A

私がまだ調理師を職業にしている時のことである。

何時ものように、天ぷらを揚げていたのだが日の光に油の泡が、照らされ何故か

奇麗に見えてしまいうっとりしてしまった事があった。

食べ物でなければ、そのまま真っ黒に焦げるまで天ぷらを揚げていただろう。

○○○○太郎では、無いが..............?

 

ある日、久しぶりに焼き方にまわり、オーブングリルで焼き魚を焼いている時

ふと思った。

先輩の焼き方と、私の焼き方が違うのである。

どちらが,正しいか分からないが先輩の焼き方は、強火の近火、私の焼き方は、強火の遠火でした。

鯵の塩焼きなので魚の油が少ないのであまり、強火の近火だと火が通る前に皮が 焦げてしまい生焼けか、真っ黒焦げになってしまうのである。

この頃、魚の焦げた皮を食べると癌になると、ニュースや雑誌で騒がれていたのでした。



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