歴史科学協議会編

『日本現代史―体制変革のダイナミズム』

青木書店刊行　2000年11月　本体価格3800円
執筆者：青木哲夫・石月静恵・大日方純夫・柴山敏雄・三輪泰史・山田朗・山田敬男

はじめに
第Ⅰ章　帝国主義世界と植民地帝国日本
　１　日清・日露戦争と植民地支配の始まり
　２　第一次世界大戦と日本帝国主義
　３　中国大陸への軍事的膨張
　４　第二次世界大戦と日本帝国主義
第Ⅱ章　戦前期日本における支配と対抗
　１　支配システムとしての天皇制
　２　戦前期の政党政治
　３　戦前期の日本社会
　４　戦前期の民衆運動
第Ⅲ章　戦後民主主義と戦後の支配体制
　１　第二次世界大戦の終結と戦後世界
　２　ポツダム宣言と対日占領
　３　民主化政策と旧支配体制の解体
　４　日本国憲法の成立と大衆運動
　５　中道政権成立と戦後民主主義
　６　冷戦の開始・展開
　７　東京裁判と戦争責任
　８　占領下の反動攻勢と朝鮮戦争
　９　サンフランシスコ講和
第Ⅳ章　高度成長と現代市民社会の成立
　１　アジア・アフリカの新段階
　２　一九五五年体制の成立
　３　新しい国民運動の登場と発展
　４　六〇年安保
　５　高度成長と日本社会の変貌
　６　六〇年代の大衆運動
　７　革新高揚と戦後民主主義の発展
第Ⅴ章 　「国際化」時代と新保守主義的「改革」
　１　パックス・アメリカーナの動揺と国際社会
　２　「戦後政治の総決算」と「国際国家日本」の建設
　３　多国籍企業化と異常な日本社会
　４　八〇年代の大衆運動
終章　二一世紀の日本を考える
　１　九〇年代の日本
　２　二一世紀の日本と世界
参考文献・索引
あとがき