「作曲非常口 ~平凡な私達のためのメロディー技法~

 中央アート出版社


 
村井 俊夫 著  104頁  定価1,785円(税込)

おかげさまで増刷に至りました(2010年12月)。ありがとうございます。


「才能がある人には、この本は不要です」

 私も作曲の才能がほしいものです…。

 「メロディーが天から降ってきた」とか「誰かに動かされているように曲ができた」とか…そんな経験は私には一度もありません。

 こんな私が作曲の仕事をしています。才能のない私には「メロディーが降ってくる」なんてことはありませんから、そんなものを待っていたら締め切りはとっくに過ぎ去ってしまいます。

 そこでどうするか。

 理論で作ります。

 それが本当に作曲作業として正解か、といえば…たぶん違うと思います。

 しかし私には降ってきませんから…。

 「自分には才能がない」という自覚から私の勉強は始まりました。ジャズ理論、和声学、ロックの手法、キューバやブラジルの音楽、そしてもちろんポップスも。それぞれの音楽が特有の色合いを持っています。それらが「なぜその色合いに聴こえるのか」を理論的に分析しました。そしてたくさんの「引き出し」を作りました。

 そんな自分の経験から「作曲に行き詰まった時にちょっと覗いてもらう便利帳のようなもの」…そんな本を作ってみようと。もちろん作曲の本当の素晴らしさや醍醐味は、この本を越えたところにあると思います。それぞれの理論やジャンルを深く研究することで、あなたの音楽に大きな喜びが生まれることでしょう。

 でも…とりあえず、今、お急ぎのあなたへ…非常口。


目次

第1章 メロディーが動くしくみ            

1.  作曲手順の理想と現実

2.  ひとつの結論

3.  つなぐ 〜経過音〜

4.  揺らす 〜刺繍音〜

5.  逃げる 〜逸音〜

6.  頼る 〜倚音〜

7.  ジラす 〜掛留音〜

8.  アセる 〜先取音〜

9.  非和声音の感情・用途

10. 混ぜる 〜連続非和声音〜

11. 作ってみる

第2章 コードが動くしくみ              

1.  ふたつめの結論

2.  ダイアトニックということ

3.  期待と裏切り 〜2度進行と完全4度上昇進行〜

4.  借りてきたり 〜サブドミナントマイナーとセカンダリードミナント〜

5.  飾りつけのまとめ

6.  背景を変える 〜リハーモナイズ〜

7.  何処へ 〜転調〜

第3章 ちょっと気になる非常口 〜いろいろなヒント〜   

1.  ペンタトニックスケール

2. 「ファ・シ」はせつない

3. 「ド・ソ」は強い

4.  アルペジオの回数

5.  大きな跳躍の前のワンクッション

6.  シンコペイション

7.  歌モノの情報量

8.  モチーフ

9.  息継ぎをしましょう

10. 余韻を作りましょう 

第4章 作曲通用口 〜勉強を掘り下げるかたへ〜       

1.  マイナーキーということ

2.  ドミナントということ

3.  テンションということ

第5章 重箱の隅                   

1.  メジャーキーの主和音

2.  不完全なコードの良さ

3. 「マイナーは暗い」という思い込み

4.  理論学習の落とし穴

5.  サイズを作る

6.  自分の曲を聴きすぎたあなたは

7.  不協和度と耳の慣れ

8.  音の風景

9.  作業中の楽器

10.  耳を信じる

第6章 作曲に便利なコードチャート         

あとがき



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