、目尻に溜まった涙がポロリと落ちた。   「まさか、あんたに先を越されるとはな」    バルフレアの掌が、バッシュの顔を引き寄せる。バッシュの視界は、像を結ばないぼやけたものでいっぱいになる。  両目尻に小さなキスが落ちた。  舌が伸び、涙の跡をねっとりと辿っていく。  バッシュは、ゾクリとするものを感じながらも、あまりの現実感の無さに、呆然としている。  バルフレアの舌が、バッシュの目を酷くゆっくりと辿る。  バッシュの体の中のザワメキが高くなっていく。腕は、抱きしめているのか、しがみ付いているのか分からなくなる。  そして、舌がゆっくりと離れ、お互いの顔が像を結ぶギリギリの所まで離れた。  ヘーゼルグリーンが、自分を見つめている。体温が勝手に上がっていくのを、ぼんやり感じていた。   「俺は、あんたに惚れているんだ。あんたが、嫌だと言っても、行き先を告げにベッドへ侵入するさ」    バッシュは、そう言いながら浮かべたバルフレア笑みから目が離せなくなる。   「おい、聞いているのかよ?」 「あ…あぁ…」 「それで、あんたは、俺のものって事でいいんだな?」    バッシュは、その甘い声が体の隅々まで、満たされていくのを、未だ呆然と聞いていた。   「おーい」 「あ、あぁ…」 「いいんだよな?」    片眉をあげるバルフレアに、バッシュはコクリと頷く。  バルフレアは、満足げに、笑みを浮かべた。   「それで、あんたは、ここへ、…………埋葬に来たのか?」 「……あぁ」    ようやく、ノアの事を思い出したバッシュは、慌てて顔を引き締めた。   「それなら、用事はこれかしら?」    ダイニングの扉に寄りかかったフランが、面白そうに二人を眺めていた。   「んだよ、無粋だな」 「あら、丁度終わったでしょう?どうせ必要だと思って」    フランの手には、スコップ。ゆらゆらと揺れている。   「足を?」 「えぇ、ちょっと油断したわ。でも、あと少しの我慢よ」    バッシュは、フランの答えを聞いた後、自然とバルフレアに視線が移る。   「君は?」 「ま、適度にな。そんな事よりも」    バルフレアは、フランの元へ歩き、スコップを受け取る。  「急がないでいいのか?」そう言って、バッシュにスコップを手渡した。   「あ、あぁ」    バッシュは、スコップを受け取り。バルフレアを見る。プライドの高い彼の事、己の怪我など素直に言いはしないだろうと分かってはいるが、心が小さく軋む。   「手伝うと、言いたい所だがな、話す事がいくらでもあるだろう?邪魔はしない」    バッシュは、「すまない…」と言いながら、一つ頷く。   「あんた、日帰りか?」 「いや、三日ほど、休みをもらった」 「そうか、だったら、後で買出しに付き合ってくれ、買い足したいものが大量にあるんだ。荷物持ち、よろしくな」    バルフレアは、楽しそうに笑った後、小気味いいほど洒落たウィンクを投げた。  バッシュは、声も出せずに、真っ赤になったであろう顔を隠すように頷き、そのまま慌てて踵を返す。それから、「後で…」と、もごもごと言って、屋敷から出た。  その背中が扉から消えてからも、バルフレアは、少しの間動けずにいた。今、バッシュと会話したのが、まるで夢のように感じて落ち着きを無くす。未練がましく扉を見つめていると、背後から小さな笑い声が聞こえてきた。   「夢じゃないよな?」    小さかった笑いが、大きくなった。その声が、リビングに入って小さくなっていく。バルフレアは、やけに子供じみた笑みを浮かべた後、頭をかきながら、その声の後を追った。   「随分としまりの無い顔ね」 「お前が見たかった顔だろ?存分に味わえよ」    バルフレアの言うとおりに、フランは、まじまじと彼を見つめる。そして溜息。   「シュトラールを手に入れた時の貴方の顔とは、随分違うわね」 「そりゃぁ、そうだろ。お前が、あの弓を手に入れた時と同じ顔だろ?それなら、お前だって、出来る訳だ」    フランは、少し考えた後に、「だとしたら、恋が成就するのも、考えものね…」と小さく呟く。それにバルフレアは爆笑した。   「かなりいいもんだぜ。試す前に、逃げるのは、感心しないな」    その台詞は、フランと組み始めた頃、フランが面白そうに笑いながら言っていた台詞だった。その時と同じようにフランは、笑みを浮かべる。「そうね」と言いながら、立ち上がり、器用に松葉杖を操る。   