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独 り 言 (2025年11月分)
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2025年11月30日(日)
今日はメンサ・テスト合格者の会の月例会。
前半は主に事務的な仕事に充て後半はZoomに繋いでみんなで駄弁るわけだが、今日はなぜかネットの接続状況が悪く、途中でリモート
ミーティングを諦める。

終了後は近所の居酒屋でいつものように懇親会。
「果てしなきスカーレット」というアニメーション映画がネットで話題になっていたので若い参加者に、
「もうあの映画は観たのか?」
と聞いたら、
「あまりにも評判が悪いので、貶すために観に行くような形になりそうだから観ないことにした」
と言われた。

「果てしなきスカーレット」は、名監督と言われる細田守監督が、シェイクスピアの「ハムレット」を下敷きに主演の芦田愛菜ら名優陣
をキャストに迎えて制作した映画。
これがなぜか大コケしてしまったと話題になっているのだ。
有名なクリエイターが名優にシェイクスピアを演じさせてコケるというのが今年のトレンドなのか?(^^;

……ちょっと食べ過ぎたので腹ごなしに少し散歩をしてから帰宅。
寝る。

2025年11月29日(土)
体調は徐々に回復中。
この、ときどき感じる外傷っぽい痛みの腹痛って、いったい何なんだろうな?

午後。
『奇妙な花嫁候補』(アリスン・モントクレア:著 山田 久美子:訳 創元推理文庫 Kindle版)読了。
ヒロイン・コンビが経営する結婚相談所に、病気で余命宣告された女性がやって来る。
自分の死後に残されることになる夫のために再婚相手を探して欲しいという依頼だ。
この依頼は、依頼人の死後に弁護士からの連絡を受けることで執行されることになっていたのだが……。

今回は頼もしい若い巡査がヒロインたちに協力してくれる。
現実には警察官が素人探偵にこんな風に捜査状況を提供してくれるということはないと思うのだが。

それにしてもビルマ戦線での日本軍は(物語の舞台は第2次世界大戦後まもなくのロンドン)、イギリス人にとって意外と恐ろしい存在
だったのだね。
日本人のビルマ戦線のイメージは「ビルマの竪琴」に出て来る比較的牧歌的雰囲気の戦場(あくまで「戦場」としてはだが)なわけだが
日本軍側にそれほど余裕があったということは、イギリス軍側から見るとかなり追い詰められた状態だったのだろうな。

夜。
Amazonから『倭の五王 - 王位継承と五世紀の東アジア』(河内春人 中公新書)が届いたので読み始める。
正直、この辺りの歴史についてはかなり疎くて「倭の五王」と言われても雄略天皇ぐらいしか思い浮かばない。
さすがにこれはまずいかと、ちょっと勉強してみることにした。
日本史、苦手……。(^^;

寝る。

2025年11月28日(金)
熱はないのに頭痛がする。
左の目の奥が痛い。
これは眼科か内科か?
……とりあえずドライアイ用の目薬を差して様子を見る。

午後。
ロキソニンを飲まずに過ごせるかにチャレンジ。

ネット・サーフィンをしていたら「果てしなきスカーレット」という映画の評判が悪いという内容の記事を発見。
いろいろな感想をまとめた印象だと、「ハムレット」のオマージュを、主人公を女性にしてシリアスな雰囲気のSF(?)にしたアニメ
作品なのかな?
(久しぶりに「ハムレット」を読み返してみようかと古本をポチる)

夕方。
左目が痛くて左肩が重い以外は回復して来た。
(原因は肩こりか?)
目を休めるためにラジオを聴いて過ごす。

夜。
風呂で肩のマッサージ。
明日には回復していると良いな。

寝る。

2025年11月27日(木)
朝。
何も食べないのは体に良くないかと、とりあえず朝食。

炊飯器なんて持っていないので釜飯弁当の釜で飯を炊く。
研いだ米1合を釜に入れ180ccの水に20分ほど浸してから15分程度加熱するわけなのだが、細かく言うと……

まずは釜を火にかけ吹きこぼれるまで加熱。
(釜が割れる危険性があるのでガスの火は弱火に)
吹きこぼれたらとろ火にして、1cmぐらいの隙間が開くように蓋をずらす。
吹きこぼれが治ったら隙間を5mmにしてコポコポという泡立ちが無くなるまで加熱して、泡立ちが消えたら火を止める。
ここからさらに15分の「蒸らしタイム」が必要なので、全体で30分ぐらいで研いだ米は飯になることになる。

1合の米を飯にするのにこれだけ時間がかかるのだから、何合も飯を炊いていた昔の人は大変だっただろう。
電気炊飯器が日本中に普及した理由がよく分かる。
(我が家に炊飯器がないのは、そんな物を置くスペースがないほど台所が狭いから)

午後。
ロキソニンの助けを借りつつ『奇妙な花嫁候補』(アリスン・モントクレア:著 山田 久美子:訳 創元推理文庫 Kindle版)の続き
を読む。
2件目の殺人が発生して、ヒロインのひとりが容疑者になった。

この小説は、戦後間もないロンドンで結婚相談所を営むヒロイン2人が、事件に巻き込まれて探偵として活躍する「ロンドン謎解き結婚
相談所シリーズ」の4作目。
(探偵でも刑事でもないヒロインたちを事件に関わらせるためには、やはり容疑者にするのが一番か)

夜。
6時間おきにロキソニンを飲みつつ、一晩をやりすごそう。

2025年11月26日(水)
朝。
目が覚めたら脚が痛い。
(昨日は歩き回ったので筋肉痛かな?)
と思っていたら、午後になって痛みが全身に広がって動けなくなってしまった。
風邪で熱のある時の痛みに似ているが、熱はないし咳も喉の痛みも何もない。

ただ、妙に体の中が冷たく感じられる。
湯たんぽを抱いて毛布にくるまっていても一向に冷たさが消えない。

夕方。
佐藤編集長に頼んで薬屋で痛み止めを買って来て貰い、飲んだらしばらくして痛みが治ると同時にどっと汗が出た。
同時に体の内部の冷感も消える。
(何だったのだろう?)

