第4章 プロの条件とは?

 

         第31条

  本物のプロになりたいと思うなら,
誰よりも強い執念を持つこと。

         第32条

  人よりも多くの時間を仕事のために使え。
時間は,誰でも同じように与えられている,
平等なそして最も貴重な,
お金では買えない資源である。

         第33条

  説得力を身につけよ。
説得の第一歩は,
他人の話を真剣に一生懸命に
聴くことから始まる。

         第34条

  毎朝,新聞をよく読め。
そこにはプロとして必要な
99%の知識と話題が,
そして,考えるヒントがいっぱいある。

         第35条

  誰よりも豊富な情報を
自分の力で集めよ。
アンテナが高くなくては
情報は入ってこない。

         第36条

  悩むより,まず身体を動かせ。
じっとしていては,妄想ばかりで
知恵も出てこない。

         第37条

  身銭を切れ。
自分の向上のためには
惜しみなく投資せよ。
形ある物はいつかはなくなるが,
身についた知恵はいつまでも残る。

         第38条

  具体的な目標人物を身近な所で発見せよ。
そして,その人に追いつき,
追い越す努力をせよ。
追い越したら,更により高い目標人物を目指せ。

 

         第39条

  その専門分野について,
プロはより多くの事例を持つ。
少なくとも一つのテーマについて,
200以上の事例を集めよ。

         第40条

   少なくともプロになろうと思うのなら,
三年間は全力投球してみよ。
それでもダメだったらそこで初めて諦めよ。
それまでは一分間たりとも脇見をするな。