ハンナ講座 やさしい社会問題 

第52回講座(2024年11月9日)まとめ

「格差の問題から今の社会や人間のあり方について考える」

 温暖化の影響か、11月になってもまだ10月上旬のような気候でした。今回も様々な内容を交流することができ、勉強になりました。紹介されたテーマのみ簡単にまとめています。


Fさん
夢みる給食の上映会のお知らせ(場所、長岡京市)


Hさん
アトリエみつしまさんのアート展に参加
健目と盲目のアーティストの展示。

Sさん(2つの新聞記事紹介)   
◯広瀬浩二郎さん「異系=畏敬」の吟遊詩人
目の見えない瞽女は見える村人とは「異系」。「異」という認識が「畏敬」に繋がっていく。ワークショップでは「歩く」「創る」「伝える」をキーワードに。当たり前に見えているものを丁寧に言語化する等。国立民族博物館「吟遊詩人の世界」で目が見えない世界の再評価の場となれば。

◯〜堤 未果さん〜日本の灯が消える日
蛍光灯の製造と輸出入は2027年までの段階的廃止。現在照明器具4割蛍光灯。LED原料は中国一国に抑えられ。日本のインフラは?公共施設すべてLED化は至難の業。

Seさん
映画「母と子の絆」カネミ油症の真実の紹介
みんぱく「吟遊詩人の世界」映画「瞽女」の紹介

Nさん(2つの新聞記事紹介)
◯気候危機・日本
二酸化炭素排出削減の2030年迄の課題。目標設定の低さ、報道の鈍感さ、気候変動の最大の被害国としての情報が発信されず、科学的政策の決定力不足。
◯世界人口の約11%9、7億人精神疾患

Uさん
いちむらみさこさんの本の紹介
「ホームレスでいること」見えるものと見えないもののあいだに

Seさん(2つの新聞記事紹介)
◯「記者の目」ガザで失われ続ける命、私たちにできることは
〜一緒に過ごし消えた不信感〜
平和の架け橋プロジェクト「聖地の子どもを支える会」20年以上活動。イスラエルとパレスチナ人、日本人が参加。
〜3人の娘犠牲憎しみを封印〜
医師の味わった痛みと決意、映画「私は憎まない」
◯新聞記事「土記」伊藤智永さん
〜敗戦1年前の暗黒日記〜
敗戦一年前日本人は何を考えていたか知ることは戦争体験証言を集めるよりも大切。「先の大戦」戦死者の9割は最後の一年に死んだ。外交評論家、清沢洌の「暗黒日記」のこと。



次回は12月14日です。お申し込みは直接来られるか、HPのメールから(事前に連絡いただけると助かります)