夜。
「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」視聴。

主人公である演出家の久部は劇場の女オーナーに言われて、役者のひとりを彼女の使いに出すことに。
どうやらオーナーは強面の役者を使ってよからぬこと(はっきり言うと詐欺)を企んでいるらしい。
役者は断ろうとするが、オーナーの「今週の売り上げは渡さなくてもいい」との言葉に久部はつい役者の説得に回ってしまう。

しかし開演までには戻れるはずだった役者は、時間になっても戻って来ない。
やがて舞台の幕が上がる。
刻々と迫る彼の出番……。

ドラマは時間稼ぎのドタバタ喜劇なのだが、芝居を守るために懸命になる役者たちの姿にはむしろ泣ける。
舞台上で急にアドリブを始めた相手役に戸惑う菅田将暉の演技がすごくリアルで、そんなことはないと思いつつも、
(もしかして本当のアドリブも入っている?)
と、脚本を確かめたくなったところで、番組の最後に脚本を販売するという広告が入り、チョロイ私はついポチった。(^^;
視聴率は悪いらしいが、かなり良質のドラマだと思うのだよな。

敗因は「1話ごとにスカッとするシーンがないこと」かなあ?
今の時代の日本人はみんな、スカッとしたいのだな、たぶん。

(高市さんがウケているのもそのせいか?)
寝る。

2025年11月25日(火)
午前中。
佐藤編集長に付き合って区役所へ。
編集長はどうも役所というものにマイナスなイメージを持っていたそうで「何時間も待たされたり窓口をたらい回しにされるのではない
かと警戒していた。

実際には1つの窓口で書類を書いて提出して、すぐに必要なものを受け取れたのだけれどね。
ちなみにやったのは国民健康保険の加入手続き。
退職した会社が発行してくれた「健康保険資格喪失証明書」を窓口に出して、免許証で本人確認。
渡された申請書に必要事項を記入。
あとはキャッシュカードをカードリーダーに通して暗証番号を入力して資格確認書を発行して貰い、持って帰るだけ。

何時間も待たされたり窓口をたらい回しにされる人って、役所目線で言うと「役所が混む時期に、混む時間帯にやって来て、しかも書類
不備だったり、そもそも来る窓口を間違えている人」なんじゃないかな。
事前に電話で行くべき窓口と必要書類を確認して書類を揃え、空いている時間帯に行けばすぐに済むのだが。
ちなみにこれも「何時ぐらいなら窓口が空いていますか?」と聞けば普通に教えてもらえる。

散歩がてら池袋駅までまで歩いてビックカメラで買い物。
西口に戻って来て、メガネ屋でメガネの調整。
メガネ屋の人、私のメガネを分解して30分がかりでペンチで歪みを直し、
「もしかして、踏んじゃいました?」
と聞いて来た。
メガネをかけたまま寝落ちして、朝になって毛布の間から救出しただけなのだが。(^^;

仕事が休みだと言う1号くんと近所のうどん屋で食事。
店のトイレが店主の自宅の中にあるような豊島区っぽい店。
好みによると思うけれど、私は割と好き。

夜。
SFドラマ「ちょっとだけエスパー」をリアル視聴する。
ついに主人公たちを使って「未来の改変」を行おうとしている「ボス」の正体が判明???
(今回の「ボス」は何とも怪しげで良いな)

……歩き回って疲れたのか、脚が痛い。
今夜はこのまま寝よう。

2025年11月24日(月)
……今日は本当に休もうと思う。

カレンダーを確認していて、先週のワークショップを無断欠席したことに気づく。
週末にいろいろとバタバタしていたのが良くなかったらしい。

午後。
「べらぼう」視聴。

主人公・蔦重が呼び出されて行った先には男性4人、女性1人から成るチームが待ち構えていた。
チームのリーダーである松平定信から、悪の一味のボス・一橋治済(ひとつばし・はるさだ)を倒す計画を持ちかけられた蔦重は……。
(戦隊モノか?)

なんやかんやあって、蔦重はプロジェクト・写楽を立ち上げることになるのだが、このドラマの初回から登場していた幼名・唐丸という
絵の上手い少年について、ファンの間では「この子が成長して写楽になるのではないか?」という考察があった。
しばらくして少年は喜多川歌麿だったという「正解」が出たのだが、さすがは脚本の森下佳子さん、ここへ来て「実は写楽の正体は歌麿
だった」という新説(?)を出して来た。(^^;
これはスゴイ!

夜。
風呂を沸かすのに使っている投げ込み式ヒーターの調子がおかしい。
いろいろといじくっていたらどうにか復活したが、冬場に風呂が沸かせなくなるのは致命的なので予備のヒーターをAmazonでポチる。

明日は明日でいろいろと予定がある。
夜更かしせずに寝ようとしたが、気がつけば午前2時。
(体調に気を付けないとな)
寝る。

2025年11月23日(日)
 朝。
多少、疲れが残っている。
風呂でやや回復。

昼。
どうにか出かけられそうな感じになって来たので「文学フリマ東京41」へ。
行きの有楽町線で『奇妙な花嫁候補 (ロンドン謎解き結婚相談所シリーズ )』(アリスン・モントクレア:著 山田 久美子:訳 創元推理文庫 
Kindle版)を読んでいて、急に周りの人の数が減ったので顔を上げたら豊洲に着いていた。
(危うく降り損なうところだった)

ゆりかもめに乗り換えてビッグサイトへ。
入場券を購入して中へ入る。
どうでもいいことだが、リストバンド式の入場券って、厚着する冬場には不向きの気がする。
袖に隠れて見えにくくなるのでチェックする人が苦労していた。

本日の戦利品。
『超SF創作マニュアル』(監修:大森望 著者:小浜徹也 井手聡司 協力:河野咲子 東浩紀)
『宇宙ランド2100』(堀晃:著 北原尚彦:編)
『影と陽』(スザンヌ・パーマー:著 ハルコンブックス)
『藤野古白作品集 小説・新体詩編』(原著:藤野古白 訳:たにし)

『超SF創作マニュアル』は、関係した面々の名前を見ただけでSFオタクなら笑ってしまう1冊。
残念だったのは、通路で小浜さんとすれ違ったのにサインをもらい損ねたこと。

