第2章 アマの領域とは?

 

         第11条

 アマは,マイナスが来るとそれに輪を掛けて, 
さらにマイナスにしてしまう。
マイナスをプラスに変えることのできる人を
プロと言う。

         第12条

  どんなに上手にできても
それは単なる模倣に過ぎない。
独創性がなければプロとは言えない。

         第13条

  アマは,他人の批評に左右される。  
プロは他人の意見を聞くが,
自分で評価判断を下す。

         第14条

  アマはこれがあるからできないと思う。
プロはこれさえ解決すれば
できると考える。

         第15条

  アマは変化がきた時,
ダメだと思う。
プロは変化がきた時,
チャンスだと捉える。

         第16条

  アマはいつもやり直しが効くと思う。 
プロはいつもこれが最後だという
一期一会の精神で臨む。

         第17条

  アマは見逃すことが多いが,
プロは何をやっても
みな仕事に結びつけて考える。

         第18条

 アマは自分ができるだけで満足する。  
しかし,人に教えることができてこそ
プロと言える。

         第19条

   アマは途中で諦め,投げ出す。  
プロは諦めを知らず,
最後まで食らいついて
離れない。

         第20条

  アマは仕事以外に生き甲斐を持つが,
プロは仕事そのものに
生き甲斐を持つ。