法隆寺五重の塔 (1/40)



製作のコメント

 
  2作目に製作したのが、法隆寺五重の塔です。
1作目と同様、今井科学製のキットです。説明書通りではちょっと物足りなくなり
2層から5層までの白壁の中央をくりぬいて、連子戸を取り付けました。
  6ヶ月以上はかかりましたが、1年以内に完成させることができました。
 
  製作のポイントですが、屋根を軒先を真直ぐ揃えることで、
作品の出来栄えが際立ちます。丸瓦と平瓦を交互に張り合わせるのですが、
最後にぴったり合うように平瓦の幅のサイズを微妙に調整して
貼っていきます。入門用の一作目でコツをつかむと、2作目は難なく工程を
進められます。

  製作の醍醐味は、なんと言っても細かい個所です。
塔の場合は、とりわけ卍崩しの高欄です。
細かい部品は半加工されているので、
そのまま使用しますが、よりデフォルメしたいときは部品なりに深く溝や
切り込み度を増すことでより精密さをだすことも可能です。
  
  完成後に大磯の玉ジャリを敷いてリアルさを引き立たせることも
模型作りの楽しみです。