『宇宙ランド2100』には、無事、北原先生のサインをGET!
『影と陽』は短編集。(「タンジェリン・ネクタリン・クレメンタイン黙示録」を翻訳したのは私です)
『藤野古白作品集 小説・新体詩編』は、才能を認められつつも無名のうちに亡くなった正岡子規の従兄弟の作品集。
研究している人の少ない作家の作品なので、貴重ではある。

帰りに新宿へ寄って、かまこんの打ち上げ。
どうしてそうなったのか分からないが、30名参加の飲み会が40名で予約されていて、料理が余る余る……。
目の前の料理の山をどう片付けようかという話ばかりしていた。

腹ごなしに新宿三丁目まで歩いて副都心線で帰る。
(元気な連中は、あのあとカラオケに行ったそうだ)

寝る。

2025年11月22日(土)
昨日は遠出したのでやや疲れている。
今日はSF大会のスタッフ会議。
朝食をとって、朝風呂で体を温め、昼食をとったらそろそろ出かける時刻になっていた。

行き先は新橋。
山手線で池袋から新橋は遠過ぎるので有楽町線を使ってショートカット。
有楽町から1駅だけ山手線を使って無事到着。
……そしてそこから道に迷う。
(何度も来ている場所だが、私ほどの方向音痴能力保持者にかかればそんなことは関係ないのだ)

交番で聞いたら、
「ばるーん? 元小学校だったところ? 西口の近く? 何駅の? 新橋?」
などと言いつつ地図で一生懸命探してくれた末に、
「ああ、地図に〈ばるーん〉って書いてあった」
と、発見してくれた。

駅前にある区の施設だったら、お巡りさんは確実に知っているはずというのはこちらの勝手な思い込みであったらしい。
ちなみに目的地の〈ばるーん〉は、マジで駅の近くにある建物で(なんなら交番より駅に近かった)たぶんこの交番までやってきて
〈ばるーん〉の場所を尋ねる間抜けは滅多にいないのだろう。
(なぜ目的地の前を通り過ぎて交番に行ったかなあ、私?)

さて、スタッフ会議。
4時半までと聞いていたので、そのつもりでいたら4時28分頃から質問が飛んで4時半を過ぎてしまった。

早退させて貰って5時半頃に帰宅。
5時40分からのYouTube配信を視聴する。
リアルタイム視聴以外は有料かつ事前申し込みが必要というやつだ。
(ネットにスケジュールを支配されてる?)

番組視聴後に夕食。
やっぱりまだ疲労が抜けていないな……。
寝る。

2025年11月21日(金)
所用で千葉県に出かける。
目的地が最寄駅から徒歩30分以上もあったのでタクシー乗り場に行ったら、1台も客待ちしていない。
10分ほど待ってみたが、本当に来ない。
(困った!)

困った時には公務員に相談するのが正しい納税者。
交番に行くと、警察官の皆さんが市民の皆さんに役立つ仕事をやりたそうにしていたので(目を見れば分かる)タクシー会社に電話
してタクシーを呼んで貰う。(市民のために働く公務員の姿は本当に美しいなあ)

……タクシー、5分もせずに到着した。
さすがはお巡りさんである。
問題なく目的地に到着し、用を済ませて帰宅。

午前中に出かけて、家に帰り着いたのは夕方の5時過ぎだった。
千葉県、遠い!

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」視聴。
主人公は劇団を追い出された演出家。
本拠地となるべき劇場を見つけて新しい劇団を立ち上げたものの、売り上げが低迷し、オーナーからは毎週120万円が渡せなければ
劇場を潰すと言われている。

今回の事件は、主人公である演出家が密かな恋心を寄せている劇団の女優が、腐れ縁の男に強引に新宿のソープランドに連れて行かれ
ようとするという話。

彼女のファンである近所の神社の神主は、家宝の七福神の木像を売ろうとする。
そのことを神主の娘から聞いた主人公は楽屋に忍び込み、密かに劇団を手伝ってくれている警察官が脱いだままになっていた制服から
拳銃を盗み出して腐れ縁男を脅そうと考える……。

「演技力」を武器に、ナイフを持った男と対峙する主人公。
このシーンは最高である。

ところでこのドラマ、登場人物の名前が全てシェイクスピア作品の登場人物にちなんでつけられている。
演出家の久部三成は、マクベス(マクベス)+リチャード三世(リチャード三世)
女優の倖田リカは、コーディリア(リア王)
警察官の大瀬六郎は、オセロー(オセロー)
腐れ縁男の通称トロ(土路田万吉?)は、トロイラス(トロイラスとクレシダ)
……だと思うのだが、このトロ、もしかすると「トロイの木馬」も掛けている?

フォーティンブラスという「ハムレット」の登場人物についてのセリフがあるのだが、これも何か意味があるのだろうか?
ちなみに、フォーティンブラスとはハムレットの一族を相手に父親の復讐を企てた王子のこと。

なぜ「企てた」になるのかと言えば「ハムレット」とは、ハムレットの王家の王と王弟と王妃と王子がみんな死んでしまう話だから。
ハムレットの物語が父親の敵討の物語なら、サイドストーリーのフォーティンブラスの方は、敵討をする前に相手が全員死んでしまっ
ていた物語になる。

ちなみに、脚本家の三谷幸喜氏によれば、主人公・久部三成にはハムレットの要素もあるそうだ。
久部三成の名前の元ネタとなっているマクベスもリチャード三世も、破滅する王である。
トロが久部に復讐しようとしたら、すでに久部が破滅していたとか?
それともトロは、久部を追い出した劇団の内部に入り込み、トロイの木馬として活躍する?

