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ハンナ講座 やさしい社会問題
第70回講座(2026年9月13日)まとめ
「格差の問題から今の社会や人間のあり方について考える」
9月に入って、厳しい暑さも少しやわらいできた中、6月以来の講座を開催しました。
●Fさん
「コーヒーは男のもの?」(中村佳太著)という本を紹介。味の違いが分かるのは男?焙煎は男の仕事?京都の焙煎家が思い描く多様で平等なコーヒーの世界。コーヒー業界のジェンダーギャップ解消を目指す一冊。
●Nさん
①「病害虫侵入で国産ジャガイモ危機。米狙うジャガイモ解禁」
農林水産省が加工品ではないアメリカ産の生のジャガイモの全面解禁に向け手続きを進めているが、病害虫の侵入とまん延、残留農薬の問題など、日本の生産農家と消費者の双方に大きな被害と危険性を伴うことが懸念されている。
②「西岸パレスチナ人をイスラエル入植者がハイキングと称し襲撃」
パレスチナのヨルダン川西岸地区でイスラエル人入植者がパレスチナ人の地域に入って襲撃や殺傷を繰り返す事態が日常化している。パレスチナ人地区では燃料や水も不足し移動も制限されて住むことが困難な状況が続いている。
●Uさん
①映画「ヒンド・ラジャブの声」(今年度ヴェネチア国際映画祭グランプリ)の紹介。2024年パレスチナのガザで6歳の少女ヒンド・ラジャブとその家族そして救助に向かった救急隊員がイスラエル軍に殺害された事件を映画化。
②「NHKスペシャル:白い旗 水木しげると硫黄島」太平洋戦争の激戦地・硫黄島で軍の命令に逆らって白旗を振り、部下の命を守ろうとした軍人を描いたアニメをもとに、日米の徹底取材で硫黄島戦の真実に迫ったドキュメント。
●Hさん
①「Maqluba!vol3×架け橋 2025年夏パレスチナ・ヨルダン川西岸地区の暮らしを訪ねて」というエッセイ小冊子の紹介。パレスチナ西岸地区での暮らしや現地の家庭料理のレシピなどを紹介している。
②パレスチナとつながる映画上映会「魔法が私に流れ込んでくる(11月3日:とよなか男女共同参画センター)」の紹介。パレスチナに住む多様なアラブ音楽家の演奏を通じて、歴史・政治・領土を超えた文化の多様性を訴える。
➂映画「新・あつい壁」(中山節夫監督:2007年)ハンセン病差別や冤罪が強く疑われる1952年の熊本の菊池事件を扱った映画で、近年、各地で上映会などが行われている。
●SIさん
①以前、Uさんも紹介された「急に具合が悪くなる(濱口竜介監督:カンヌ国際映画祭最優秀女優賞)」の原作を読んだ感想とストーリー・製作過程などの紹介。
②「仕事は対等な関係で担う」ノルウェーのベルゲンにあるBRAというテレビ局は、主に知的障害などのある人たちがスタッフとして働く、障がい者の障がい者による障がい者のためのテレビ局で、選挙報道などで独自な番組を制作して反響を呼んでいる。
●Kさん
「24時間テレビ」でチャリティマラソンを走った星野真里のインクルーシブ教育に関わる言動へのネット上の冷たい批判的反応に、24時間テレビの功罪とともに、障がい者を排除しようとする日本社会のうす暗い嫌な傾向を感じたという石黒隆之さんのエッセイを紹介。
次回は10月10日(土)の予定です。
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