「ベースラインの構築法 ~非和声音と開放弦~中央アート出版社

 
村井 俊夫 著  104頁  定価1,575円(税込)

おかげさまで増刷に至りました(2010年3月)。ありがとうございます。

第3刷に至りました(2011年2月)。ありがとうございます。

第4刷に至りました(2012年2月)。ありがとうございます。


 拙著「ベースラインの構築法〜非和声音と開放弦〜」はクラシック音楽理論の和声学における一項目である「非和声音」を根拠として軽音楽でのベースラインを形成しようとするものです。そしてその成果が充分に発揮されるために「開放弦」の有効な使用方法を解説致しました。

 基本的な素材としてジャズの4Beatウォーキングラインを用い、それを原型として8Beat・16Beatへの転化を示しました。

 軽音楽におけるベースライン形成にクラシック理論を引用する理由は、その発想が最も簡潔にベースラインのバリエーションを解説しうると判断したからです。

 ご存知のとおり軽音楽は非常に多岐にわたり色々な面において「自由」です。「コード進行の自由」「リズムの自由」「音程関係の自由」など許容範囲がとても広いものです。それゆえ学習者にとっては基本的な発想を得ることが困難になります。またジャズにおいてはプレイヤー単位における「コード進行のリハーモニーゼイション」が譜面に現れない状況で行われるために、その発想根拠を把握しにくい場合が頻繁にあります。

 それらの状況を踏まえ、「感性や自由」を謳歌する前に音楽の根幹を成り立たせる音の流れのパターンを習得することが、その後のパーソナリティーを発揮させるためにも早道であろうと考えます。

 そして最も重要なことは「整理された発想を用いることによって弾きやすいラインを獲得できる」という点です。具体的には、開放弦を有効活用できる範囲が広がることです。弾きやすい運指であればこそ良いリズムを出せることは明らかです。

 素材としてジャズの4Beatウォーキングラインを用いた理由は、そのスタイルがベースの動きを最も明快に示し得ると考えるからです。

 一般的に「ジャズベース」の印象は「難しい」と思われがちですが、その基本的な構造は意外にシンプルであることが本書によってお伝えできれば幸いと思います。そしてそのラインを8Beatや16Beatに転化しても有効に活用できることを解説致しました。


目次

第1章 いくつかの用語解説・予備前提

 1.  用語解説              

 2.  予備前提

第2章 和声音と非和声音

 1.  和声音のみの可否

 2.  非和声音の全般について

 3.  経過音 および 半音階的経過音

 4.  刺繍音

 5.  逸音

 6.  倚音

 7.  掛留音

 8.  先取音

 9.  導音

 10. 非和声音の合成(連続非和声音)

 11. 変質音のジャズ的解釈

第3章 ルート以外からのライン 

 1.  ルート以外の和声音からのラインの作法

 2.  非和声音からのラインの整理

第4章 開放弦

 1.  開放弦の効用

 2.  基本範囲と拡張範囲

 3.  開放音に対する視点

 4.  基本範囲における開放音の考察にあたっての備考・前提

 5.  12種のMajor Keyにおける基本範囲の考察 

 6.  基本範囲の実例

 7.  拡張範囲への置き換え

 8.  総合範囲の実例

第5章 8Beat・16Beatへの転化

 1.  ルートの出現頻度およびシンコペイションの考察

 2.  4Beatから8Beat・16Beatへの転化  

第6章 補足事項

 1.  同じラインの流用

 2.  同じ音が繰り返される場合の配置

第7章 実践譜例


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