先が楽しみなドラマだ。
寝る。

2025年11月20日(木)
最終出勤日。
本日の通勤電車のお供は『奇妙な花嫁候補 (ロンドン謎解き結婚相談所シリーズ )』(アリスン・モントクレア:著 山田 久美
子:訳 創元推理文庫 Kindle版)。
戦後間もないロンドンで結婚相談所を解説した女性コンビ。
なぜか事件に巻き込まれて……というシリーズの最新作。
探偵事務所ではなく結婚相談所が事件を解決するという点がユニークなシリーズ。

さて、仕事はいつも通り。
幽霊話には続編があって、お守りのブレスレットの替えたばかりの糸がまた切れかけたとか、目覚まし時計の日付が23年に変わ
っていたとか。
何かの理由でリセットされて工場出荷時の日付に変わったんじゃないか……とは言わないでおいた。(^^;

定時まで仕事をして職場を出ようとしたら、お客さまから記念にとクッキーを頂いた。
帰りの電車で『奇妙な花嫁候補』の続きを読む。
(さあ、死体が発見されたぞ!)
……という辺りで駅に到着。

帰宅。
明日、千葉県まで出かけるので、経路をネットで確認。
乗り換えが多いのに閉口する。
(明日は少し早く起きよう)
寝る

2025年11月19日(水)
朝。
出勤。
外は思ったより寒い。

通勤電車のお供は『星の王子さま』 (サン=テグジュペリ:著 内藤濯:訳 岩波少年文庫 Kindle版)。
先日観た芝居の原作。
子供の頃に読んだのだが、詳細を忘れていたので再読。

普通に仕事。
電話がかかって来たので出たらセールスだった。
ガラケーは地下書庫でも繋がるのが便利だが、しょうもない電話も繋がってしまう。

夕方。
退勤して帰りの電車で『星の王子さま』 読了。
ええとこれは「砂漠に不時着して飲み水も尽きかけ精神状態が危なくなったパイロットが幻覚を見た話」ということでいいのかな?
(はい、私はつまんない大人です)

ちなみに作者は、フランス〜ベトナム間最短時間飛行記録に挑戦した際に機体トラブルでサハラ砂漠に不時着し、カイロまで歩いて
どうにか生還……という体験をしたことがあるそうで、じゃあその時に幻覚を見たのか?(←まだ言ってる)

帰宅。
明日も仕事なので、早めに寝た方が良いな。

2025年11月18日(火)
シフト休み。
朝から自宅でいろいろと書類仕事。

午後。
久々にFAXというものを使ったら、すっかり使い方を忘れていて無駄にドタバタしてしまった。
普通紙FAXって、長いこと使わないとインクが詰まったみたいになって上手く印字ができなくなるのか?

夜。
ニュース。
〈高市総理大臣のいわゆる「台湾有事」をめぐる国会答弁に中国が反発を強める中、外務省の担当局長が北京で中国側と協議〉

〈外務省の金井アジア大洋州局長は18日、中国外務省の劉勁松アジア局長らと協議を行いました〉
〈劉局長は(中略)会談後、報道陣の質問に対し、協議の結果について問われると、「当然、満足していない」と答え、さらに協議の雰囲気につ
いては「厳しいものだった」と述べました〉
〈金井局長は記者団に対して一言も答えませんでした〉
[2025年11月18日午後0時03分(2025年11月18日午後7時12分更新)NHK ONE]

要するに、上手くいかなかったと。
で、「はたらく細胞」の実写版映画と「クレヨンしんちゃん」の中国での公開が延期になったらしい。
関係者にとっては、とんだとばっちりだと思う。

私の個人的意見としては「世の中には、わざわざ口に出して言わない方が良いことがある」かな。

夕食後。
……スーツを着ようとしたら、太っていた。
2号くん@ぽっちゃりに連絡して服を借りられないか打診。

寝る前に「ちょっとだけエスパー」を視聴する。
主人公たちが正義と信じて従って来た「エスパーを使って未来を変えようとする男」をヴィランだと主張する別のエスパー・グループの登場。
山本弘の小説『去年はいい年になるだろう』を思い出したな。

ちょっとX(旧Twitter)を覗いてみようとしたら、エラーが出て開けない。
ネットで調べたら、9時前頃から障害が発生しているらしい。

……しばらく様子をみたが復旧しないようなので、寝る。

2025年11月17日(月)
午前中。
風呂に入って、髪の毛が乾くのを見計らって床屋へ。

床屋で髪を切られながらニュースを見ていたら、アジア大洋州局長が北京に向け出発したと言っていた。
今月7日の衆議院予算委員会で、立憲民主党の岡田議員の台湾有事についての質問に答える形で、高市総理が中国の名を挙げ「状況次第で
『存立危機事態』になり得る」と答弁した問題を巡って中国側と協議するためだそうだ。
「協議」と言うと聞こえは良いが、こちらからわざわざトラブルの相手国に出向くわけだから対等な協議ということにはならないだろう。

問題となっている答弁は、官僚による原稿には書かれていなかったことだと言う。
だから高市さんは何らかの意図を持って発言したのかと考えていたのだが、いまのこの状態が本当に高市さんの狙い通りなのだとしたら
彼女は何をしようとしているのだろう?
やっぱり失言だったと見るのが妥当かな?

総理大臣と言えどもオールマイティーであるとは限らないので、高市さんは外交が苦手なタイプの総理なのかも知れない。
だとしたら、外交については外務大臣に投げて、自分は国内問題に専念するのが良いのではないかな?
経済問題とかクマ対策とか、やることはたくさんあるはずだ。

郵便局を2軒回って帰宅。
予定よりいろいろと手間がかかって無駄に疲れた。

夕方。
先日OSを更新して以来、使いにくくなったノパソと戦う。

夜。
会社に提出するための書類を書いてから、寝る。

2025年11月16日(日)
先週に佐藤編集長の誕生日があったので、今日は誕生会。
(要するに「酒が飲めるぞ!」)

午後になったので池袋で寿司やケーキを買って来て、駅から近い1号君のアパートに集合。
……日暮れまで飲む。

帰宅。
本日の「べらぼう」は……
大河ドラマというより痛快時代劇になって来た。

まあ「極秘に行われたので記録に残っていない」ということにしておけば、何をやってもいいのが「柳生一族の陰謀」以来の伝統?
元老中首座やら元大奥総取締やらが、長谷川平蔵と裏で手を組んで……
(うーむ???)

