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2013年大会の結果図示(箱ヒゲ図表示)
はじめに全体像を
2013年大会の総合成績(優勝チームとの時間差)
*見にくくてすみません。画像をクリックすると拡大図を表示します(以降も同様です)。
この表は、2013年大会の総合成績を優勝チームとの時間差で表示したもので、この内容を各区間別に分割し、さらに各区間の状況を箱ヒゲ図にまとめて全て並べたのが次の図です。
2013年大会の各区間成績箱ヒゲ図(優勝チームとの時間差形式)
この図は、1区から10区までの各区間の箱ヒゲ図を並べたものです。なお、各区間の箱ヒゲ図は、総合優勝した日体大と各校の時間差をもとに作成しています(日体大=遅れ時間0。日体大より記録がよいとマイナス)。
<箱ヒゲ図の見方>
- 各区間の図のやや左に位置する箱は、左側が1/4の順位に、右側が3/4の順位に相当(箱の中の線は中央値)。
- 箱から左右に伸びる線(ヒゲ)は通常は左のヒゲの端が区間第1位に右のヒゲの端が最下位に相当するが、管理範囲(ヒゲの外側の茶色の縦線−説明次項)の外側に位置する記録は別に独立した点で表記(外れ値=赤い点。2、6、8、9、10区に見える。またこの図では範囲外で見えないが、5区にもある−後記)。
- 管理範囲は、{(3/4の順位の遅れ時間 マイナス 1/4の順位の遅れ時間)×1.5}を管理幅とし、箱の左端および右端プラスその幅までとなる(ヒゲは管理範囲内の左端および右端の記録までひく)。
- 区間記録をオレンジの星で示す。
<参考−箱ヒゲ図の用語説明>
以下、この箱ヒゲ図の上に各大学の記録をプロットします。その際、多いと見にくいので遅れ時間3〜4分ごとに括ってグループ化します(冒頭の表の色分けは、その括りを示します)。
- 上位G:日体大から5〜10分くらいの遅れ
- シード争いG:第10位の大学からプラスマイナス2分くらいのG(日体大から10〜15分の遅れ)
- シード争いからやや遅れたG:シード争いの次のGで、日体大から15分から22分の遅れ
- 下位&棄権G:日体大から25分弱からそれ以上の遅れ、あるいは棄権
※大学の呼称は統一してません。正式名称と省略呼称が混在しています(大のあり/なしもあり)。
各校の状況
図を見てください。パッと見て、順位や時間差の傾向が見えればいいんですが、・・・。
上位G
- 東洋、駒沢は、日体大に勝ったり負けたりだが、大きく負けた区間がある。
- 帝京、早稲田は大半の区間で日体大から少し遅れている。
シード争いG
- かなり高い山が出来てしまった学校と(明大、中学大、山学大。ただし1区間)、そうでもない学校に分かれる。
シード争いからやや遅れのG
- 日大の2区を除くと、全校が全区間で5位以降である。
- 10位の中央学院を入れましたが、違いははっきりしない。中央学院は全体的に左側だが、上位だから当り前。
下位&棄権G
- アクシデントの影響が大きかった学校と(神大、城西大)、遅れが大きい区間が多い学校がある(東農大、上武大、中大:中大は両方)。
- ここも10位の中央学院を入れたが、違いははっきりしない(神大、城西は、5区が普通であれば多分このGではないので、さらに傾向がわかりにくいですね)。
ウーン!今一ですね。差の表示に箱ヒゲ図を組み合わせたのですが、遅れのグラと何が違うの、という感じです。こういうものは早さが必要ですね、・・・(*)。ともかく、制作第1弾として、練習をかねてやってみました。
*結果表示の部分だけを言えば3月には出来てました。ただそれだけではさみしいので、予選会と本選の関係の分析をやって、それも6月にはなんとかなりました。そのへんで手を打てばよかったんですが、箱根駅伝系だけというのもどうかと思って、ずっと前から気になっていた石崎川の橋の調査も盛り込むことにしました、・・・、10月になってしまいました。