「お茶は、如何かしら?」 「あぁ、頼んだ」    バルフレアは、フランがくれた、一人で噛み締める時間を、ありがたく受け取った。普段ならば、怪我人にお茶など入れさせない。それが女性なら特にだ。だが、言葉は建前上のものだと分かっているから、ありがたく甘受する。  そして、ほんの少し前の時間を思い描く。    フランが「誰かが庭に入ってきたようね」と言った瞬間から、心臓は、酷く不安定に動き、やけに高い音を立たせ始めた。  この廃墟に来る者は、特に、この屋敷に来る可能性のある者は、自分達と同じ不心得者と、そして……唯一生き残っているこの屋敷の元の住人一人。この一ヶ月廃墟を動き回る事で、既にどの家も十数年前に漁りつくされており、不心得者さえも来ないと分かっている。  高鳴る胸をゼロでは無い落胆に備えて落ち着かせ、小さく息を吐き立ち上がった。  銃を手に持ち、リビングと玄関ホールの間の扉に寄っかかる。  それほど長い時間では無かったはずなのに、酷く時間の流れがゆったりに感じる。  ようやく、鍵を開ける音がした。  続いて、フランの口から、「魔法が解けたわ」の声。  銃を構える。  手が震えそうになる。銃身が安定しない。心臓の音が煩くて、他の音が聞こえない。  扉が開いた瞬間、その音が止まった。死ぬかもしれないと、情けない事を思ったのは、名が知られてから、初めての事。だが、飢えた視界は、彼だけを必死になって見つめた。  「やっぱり、あんたか」というのに、あれだけ苦労を強いられるとは、思わなかった。必死になって銃を下ろし、いつもどおりのはずの笑みを浮かべる。それだけで、体力が尽きるかと思った。  だが、そんな事よりも、もっと信じられない事が立て続けに起こる。  抱きしめられた。  肩に落ちる涙。  目の前にある愛しい相手の泣き顔。  そして、彼の心が象った言葉。  バルフレアは、そこを思い出す度に、口元が緩む。  ついさっき、フランに言われたような、だらしない笑みが浮かんでいるのだろう。  だが、それが抑えられない。  バルフレアは、バッシュが居るであろう、壁の方をずっと眺めながめていた。            そして、バッシュは、ノアと話していた。  未だ、現実味の無い、ほんの少し前の会話。  バルフレアの舌の感触が消えない。  そこだけが、別の皮膚のように熱を帯びている。  それを忘れるかのように、必死になって地面を掘った。  あっという間に掘られた墓穴に、棺を静かに入れたつもりだったが、ガタガタと無様な音を立てる。  蓋が半分だけ開いた。  バッシュには、静かに寝ていたノアが、溜息をついているような気がした。   「ノア……」 『兄さん……』    バッシュは、途方にくれたような表情を浮かべ、スコップを持ったまま、ノアを見下ろしている。   『さっさと俺を埋めろ。それで、早く、あの若造の所へ行け』    ノアが間違い無く言いそうな台詞が、自然と頭の中に沸いて来る。   「どんな顔をして行けば……」 『そのままでいいだろう……兄さん』    バッシュの大きな手が顔を覆う。顔に熱が篭っているのが分かる。彼の気持ちは、とても嬉しかった。嬉しかったが、彼の前で泣いてしまった事が恥ずかしくて、言った言葉を少しでも思い出そうものなら、走って逃げ出したくなる。   『兄さん!』 「ノア……」 『早く埋めろ。種を蒔くのだろ!』 「あ、あぁ、そうだった……」    バッシュは、ようやく目の前のやる事を思い出し、慌ててスコップを握りなおす。   「ノア……お前が居なくても、頑張るからな。お前との約束は、最後まで守り通す。安心して、ここで寝ていてくれ」    ほんの少し前の狼狽ぶりを一切忘れたかのような台詞。だが、バッシュは必死だった。必死になって、目の前の事に集中しようとしていた。   「おやすみ…ノア」    静かに蓋を閉める。  一心不乱に土をかける。  最後に、持ってきた白い石を置いた。表面には、ノア・フォン・ローゼンバーグの文字。  そして、ポケットから、ラーサーから貰った種を取り出す。十数個の種。それを、ノアの墓標と、横にある母の墓標のまわりに、埋めた。   「ノア……母さんによろしくな」    ランディス式の騎士の礼を墓に向かってした後、バッシュは、再びどうしていいか分からず立ち止まってしまった。  やる事は終わってしまった。  