……寝よう。

2025年11月15日(土)
週末の休日。
平日に見損ねていたテレビ番組を視聴。
NHKの朝の連続テレビ小説「ばけばけ」は、日本人と外国人の常識の違いから生じた誤解が元でヒロインが苦悩する話。

ヒロインのモデルとなった女性が、後の夫となるラフカディオ・ハーンと出会った時のエピソードが元になっているようなのだが、この辺りの
ハーンの行動が、なんかよく分からないので、ハーンを変な奴だったと考える人もいるらしい。

史実ではこの時どういうことが起こっていたのかを、ネットで拾えた情報を元に推測してみると……。
英語教師としてラフカディオ・ハーンを招いた松江市側は、彼が宿泊するために高級旅館を準備していた。
しかし日本の文化に興味を抱いていたハーンは、宿泊施設として庶民的な宿屋を希望。

当然、そうした宿屋のオヤジは、上品な上流階級の人間ではない。
要するに、そこらのおっさんだ。

ハーンはこの宿屋のオヤジが、眼病を患った女中に手厚い看護をしないことに失望し、腹を立てる。
オヤジのためにひとこと弁明を付け加えると、当時の日本では安宿の女中レベルの使用人は使い捨ての労働力と考えられていて病気になったから
と言って金をかけて医者に診せるということは、あまりなかったのだと思う。

だが腹を立てたハーンは、この宿屋を出て他に部屋を借りることにする。
そうなると身の回りの世話をする使用人が必要になる。

宿屋のオヤジにメイドの紹介を頼んだところ、相手は(言い方は悪いが)品のないそこらのおっさん。
メイドというのは口実で、この外国人が求めているのは「性処理をさせる女」であるに違いないと思い込む。

で、そのような女性を斡旋するわけなのだが、ハーンが求めていたのはあくまでも「家事を行ってくれる従業員」である。
当然「こういう女性じゃない」と言うことになり、宿屋のオヤジの方は、これを「女の好みにうるさい外国人だ」と受け止める。

最終的にハーンは、この宿屋のオヤジを介さずにメイドを雇うことに成功するのだが、長年この辺りのハーンの言動に関する研究が問題の「宿屋
のオヤジ」の証言に依っていたため(上記の経緯によって彼はハーンにかなりマイナスの感情を抱いていたようだ)、ハーンの行動が意味不明に
見えてしまっていたのではないかと私は思う。

記録によれば、ハーンは連れて来られた「後の妻」を見て腕が太いとケチをつけて「サムライの娘チガイマス」と言ったとされている。
だが宿屋のオヤジによってさんざん「変な女」を紹介され続けたハーンが猜疑心から「こんな労働者階級みたいな士族の娘がいるか!」と疑った
のだとしたら、それは納得できる。

現実にハーンは彼女が本物の士族の娘だと認めて採用しているわけだから、この辺は話半分に聞いて、ハーンは基本的に常識的な採用面接を行っ
たのだと考えた方が良い気がする。

ドラマの方では、外国人の妾にされると思い込んだヒロインが(宿屋のオヤジではなくハーンの同僚の英語教師の紹介)生母の苦境を救うために
一大決心をしてハーンの元に赴いたものの、英語教師の勘違いで単に女中の仕事をすれば良かっただけだと分かるという話になっていた。
この「一大決心をするヒロイン(高石あかり)」と「それが生母のためだと知ったヒロインの養母(池脇千鶴)」を演じた2人の女優さんの表情
演技が素晴らしくて、役者さんが凄いと、こういういらないセリフを省いた映像でドラマが作れるのだな。

夜。
「全国ハモネプ大リーグ」という、アカペラコーラスの全国大会みたいな番組を視聴。
人間は楽器を使わなくても、思ったより多彩な音声を出せる生き物なのだな。

……いつの間にか寝落ちして、目が覚めたのは午前0時過ぎ。
半覚醒状態で湯船に入るのは危険なので、風呂は明日の朝に入ろう。
寝る。

2025年11月14日(金)
今日も仕事。
行きの地下鉄の中で『英国古典推理小説集』(佐々木徹・他 岩波文庫 Kindle版)読了。
19世紀のイギリスで書かれたものなのでしょうがないと言えばしょうがないのだが(当時のヨーロッパではオカルト的な話が結構広く信じられていたらしい)トリックにオカルトを使われると、ややお手上げっぽくなる。

仕事はまあまあいつも通り。
幽霊話を聞かされる。
「この地下書庫で仕事をするようになってから体が変に疲れるのは霊に取り憑かれているから」
なんだそうだ。
(そうかあ、疲れたのは憑かれたからか)
……自分の思いついた駄洒落に自分でどっと疲れる。
定時まで仕事をして5時半頃に帰宅する。

夕食後。
ドラマ「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」視聴。
主人公は自分の劇団とトラブルを起こして追い出された演出家。
潰れかけたストリップ劇場の支配人と知り合い、その劇場でシェイクスピアを上演することになる。
ただし、劇場のオーナーに毎週120万円の売り上げを渡さなければ劇場は閉鎖となってしまう……。

今回、主人公は落ちぶれた元シェイクスピア役者を出演させることで劇場の再起を図るのだが、この役者、アル中で落ちぶれ果てていた割には
ワガママ。
シェイクスピアでも地味な作品「冬物語」を上演したいと言い出す。
潰れかけの劇団が客を呼ぶには不向きな演目だ。

演出家は、かつての名優の復帰作なら注目を浴びるはずだと意気込んでいたものの、それもあまり効果はない。
当然というか、客の入りはパッとしない。
そんなとき、役者のひとりにテレビ局から声がかかる。
劇場がストリップをやっていた時に漫才コンビで舞台に出ていたうちの1人だ。

だが、声がかかったのは彼1人だけ。
漫才コンビを解散して、1人だけ出世することに躊躇する漫才師。
彼は支度金として渡された150万円をこれまで世話になった相方に渡そうと演出家に相談する。

オーナーに渡す金に困って切羽詰まっている演出家の目の前に置かれた150万円の札束。
ここからは、やってはいけない悪事に手を染める演出家の心情を演じる菅田将暉の演技をたっぷりと堪能する時間。
やっていることはクズなのに、彼の演劇への愛は本物である。
純粋で真っ直ぐな愛に心を燃やしつつ、他人の金をちょろまかす男。

良い役者と良い脚本の良いドラマ。
あとは「良い視聴者」さえいれば……。

寝る。

2025年11月13日(木)
目覚ましのアラームより20分早く目覚めた。
2時ぐらいに1度のどの違和感で目を覚まして風邪薬を飲んだのが良かったのか、体調は悪くない。

普通に出勤。
なぜか勤務時間中に「職場に幽霊が出る」という話を聞かされる。
私は見たことがないのだが???

