掲示板かどっかに書いたような記憶があったけど今見たらなかったので…

勝手に妄想 preエルナサーガ 1

1. 核により人類滅亡(いきなり ^^;)
2. 僅かな人類、核シェルターにて生き残る
3. 放射能による汚染と大気組成を元に戻す為、テラフォーミング用ナノマシン散布
4. 放射能と大気組成、安全圏レベルで安定。人類シェルターを出る
5. 大気は元に戻ったが核と放射能で人類以外の生物は死滅していた。
   生態系を再生する為、生命を分化・進化促進するウィルス型ナノマシン"血"開発される
6. "血"により生態系は急激に回復・再生される。人類新たな生活を始める
7.「魔精霊事件」発生
   再生された生態系の動植物を食用にした人間が急激に変形・死亡する事件が発生する
   調査の結果、"血"が原因である事が判明する
   再生された生態系の動植物は"血"により生み出されたが為に全てが"血"の因子を持ち、
   体内に多量の"血"ナノマシンを持っていた
   人類が血ナノマシンを摂取してしまうとその急激な体組成改変・分化の対象となり
   死を免れなかった
   血は空気中にも散布されていた為直接動植物を口にしなくても安全とは言えず、
   人類は再びシェルター生活を余儀なくされる
   これ以後"血"ナノマシンは怖れを込め"魔精霊"と呼ばれるようになる
8. 対魔精霊研究開始
   魔精霊により生成されたものより魔精霊因子を取り除く研究が進められる(後の反魔法技術に繋がる)
   だが、それらとは逆方向のアプローチをする研究者がいた…
9.「血人」誕生
   多くの科学者が魔精霊とその因子を取り除く事に躍起になっている中、ある一人の科学者が
   まったく逆のアプローチにより問題を解決しようとした。
   人類は血の因子を持たないが故に血に侵されると死を免れ得なかったが、
   血により再生された生態系の動植物は生来因子を持つ為互いに摂取しても何の影響もなく、
   普通に生態系を形成していた。人類だけが再生された生態系から外れていたのである。
   この点に着目したその科学者は人に血の因子を組み込み血の影響下でも生活できる人間を生み出す事に成功する。
   しかし人に改変を加える事は倫理的に問題視され、この科学者は処罰されることとなる。
10.科学者は処罰されたが既に生み出されてしまった"血人"を処分することは躊躇われ、
   一応 法の下での人権を認められる事となる。
   しかし"血人"は一人ではなかった。既に男女数組が作られていたのである。
11.「魔法」発現
   人権を認められ、シェルター外でも自由に行動できる血人は何代かの後にはかなり数を増やした。
   最初は旧人類と特に問題もなく共存していた彼らだったが、やがて彼らの周りで
   不可解な現象が度々目撃されるようになる。
   火花が飛び散ったり物が突然発火したりするのだ
   やがて旧人類で怪我をするものがでるまでに及んでいよいよ問題は無視できなくなり
   その現象の発生メカニズムの研究が開始される
12.「呪文」による封印
   研究の結果 現象は血ナノマシンがテラフォーミング用ナノマシンのプログラムに干渉した事による事が判明する。
   特に血人は体内に多量に血ナノマシンを保有する為 その精神状態如何によっては大きく干渉し、
   凡そ「魔法」としか表現し様のないほどの現象を引き起こすことがあった。
   血人に危険な武器を与えてしまっている事に気付いた旧人類はこれを取り上げようと画策するが
   魔精霊除去技術は(まだ部分的にしか)実現されておらず、テラフォーミング用ナノマシンも
   自己増殖能力がある為完全に除去する事は困難だった。
   仕方なく旧人類は新たなナノマシンでテラフォーミング用ナノマシンのプログラムに
   キーワードによるプロテクトを施し、一応この「不可解現象問題」は解決することとなる。
   これ以後血人は密かに魔法人と呼ばれるようになる
13.魔法技術の発達
   魔精霊とテラフォーミング用ナノマシンによるネットワーク形成・相互干渉でさまざまな現象を引き起こせる事を知った旧人類は
   その研究を推し進め様々な技術を開発していく。
   魔法による無限に近いエネルギーの獲得、ナノマシンネットワークへの人格コピー等等…
   ここ此処に至り、人格コピー等で死すら超越できるようになった旧人類は自らを
   "神"と称して憚らないようになる

   そして やがて 大規模な魔力炉の製造、暴走、天への逃避へと繋がっていく…
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