あとは、家の中に入り、スコップを元に戻し、手を洗うだけ。  意識的に、その間に入るであろう事は、排除している。  だが、現実として、足が動かない。   「バッシュ」    心臓がはねた。体が驚きにビクンと揺れた。   「あ、まだ祈りの途中だったか?悪かったな」 「い、いや……」 「そうなのか?」 「あ……あぁ、戻ろうと思っていた所だ」 「んじゃぁ、少し付き合いな」    バルフレアは、墓に向かって歩き出す。  バッシュの訝しげな視線を受けながら、バルフレアは二つの墓の前で立ち止まった。  帝国の貴族そのままの仕草で、静かに礼をとる。   「私こと、ファムラン・ミド・ブナンザは、バッシュ・フォン・ローゼンバーグと、いつまでも共にあれるよう、努力し続けます。  どうか、安らかに眠っていて下さい」    再び静かに礼を取った後、バルフレアは、背後に居るバッシュを手招きする。   「何………っ?!」    近寄ったバッシュは、伸ばされたバルフレアの腕に絡め取られる。二人の体の隙間が無くなる。そして、そのまま吐息が重なった。  バッシュの前には、焦点の合わないバルフレアの顔。頭がまったく働かない。心臓の音しか聞こえない。なのに、唇に自分の知らない暖かさを感じる。  ほんの少しよりは、もう少し長い時間、二人は重なっていた。そしてバルフレアが、ゆっくりとバッシュから離れる。   「おいおい、そんなんじゃぁ、安心してもらえないだろ?」    バルフレアは、墓を指差し、呆れたように、未だ固まっているバッシュを眺める。   「バ……バルフレア?」 「ん?」 「今のは……」 「家族に挨拶もしたし、最後に誓いのキスは必須、だろ?」    バッシュは、口を手で覆って、真っ赤になった。   「不服…じゃないよな」    バルフレアの満足げな笑みに、バッシュは困ったように、だが、一つ頷いた。   「それじゃぁ、用事も終わった事だし、片付けて、買出しに出かけようぜ」 「あぁ」    今度は、はっきりと返事を返したバッシュは、バルフレアを眩しそうに見ながら、ようやく彼が手に入った事を受け止められた。そして、笑みを浮かべる。   「ん?どうした?」 「いや、君と一緒に居られるとは思わなかったからな。嬉しい」 「そうか、ならもっと喜べよ。そして、フランに見せ付けな。あいつが、羨ましがるぐらいにな」 「いいのか?」 「あぁ、あいつも、少しは努力して、同じような顔になった方がいいんだ」 「そうか」 「俺がスコップを片付けて準備する間に、あんたも、出かける準備をしておけよ」    バルフレアは、スコップを持ってキッチンの方へ向かう。  バッシュは、手を洗う為に一階にある風呂場に向かう。    二人には、道が分かれてしまった時の焦燥感も、胸苦しさも無くなっている。  バルフレアは、これからの、未来を思い描きながら、バッシュは、安堵に身を委ねながら、それぞれ支度を整える。   「……君じゃないみたいだ」    何も準備をする必要の無いバッシュがロビーで待っていると、変装をしたバルフレアが現れた。   「こうでもしないと、出歩けられなくなったんでね」 「君の価値が高すぎるのがいけないのだろう」 「そうかよ」    お互い、普通の会話が酷く嬉しく感じる。   「さて、行きますかね」 「あぁ」    バッシュは、フランに持たされた買い物メモもバルフレアに渡す。   「まじかよ……あんた、頑張れよ」    非常に長いリスト。バッシュは、苦笑を浮かべながら、扉を開ける。    一緒に扉を出る。    今の二人は、このままずっと道が離れる事は無いと知っていた。   −End−  

 

10.05.20 砂海
ぜぃぜぃ……終わったぁ〜ヘ(゚∇。ヘ)ヘ(゚∇。ヘ) これの3ぐらいで放置していた時には、もう、続き書くの放棄して、リストから外しちゃおうっかなぁVvv って思っていました。 やー無事に終わって良かった良かった。 ただ、書き手が、3までと、4以降じゃ、書き方変わっちゃっているような気が……orz それを成長だと信じたいんですが……読みづらいですね……あはは…。 ついでに、前半戦を忘れて、気が付くと、自分勝手に最後を書いた気がします……これ一つの話にまとまっていると……神に祈ろう…(-人-;)   という事で、無事、一番長いタイトルのお話が終わりました。 楽しんでいただけると、嬉しいなぁ。 ついでに感想ももらえると、もっと嬉しいですVvv