ハンナ講座 やさしい社会問題 

第51回講座(2024年10月12日)まとめ

「格差の問題から今の社会や人間のあり方について考える」

酷暑も峠を越えたかと思ったら、10月になってもまだ暑い日が続く中、講座を開催しました。

 

●Fさん

「小川たまかさんとフェミトーク(11月17日、大山崎COFFEEROASTERSにて)というイベントを紹介。(Hさん補足説明)

●Nさん

「プラゴミ環境汚染、自治体データで年間5210万トン排出」「プラボトル飲料再考を、健康問題や海洋汚染について専門家主張」の二つの新聞記事を紹介。

●Hさん

プラゴミなどの公害問題に関連して、「カネミ油症問題」などについて言及。

●Uさん

・「選挙に立候補できる年齢が25才以上か30才以上に制限されているのは国民主権などを定める憲

   法に違反するとして、昨年7月19〜25才の若者6人が東京地裁に提訴。裁判費用はクラウドファンディングでまかない、世間に広く訴える」という雑誌記事を紹介。

・日本の検察による不正やえん罪に取り組む弁護士の姿を描いた「アンチヒーロー(長谷川博己主演)」というテレビドラマを紹介。Uさんは、えん罪を生む日本の警察・検察の在り方や捜査の問題点について言及。

●SIさん

・「日本のエネルギー問題について、自然エネルギー財団研究チームの試算によれば、電力の8割は自然エネルギーで供給可能」という新聞記事を紹介。

・「市川白弦著:仏教者の戦争責任」という著書をもとに、日本仏教界の戦争協力について考察」という新聞記事を紹介。関連して、SIさんが現在回っている四国遍路の体験などをもとに、自身の宗教観や宗教の在り方などについて言及。

  ●Hさん

  ・「忘れない、パレスチナの子どもたちを(M・サウワーフ、M・ウインターボトム監督)」「ガザ=ストロフ-パレスチナの吟(うた)(S・アブダラ、K・マブルーク監督)」という二つの映画を紹介。両作とも、出口の見えないパレスチナの現状を、現地に生きる人々の肉声によって伝える渾身のドキュメント作品で、アップリンク京都などで上映予定。

  ・「第13回シニア女性映画祭・大阪2024:あきらめない!(11月16日〜17日、とよなか男女共同参画推進センターすてっぷホールにて)という企画を紹介。この企画はシニア女性監督作品やシニア女性を描いた作品を上映する企画で、今回、「夜明けに向かって」「ホームレスを生きる女たち」「小西綾 見て考えて生きてきた」「もっと真ん中で」の4作品が上映され、交流会も持たれる。

  ●Mさん

  ・「核の恐怖 カメラは伝えた・記者が見たヒロシマ」という新聞記事を紹介。日本被団協のノーベル賞受賞と時を同じくして、改めて原水爆の被害の実態と脅威を伝えることの意義を訴える連載。

・「ある弁護士の生涯 布施辰治(布施柑治著)」生涯、反権力と人権擁護の姿勢を貫き、えん罪事件の救済や告発にも深く関与した反骨の弁護士布施辰治について紹介。

・定時制高校に通う、様々な背景を抱えた生徒たちと教師が壮大な宇宙をテーマにした科学実験に臨む姿を描いた「宙(そら)わたる教室(窪田正孝主演)」というテレビドラマを紹介。

 

次回は、11月9日(土)の予定です。