3年目の本気
好きになるのは勝手だと
優しい言葉の一つ二つ
ないままで季節は移ろい
君の移り気にも気付かぬまま

駅のホームで誰かのメールあわてて隠した
閉まる扉ガラス越しに
言いかけた言葉を知りたくて

君を守ってるつもりが どれだけ君に支えられたの
三年目のわがままだけど
どうかもう一度僕を信じて欲しい


元々過度のエゴイスト
一人の時はただのナルシスト
バレない程度の火遊びも
男の甲斐性だと思ってた

強い男を演じるたびに悲しい瞳で
君が望んだ幸せなら
平凡でちっぽけな事だった

君と登るはずなのに坂の途中でいつも見失って
すれ違う二つの道を
どうかもう一度巡り会わせて欲しい

遠ざかる電車が街の灯にとけて行く
二人の夢のように