しゃーぷっぷフレンズ
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もろもろの事情で、画像だけ先に用意しておきながら本文が何年にもわたって製作されずにいました。
サイト再編にあたって、とりあえず“覚えている範囲で”本文をまとめてみたいと思います。誤謬も見られるかと思いますが、その節はご容赦いただければ幸いです。
下の画像は初期発売のものです。それゆえ追加発売(だったと記憶しています)のぽっぷが入っていません。
アニメ作品第2弾でのドールは、前作(おジャ魔女ポーズ)とは打って変わってちゃんとしたドールの体裁をなしています。とはいえドールサイズは他との互換性を考えていないオリジナルサイズ(メイン4人は身長約12cm、ぽっぷは約11cm)。
一応タカラ(当時)リカちゃんシリーズの園児サイズと同じくらいのサイズなので、あちらの服は着せようと思えば着せられます。ただしボディがあまりに細すぎる(1/12アクションフィギュアばりの細さ)ので、逆はできません。ハナちゃんに至っては、画像でもわかるようにドールとしてのサイズがあまりに小さく(ゆえに事実上着せ替え不可)、ドールハウスに入れても違和感がないほど。
左の画像は、前作とのサイズを比べてみたものです。おジャ魔女ポーズにハナちゃんを抱かせると、サイズ的にもかなりさまになります。
そのほかの特徴として、前作で曲がりなりにも着脱できたピアスが作りつけ(着脱不可)になったことが挙げられます。玩具としては、やはりそうせざるを得なかったと考えるのがよさそうです。その他、ヘアスタイルの再現性などは前作とほとんど変わりません。
右の画像は着せ替え例ですが、はづきにはカスタムドレス、おんぷには某ゲームキャラのフィギュアが着用していた制服(ほぼ同じサイズでした)を着せています。
上右の画像を見る限り、最近発売されている1/12アクションフィギュア用の衣装も着せられそうです。そこで実際に着せてみたのが、右の画像(左:どれみ)です。本来着せる対象とされるフィギュアとは身長差がありすぎるので、着せられる衣装はスカート丈の短いものに限られるなど、制約があります。
画像右のドールがぽっぷです。特徴的なヘアスタイルの再現はどれみ以上に植毛ヘッドでは(しかも玩具としてのドールでは)困難で、ほとんど再現されていないのが惜しまれます。身長は、さきに書いたように若干小さめに作られています(衣装はタカラ園児サイズのものを着せています)。
初期発売のものは、各人ブリスターパック状のケースにほうき(前作同様、各人区別できます)とスタンド代わりの治具(ハナちゃんはクッションとかご)が一緒に収まって発売されました(各1200円)。後期はロイヤルパトレーヌの衣装で発売されたのですが、おそらく商売上の理由もあって、メインキャラ4人に各人の妖精、それに加えてマジョリカ(今度は彩色済)とララをセットにしたロイヤルパトレーヌセット(4500円)として発売。こちらの単売はありませんでした。またそのおかげでドール個体の生産(流通)量にも差が出ています。
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初出:2009年7月1日/最終更新:2010年10月15日