アイラブベビーチョコ(ママは小学4年生)
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カバヤの食玩には、商品名に作品のタイトルを冠していないものもあります。このような商品は、例えばおしゃれセットのような、作品にかかわらずある程度の汎用性のあるものに見られます。
また面白いことに、なぜかフィギュア系の食玩にはタイトルを冠しないという傾向があります。少なくとも、赤ずきんチャチャまでのミニキャンデー以外では、ヒロインフィギュアシリーズをはじめ見かけません。
ここでは少し時代をさかのぼってママは小学4年生(ママ4)のフィギュア系食玩からアイラブベビーチョコをご紹介します。
ママ4放送当時はもちろんヒロインフィギュアシリーズなどありませんでしたし、また食玩自体もそれほど重要視されていたわけでもありませんでした。そんな時代背景もあったのでしょう、ゼンマイによる歩行?ギミックがついています。
もちろん組立・塗装済ですが、ギミックを優先させていますからプロポーションはお世辞にもいいとは言えません。しかし後年のフィギュア系モデルとは全く違うコンセプトで作られていただろうことや、あるいは当時の実情を考えると、組立・塗装済というだけでも十分評価できたのではないでしょうか。直接比較すること自体があまり意味をなさないようにも思えます。
人形には写真の哺乳ビンを動かしながら前進するタイプと、ハイハイするタイプの2つがありました。
なおママ4のフィギュア系(と言うには、いささか語弊もありますが…)食玩には、この他にもマスコットのおとぼけくらぶがありました。
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