フリーポーズセレクション・日下部まろん
(C)種村有菜/集英社・テレビ朝日・東映アニメーション

ここのページでは、フィギュア及びアクションドールは取り扱わないことになっています(初出up当時)。
にもかかわらずこのドールは、バンダイいわくアクションドールだとか。
ですがあまりにもアクションドールらしからぬドールなので、番外編としてご紹介する次第です。
最近の流行の一つとして挙げられるアクションドール。玩具メーカばかりでなくショップブランドからも多数発売されていて、すっかりおなじみの存在になりました。
さて、このフリーポーズセレクション、バンダイではアクションドールとして売り出しているんですが、それにしてはアクションドールに付き物の丸見えの関節が見あたりません。
実はこのドール、なつかしのベンダブルマスコット(中に仕込んである針金で、腕や脚を自由に曲げられるマスコット)をそのまま1/8ドールサイズに拡大したと言ってもおかしくない構造をしているのです。さすがに頭部は別パーツですが、ボディはなんと一体成形になっているのです。
10箇所の関節可動と謳われていて、確かにそれに相当する箇所は可動するので看板に偽りはありませんが、それにしてもツイストができないというのも今では珍しいのではないでしょうか。

もちろん他の22cmアクションドールの服に着せ替えることはできますが、ボディの材質がタカラのドールの脚と同様の材質だということもあって、着せ替えは簡単ではありません。その一方でブラシとくしを付属させているというところも面白いものがあります。
なおドールそのものはママレードスクールを思わせる出来で、スタンドも同じものが使われています。

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初出:1999年2月11日/最終更新:2009年11月30日