午後。
親会社の人が来て、バイト一同に大歓迎される。
(この人にやって貰わないと困る仕事が山積みだったのだ)

夕方。
『英国古典推理小説集 』(佐々木徹・他 岩波文庫 Kindle版)を読みつつ地下鉄で帰路に着く。
通勤の行き帰りの車内で読んでいるので、なかなか読み終わらない。
職場が近すぎる弊害。(^^;

帰宅。
明日も仕事。
風呂に入って、寝る。

2025年11月12日(水)
出勤日。
珍しくアラームが鳴ったのに目が覚めず、危うく寝坊するところだった。

朝食を食べて家を出て、いつものようにコンビニで昼食を買う。
通勤のお供は今日も『英国古典推理小説集 』(佐々木徹・他 岩波文庫 Kindle版)。
職場に着いて、定時まで仕事。

帰宅して今日の分の「ばけばけ」視聴。
主人公が生母を助けようと決死の覚悟で手に入れた大金は、おバカな実の弟のせいで生母には渡らなかった模様。
(この「弟」、登場してからいままでのところ全く良いところがない)

昨夜見なかった「ちょっとだけエスパー」視聴。
次回は主人公たちの所属するエスパーグループ以外のエスパー集団が登場するらしい。
割と本格的にSFになりそうな雰囲気?

……明日も仕事なので「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」は明日見ることにして、そろそろ寝よう。

2025年11月11日(火)
シフト休み。
朝風呂に入る。

昼。
1号くんがやって来て、昼飯を食って帰って行った。

午後。
「べらぼう」視聴。
喜多川歌麿は版元の蔦重と決裂。
さらに蔦重の妻は子を死産。
江戸城では松平定信が失脚。

ニュース。
JR東日本が2026年末で交通系ICカード「Suica」のマスコットキャラクターを変更すると発表。
25年も使っていてすっかり定着しているマスコットを変更しなくてはならないような何かがあったのだろうか?

夜。
2号くんがやって来て、晩飯を食って帰って行った。

私の方は本日2度目の入浴。
体が温まったところで、さっさと寝てしまおう。

2025年11月10日(月)
たぶん軽い風邪。
熱はないが、体が重い。

午後。
寝たままやすこともないので、李白の詩を読んで過ごす。

 秋浦歌 其十五

 白髪三千丈 眼下を白く流れる長江は長い長い白髪のようだ
 縁愁似箇長 きっと憂鬱でこんなに長くなったんだね
 不知明鏡裏 こっちも久しぶりにちゃんと映る鏡で自分の頭を見てみたら
 何処得秋霜 どこで秋の霜をくっつけた来たんだという色になっていたよ

【無用の知識】
 秋浦:中国の地名。現在の安徽省池州市(あんきしょう ちしゅうし)の西南部。長江の下流。

1丈は約3.3メートルであるが、ここでの三千丈は単に「すごく長い」という意味にとって良いと思う。
秋浦は、地図で見ると山地のようなので、そこから見下ろした長江の流れが李白には長い白髪に見えたのだと思う。

冒頭の「白髪」を李白の髪のことだと解釈する説もあるが、後半に「不知明鏡裏」つまり、「鏡の中の自分の姿を知らなかった」と書いてある
から、何かのきっかけで久しぶりに鏡をしげしげと眺めるまで李白は自分の髪が秋の霜を思わせる白髪になっていることに気づいていなかった
ことになる。

そこから考えると三千丈の長さの白髪は、李白の髪のことではなく別のものであると考えるのが正しいはずだ。
(だいたい人間の髪の毛の長さが三千丈もあるわけがないだろう)
そしてタイトルにわざわざ地名が書いてあるのだから、この詩には李白が秋浦で見た景色が詠われていると考えるのが自然だと思う。

夜。
休憩のつもりで横になったら起き上がれなくなったので、そのまま寝る。

2025年11月9日(日)
……風邪をひいている。
こういう時は寝た方が良いと思ったのだが、眠れない。

夕方頃。
長く揺れる地震があった。

 時刻:17時3分頃
 震源:三陸沖(宮古の東130km付近)
 規模:マグニチュード6.9
 最大震度:震度4
  岩手県:盛岡市 矢巾町
  宮城県:涌谷町
豊島区は震度が出ていないが、隣の板橋区は震度1だった。

夜。
午後9時に眠って11時に目を覚まし、再び眠って午前0時に目を覚まし……体調が悪すぎると眠る体力すらなくなるという話は本当なのか?

眠れないので横になったまま本を読む。
『あらすじで読むシェイクスピア全作品』(河合祥一郎 祥伝社新書)。
タイトル通り、シェイクスピアの作品のあらすじ、そして作品解説。

あらすじだけならネットで検索すれば読めるのだが、作品解説が面白い。
名セリフはちゃんと原文を載せてどの部分が韻を踏んでいるのかまでちゃんと解説してくれているのが良いな。

……気がつけば、午前4時。
ともかく目を閉じてみよう。

2025年11月8日(土)
朝。
東京芸術劇場へ会場予約の手続きに行く。
窓口で予約日を確認しようとして、手帳のカレンダーが来年の1月までであることに気づく。
最近の手帳は、なぜか10月始まりが多く、翌年の初めの予定を書き込むには不便。
仕方がないので帰り道で新しい手帳を買って、それをいま使っているものの間に挟んで使うことにした。
若干不便。

