一般に「曳き廻し屋台」と呼ばれているものを佐倉では、御神酒所(おみきしょ)と呼んでいます。各町会の御神酒所はそれぞれ市街を引き廻されますが、神社御神輿がその町会に渡御する前には自町会に戻り、神社御神輿をお迎えします。
 そして、神社御神輿の渡御行列が各氏子町に入り、その町会の御神酒所に近づくと、神社御神輿は御神酒所の前で「もみ」そして「さし」、御神酒所お囃子台の勾欄に神社御神輿の花棒を「掛け」ます。
 また、佐倉の祭礼では、山車や御神酒所は、各町会で神社御神輿の渡御を「お迎えする」という形態を取っているため神社御神輿の渡御行列には加わりません。

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佐倉の祭礼
 山車人形
 山 車
 活動履歴
神社御神輿の後に神社宮司、鏑木青年会大世話役(赤だすき)2人がつき、最後に各氏子町会の神社総代、神社世話人たちが続きます。

宮小路(みやこうじ)町第一町内会の御神酒所が、神社前で神社御神輿をお迎えします。
祭礼の歴史
「佐倉の祭礼 初日 神酒所掛け・渡御行列」

神社御神輿は、神社の階段を下りるとひとしきり「もみ」「さし」ます。そして、神社前で待っている宮小路町御神酒所のお囃子台の勾欄に神社御神輿の花棒を「掛け」ます。

青年会世話役の合図で担ぎ手が白丁たちに戻り、神社御神輿が御神酒所から離れると白丁たちは再び「もみ」だします。
神社御神輿の花棒が御神酒所に掛かると、担ぎ手が白丁たちから、「紋付き袴」の青年会世話役6人に代わります。
神社御神輿の渡御行列を紹介します。
先頭は、大年番 ふれ太鼓、麻賀多神社ののぼりです。
神社御神輿が御神酒所から離れると、再び白丁たちは御神輿を「もみ」「さし」ます。
そして、神社御神輿は宮小路町を後にし、薬師坂を下り鏑木町に渡御します。
こんどは神社御神輿の「後棒」を御神酒所お囃子台の勾欄に掛け、担ぎ手が白丁たちから、また青年会世話役6人に代わります。
次に、大年番、麻賀多神社の高張提灯、氏子町会の高張提灯が続きます。
次は、鏑木青年会大世話役(赤だすき)2人が先頭に立ち、神社御神輿を囲むように青年会世話役6人が配置されています。
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そして、神社御神輿と担ぎ手の白丁たち

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