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上高地(穂高連峰)

3月、釜トンネルを徒歩でくぐり、オープン前の上高地へ入った。まだまだ雪が残る白い世界。しかし冬が終わり、春を待ち望んだ樹木、生き物がじわじわ動き出すのを感じた。天気も良く、昼寝も気持ち良い。ほとんど人がいない静かな上高地。そのとき、日本の中で初めて感じた理想郷だった。

*早春の上高地(2008.03)*

静かな上高地を求めて

軽く凍った大正池
中の湯でバスを降り、釜トンネルを上って行く。やや急だが歩きやすい。トンネルを抜け、除雪された道をしばらく歩き、大正池にたどり着いた。ここまで1時間ちょっと。バスならあっという間なので、シーズンには味わえないゆっくり過ぎる景色を楽しんだ。

自然研究路を歩く
大正池から普通に河童橋を目指し、足あとを頼りに、雪道を歩き始めた。小魚が泳ぐきれいな池の上の木道(雪が積もりまくり)。

焼岳
大正池を過ぎ、寝転がれそうな開けた場所を通る。焼岳は落ち着き中。

穂高連峰を正面に進む
田代池までは穂高の山々を見ながら、背の低い木々の間を歩いていく。

田代池
田代池で休憩。真冬の朝の樹木が凍った写真をいつか撮ってみたい。

梓川コース
田代池から梓川コースをとる。コース標識は辛うじて顔を出していた。

田代橋の風景
岳沢のカールがはっきりと見えてくる。雪道について、午前中は固かったため歩きやすかったが、午後は少しズボズボ...

逆さ穂高
梓川は透き通っていて、流れは穏やかだった。人もほとんどいない、絶景を楽しむ。河童橋に近づくにつれて、河原にサルが登場してきた。

河童橋へ到着
河童橋はサルが出迎えてくれた。ここで、お弁当タイム。コーヒーも沸かし、しばしお昼寝タイム。太陽に照らされて寒くなく、むしろ気持ちが良い。往路はゆっくりだったため、ここまで3時間以上かかった。


穂高連峰
河童橋から岳沢カールより上、奥穂高を望遠で狙った。山は真っ白に覆われていて、その分青空の濃さが増す。上高地からでも結構迫力のある穂高を望めた。復路は、時々雪にはまりつつ、中の湯まで1時間40分。

※上高地(2008.03) メモ
スケジュール 平湯温泉まで車…平湯温泉8:45⇒[路線バス松本ゆき]⇒中の湯8:55→大正池10:00→河童橋12:00/12:40→大正池13:40→中の湯14:25⇒[路線バス新穂高温泉ゆき]⇒平湯温泉
装備 多少、冬の格好。靴は普通の登山靴。スノーシューやスキーで歩き回る人の方がたくさんいた。


*秋の寒い涸沢(2006.10)*

生まれて初めて風の音を怖いと思った

恐怖の涸沢カール
2006年10月の連休、真っ赤に染まる涸沢の紅葉を見たくて、上高地から歩き出す。しかし、横尾を過ぎると、残念ながら天候は悪化し、涸沢へ着いた頃には雨...そして寒い。プルプル震える身体でテントにもぐりこみ、コーンスープとカレーライス、もちろんビールで翌朝に備える。夜中がとても大変だった...突風と雪で寝る暇がない。風が遠くからやってくるのが分かったし、生まれて初めて風の怖さを知った。テントが飛ばされなくて良かった。そして朝、あたり一面真っ白だった。


いちおう紅葉
紅葉をすっ飛ばして、涸沢は雪になってしまった。風はやんでいる。涸沢ヒュッテで朝食を食べ、雨の中下山を始めた。天気はともかく、そこそこ樹木が色づいていて、少しは良い気分になった。連休を利用して同じように紅葉を見ようという人が多く、登山道は渋滞気味。ようやく上高地まで戻ってきて、チーズケーキを食べるていると、ふと、しんどかった風の夜が懐かしくなった。また、天気の良い年に紅葉をチャレンジしよう。


※涸沢(2006.10) メモ
スケジュール 平湯温泉まで車…1日目:平湯温泉あかんだな駐車場⇒[路線バス上高地ゆき]⇒上高地→横尾→涸沢、2日目:涸沢→横尾→上高地⇒[路線バス平湯温泉ゆき]⇒平湯温泉あかんだな駐車場


*穂高連峰一周登山(2004.07)*

上高地〜涸沢〜北穂高〜奥穂高〜前穂高〜上高地

朝の上高地
2004年夏の穂高一周登山のスタート、河童橋より穂高方面を望む。昼間は観光客でごった返すが、早朝はとても静か。

涸沢の雪渓
午後早めに涸沢ヒュッテへ到着。雪渓のまわりはとても涼しく、近くの岩の上で読書タイム(!)。翌朝は、きれいに晴れることを期待していた。

クルマユリ
雪渓の近くのクルマユリの群生。コマクサとかくるくるしている花が好き。おでんとビールで夜を過ごした。

ささやかな雲海
翌朝、期待通りきれいに晴れてくれた!ヒュッテのデッキから見た雲海。そして、反対側は...

涸沢カール
眠気も吹っ飛ぶこの見事な朝焼け!奥穂高も涸沢の峰もはっきり。紅葉の時はどのくらい赤くなるのだろう...本日の登山の気合いも入る。

北穂高の途中
この登山の中で一番辛い、北穂高岳への登り。景色が良いのが一番のビタミン剤だった。足場はそんなに悪くない。

北穂高岳より
北穂高の頂上から槍の方角を見る。北穂高小屋でしばらく休んだ後、クサリのついた険しい岩場の尾根を慎重に進み、穂高岳山荘へ。診療所を手伝う学生達とすれ違った。女の子もいてみんなたくましい。

奥穂高岳より
夜、穂高岳山荘ではなぜかビデオ上映会があった...早朝、太陽が出る前に奥穂高登頂。雲が出てきてはいたが、遠くに槍ヶ岳が見える。山頂付近の祠で手を合わせて、前穂高、岳沢を経由して、上高地へ戻る。
※穂高連峰一周登山(2004.07) メモ
スケジュール 平湯温泉まで車…1日目:平湯温泉あかんだな駐車場⇒[路線バス上高地ゆき]⇒上高地→横尾→涸沢ヒュッテ、2日目:涸沢ヒュッテ→北穂高岳→穂高岳山荘、3日目:穂高岳山荘→奥穂高岳→前穂高岳→岳沢→上高地⇒[路線バス平湯温泉ゆき]⇒平湯温泉あかんだな駐車場

(2008.04作成)       

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