帰宅。
どうも体がだるい。

夕方。
空想小説ワークショップ。
新しい教科書が指定されたので早速Amazonでポチッたら「古本屋ならもっと安く買えるのに」と言われた。

買った本は『日本語のレトリック:文章表現の技法』(瀬戸賢一 岩波ジュニア新書)なのだが、絶版本でもシリーズで揃えるわけでもない本
を買う時、普通の人はどのぐらい高価な本から古本屋を検討するのだろう?
私は文庫や新書は基本的に新刊本で買うのだけれど。
でないと、出版社が潰れる気がする。

夜。
はっきりと喉が痛くなって来た。
(やっぱりこのだるさは風邪だったか……)
ここ数日、明け方に嫌な感じの夢を見たり、起きた時に体が冷えた感じがしていたのは風邪の前兆だったのかも知れないな。

風呂は諦めて体を冷やさないようにして、寝る。

2025年11月7日(金)
悪夢を見たような気がして、朝から気分が良くない。
(しかしどんな夢だったのかはまったく思い出せない)

普通に出勤。
副都心線に乗車して東新宿で座席を確保する。
東新宿で降車する人が多いのは、都営大江戸線の乗り換え駅だからかな?

仕事はまあまあ順調。
このままトラブルなく納期を迎えられればめでたいのだが。

定時で帰宅。
変に疲れているのは、脚立の上がり降りが面倒くさくて後半ずっと脚立の最上段でバランスをとりながら作業していたからかな?
無意識に全身の筋肉を運動を緊張させていたっぽい。

座っても横になっても疲れが取れない。
気がつけば午前1時になっていたので、風呂に入って寝る。

2025年11月6日(木)
朝。
いつも携帯のアラームをかけて寝ているのだが、
(1)アラームが鳴っても目が覚めない。
(2)アラームが鳴る前に目が覚める。
いつもどちらかのパターンなんだよな。
アラームの意味があるのだろうか?

ちなみに今朝は(2)のパターンで目を覚ました。
朝食は目玉焼きトースト。
好きでも嫌いでもない料理。
最近、朝はいつもコレ。

出勤。
通勤のお供は『英国古典推理小説集 』(佐々木徹・他 岩波文庫 Kindle版)。
短編集。
「イズリアル・ガウの名誉」
(原題は“The Honour of Israel Gow” だそうで、翻訳によってタイトルの人名がイズレイルだったりイズリアルだったり、ガウだったりゴー
だったりする)

金持ちが死ぬ。
彼の使用人は知能と聴力に障害のある男ひとりのみ。

屋敷の中に残っていたのは、燭台のない蝋燭とか、ホルダーのない鉛筆の芯(削るタイプの鉛筆が発明される以前は鉛筆は芯をホルダーに入れ
て使うものだった)、台座のないダイヤ、ケースに入っていない嗅ぎタバコの葉……。

要するに残されたものから「なくなっているもの」を考え、それらの共通点を見つけ出すという話。
(有名な作品なので、オチは知っていた)

職場で、久しぶりに上司の顔を見た。
(お忙しい人なのである)

定時まで仕事をして帰宅。
夕食はキノコのスパゲティー。

外は寒かったが、家の中はまだ暖房はいらないぐらいの気温。
明日も仕事なので、風呂で温まって寝よう。

2025年11月5日(水)
朝。
シフト休みなので「ばけばけ」をゆっくり視聴。
格式の高い武家の奥方だった女性が道端に座って物乞いをしている。
明治維新による士族の没落の悲劇である。

現代の世襲政治家の人々が恐れているのはたぶんこのようなことなのだろうな。
社会の大きな変化によって自分たちがいまいる地位から追われる恐怖。

でも無能な二世議員は、正直、国民にとっては迷惑だから「象徴大臣家」みたいなものを作って政治に関わらずに儀式だけ担当する大臣をやっ
て貰うとかはどうだろう?
バカSFのネタとしては面白そう。(^皿^)

午後。
さすがに寒くなって来たので衣替え。
(冬服を保存袋から取り出して、夏服を同じ袋にぶち込むだけ)

夕方。
ニュース。
イスラム教徒がニューヨーク市長になり、トランプ大統領から共産主義者だと罵られたそうだ。
共産主義とイスラム教って、両立するのか?

夜。
「もしもこの世が舞台なら楽屋はどこにあるのだろう」
今回も一瞬も目が離せなかった。(菅田将暉は天才)
そしてラストで最高の悪役俳優・生田斗真が登場。

落ちぶれたシェイクスピア役者は、怪我をした俳優の代役として活躍するのかな?
(まだセリフを覚えているという伏線があったものな)
ただ、落ちぶれた原因である酒をまだやめていないらしいから、その辺もいろいろありそう。

さてと、明日は仕事なので寝る。

2025年11月4日(火)
シフト休み。
先日、OSを更新して以来どうもネット接続の具合が悪い。

午後。
「べらぼう」を再生していたら、途中で画像が止まってしまった。
(これもOSのせいか?)
他にもX(旧twitter)への接続がおかしくなるなど、いろいろ不具合が出たのでそれらと格闘。

夕方。
何をどうしたのが良かったのか、あるいは自然に(?)直ったのか、普通に接続できるようになったので「べらぼう」を視聴。

長らく蜜月状態に見えた主人公・蔦重(版元)と喜多川歌麿(絵師)の関係に影が刺す。
大店の主人となりって社会的信用と共に責任を背負い、子供も出来て家庭的な責任を負うようになった蔦重は「楽に稼げる」方向にシフト。
一緒に「面白いことに挑戦」し続けて来た歌麿との間に距離が生まれてしまい……という話。

そして江戸城の松平定信の方も、自分の理想に固執する余りに周囲が離れていき、ついには彼を陥れようとする動きが顕在化して来る。
史実では、このあと定信は失脚するわけで、一橋治済(ひとつばし・はるさだ)の暗躍を楽しめそう。
それにしても治済を演じている生田斗真、「鎌倉殿の13人」で悪役に開眼したのか「わるもの」がすっごく上手い!

夜。
リアルタイムで「わが心の大阪メロディー」視聴する。
大阪とは全く関係なさそうなディズニーソング「美女と野獣(Beauty and the Beast)」。
歌ったのは吉柳咲良とこっちのけんと。

続けて「ちょっとだけエスパー」視聴。
登場人物のひとりの、かなり重い過去が明かされる。
野木亜紀子さんが脚本を書いていて、ただのコメディになるはずはなかったのだ。

バタフライエフェクトの原理を使ってより良い未来を作ろうとしているという「社長」の命令によって特殊な薬によってESP能力を得たメン
バーたちが与えられたミッションを遂行していくというストーリー。

3話目の今回では、この薬の効き目には時間的制限があり、効き目が切れる前に追加を服用しないとESP能力を失い、2度とエスパーに戻れ
なくなってしまうのだということが明かされた。

そして本日のミッションは、夏祭りの会場で起こる爆発で死者を出さないこと。
爆発の原因は、犯罪なのか事故なのかも分からない。
分かっているのは、ただ爆発の時刻だけ。
混雑する広い神社の境内を爆発物を探して走り回るエスパーたちの姿は何とも間抜けだが、やっていることは極めてシリアスである。

そしてドラマは最後に急展開。
主人公が持っていたエスパーになる薬を「妻」が誤って飲んでしまったのだ!
で、また来週。
SFドラマとしてよく出来ていると思う。

さてと、風呂に入って寝ようか。

2025年11月3日(月)
……昨夜は寝落ちして風呂に入りそびれた。

文化の日だが、特に文化的な予定はない。
朝からEテレを観ていたら「ホール・ニュー・ワールド」を歌っていた。
ディズニーの「アラジン」でアラジンとジャスミンが空飛ぶ絨毯に乗りながらデュエットで歌うバラード。

男性は去年の紅白に出ていた歌手だったが、女性の方は知らなかったのでネットで検索。
「おとうさんといっしょ」という番組に出ている竹内夢という人らしい。
大河ドラマ「光る君へ」では藤原光子(三の君)を演じた人だそうだ。
(あ、見たことがある人かも)

三の君は、藤原道長のライバル的立場にいた藤原伊周(道長の兄の息子)の妾だった女性。
彼女の妹である藤原儼子(四の君)の元に花山法皇が通って来るのを見た藤原伊周が、三の君が浮気をしたと勘違い。
弟の藤原隆家に相談したところ、血の気の多い隆家が相手を法皇と知らずに矢を射かけてしまう。
この事件をきっかけに藤原伊周が失脚することとなったというのが、長徳の変(996年)である。

紅白歌手と大河女優のデュエットだったのか。
それはそれとして……「おとうさんといっしょ」という番組があるのか。

午後。
ツナサンドとクッキーと紅茶と、なぜか甘栗を食べた。
文化か???

本日分の「ばけばけ」視聴。
レフカダ・ヘブン(ラフカディオ・ハーンがモデル)がジャーナリストであって教員ではないことが問題になっていたが、当時、日本で語学を
教えていた外国人が教員とは限らないのは普通のことではなかったのかな?

夜。
口内炎はだいぶ良くなった。
やっぱり疲れていたのが原因だったのかな?

今日は風呂に入って、早めに寝よう。

2025年11月2日(日)
やや疲労が残っている朝。
結膜下出血は少しマシになって、眼球を動かしても痛くない。

昼。
NHKの「のど自慢」を観ていたら「爆竜戦隊アバレンジャー」の主題歌を歌って合格した人がいた。
特撮系、解禁されたのか!(別に前から禁止はされていなかったと思うが)

午後。
「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」視聴。

今回の話は、初日当日。
独特の緊張の漂う中、神主が呼ばれて舞台の安全を祈願する劇団員たち。

ここでハプニングが2つ。
一つは、神主が祝詞をあげている最中にふざけていた漫才師を演出家が強い言葉で注意したことで、漫才師が落ち込んでしまったこと。
そしてもうひとつは役者の安全祈願を行なった時に神主がうっかり女優の名前を1つ飛ばしてしまったこと。

名前を飛ばされて縁起が悪いと気にした女優は、そのせいかどうか稽古中に肉離れを起こしてしまうのだ。
医師の手当てによって、どうにか舞台には立てそうだが足に負担がかかるため、立ったり座ったりの動作ができない。

急遽台本が変更されるのだが、ここで演出家は先ほどの漫才師に重要な役割を振ることで、落ち込んだ気分を回復させることに成功する。
……と、こんな具合に次々に起きるピンチに主人公はひとつひとつ立ち向かっていく。

そして全てのトラブルが見事に解決され、ようやく幕を上げた舞台は……大失敗に終わるのである。
さすがは三谷幸喜、素人受けする予定調和には終わらせない。
落ち込む主人公に最後に希望の光が見えたところで、次回へ!

構成が緻密でノートを取りながら観たくなるようなドラマなのだが、逆に言うなら視聴率は取りにくそう。
視聴していて一瞬も気が抜けないのだ。
「完成された作品」と「売れる作品」について考えさせられるなあ。

夜。9時頃。
急激に眠くなって来た。
これは寝落ちのパターンかな?

2025年11月1日(土)
2号くんと一緒に下落合に「B612のあなたへ LE PETIT PRINCEより」という芝居を観に行く。
もちろん卓越した方向音痴能力を持つコンビが慣れない場所へ行く訳であるから、電車はきっちり乗り間違える。
(高田馬場から下落合に行くのに急行に乗るというベタなやつ)

……まあ、どうにか無事に劇場へは辿り着いた。
さて、「LE PETIT PRINCE」は、日本では「星の王子さま」として知られた童話。
タイトルがちょっと変わっていたので、「星の王子さま」を下敷きにした別の物語かと思っていたら予想外にガチの「星の王子さま」だった。

物語的な工夫としては、主人公である飛行士には幼くして亡くした弟がおり、その死を引きずっているということが暗示されている点。
「王子さま」との別れを、主人公が弟の死を受け入れられたことに重ねて物語を作っている。
これは良い改変だと思った。

帰宅。
夕食後に軽く休もうとしたらちょっとウトウトしてしまったようで、風呂に入ったのは11時過ぎ。
明日は日曜日なので、特に問題ないと思う。
……と、調子に乗ってそれからさらに午前2時頃まで夜更かし。

さすがにそろそろ寝ようと思う。

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