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フィンランド

冬、太陽が出ない北極圏ラップランド地方。オーロラと北極圏の寒さ体験リゾート(?)、サーリセルカでオーロラを眺めながら年越しをした。北欧で過ごす年越し、オーロラを消す勢いであちらこちらで打ちあがる花火にある意味感動。"初"オーロラ、ヨーロッパでの"初"年越し、太陽が出ない"初"体験、外国で"初"スノボと初体験ばかり。楽しいサーリセルカからフィンランドを南下し、サンタクロースと謁見する。そして寝台夜行列車で北欧デザインあふれる買い物天国ヘルシンキへ。トラムに乗り「かもめ食堂」とイッタラとマリメッコと...。サーモンをはじめ、食事もおいしい国だった。キートス。(フィンランドの地図)
(2007.12)

凍てつく樹木1(午前10時半)
東欧プラハから一気に北極圏ラップランドへ...サーリセルカはマイナス19°の極寒の地だった。

凍てつく樹木2(午前11時)
スキー場の樹木。完全に凍りついた姿が印象的だった。スキー場のコースの方向を示す標識も同じ様に凍っていて、機能を失っていた。

海外初スノボ(正午)
サーリセルカスキー場へはサーリセルカ3日目に出かけ、スノボを楽しんだ。遠く地平線の空が赤く染まり、とてもダイナミックな風景の中を滑った。雪質は気温が低すぎるせいか硬め。ボードとブーツはレンタル。

今にも歩き出しそうな樹木(午後13時)
プラハのカレル橋の像のように、今にも歩き出しそうに見えるシーンもあった。芸術的だ。しかし、寒すぎた...特にリフトが辛く、暖かいスキーロッジでのコーヒーブレイクを2回はさめても、5本だけ滑って終了...

北極圏の家(午後14時半)
しつこく時間を載せてきたが、北極圏サーリセルカは緯度が高いため、白夜の逆、一日中太陽が昇らないカーモス状態だった。10時〜15時の多少明るくなる時間でもずっと夕陽が沈んだ直後のような感じ。家々の明かりがとても暖かく感じる。

サーモンクリームスープ
サーリセルカでの食事は、ほとんどホテル「Holiday Club」。マッシュルームスープ、ステーキ(美味しい!)、ピザなど味は悪くなかった。写真は、1度だけ近くのスーパーの中にあるレストランで食べたサーモンクリームスープ。これがまた、結構美味しかった。

オーロラ1
この旅最大のテーマであったオーロラも運良く出た!サーリセルカ1日目は、薄曇りにもかかわらず勢いで朝5時ごろまで粘ったが出現せず...

オーロラ2
ところが、2日目の夜、その時がやってきた。ホテルを出て、夜空を見上げると、雲ひとつない空に、無数の星とともにひと筋の緑色のラインが...

オーロラ3
1日目の夜にあらかじめ確認しておいたスポット(Holiday Clubの裏)へ行き、カメラで撮影を始める。1時間半くらい見えていただろうか。緑のラインはその間、さまざまな形に変化をする。北斗七星にかぶるように...

オーロラ4
帯はゆっくりと大きくなり小さくなり、拡がったり消えたり。特にオーロラが現れる瞬間は、緑や時には虹色(瞬間なので写真には撮りにくい)のカーテンが空を舞っていた。それはもう、筆舌に尽くしがたい光景だ。

オーロラ5(花火)
オーロラの出現した日は特別の日だった。大晦日の夜だ。ヨーロッパの年越しの楽しみ方なのか、あちらこちらで花火が上がっていた。まるでオーロラめがけて打ち上げられているようだ。花火の煙でオーロラも霞む...

Happy New Year!
オーロラも消えた年越しの時間、ホテルの前では大人も子供もたくさんの観光客がワイワイ騒いでいた。イタリア人だろうか、グループで歌を歌ってカウントダウン!そして、午前0時、大きな花火大会が始まった。

星空もきれい
これはオーロラが出なかった1日目の夜に撮った。うっすら粉雪が付いた針葉樹と星空。それにしても、寒い...完全防寒したと思っても、2時間が限界。ホテルとオーロラスポットの往復だった。熱いコーヒーが美味い。

サンタクロース村・トナカイ
4日目の朝、楽しかったサーリセルカから長距離バスに乗り、ロヴァニエミへ。ここから夜行列車でヘルシンキへ向かうが、時間があるので本物のサンタさんに会いにサンタクロース村へ。外でトナカイがスタンバイ?

サンタクロース村・オフィス
この建物で受付をしてから約2時間、ようやくサンタさんと記念写真が撮れた。毎日、観光客と握手するサンタさんは忙しそう...(余計な心配?)。ここには郵便局もあり、家族や友達に手紙を投函した。特別な消印が押されるのだという。来年のクリスマスに届けるというポストもある。もうひとつ、ラップランド原住民サーメ人の住居で食べた焼きサーモンは最高!

サンタクロースエクスプレス
ロヴァニエミからYUKOお待ちかね、寝台夜行列車に乗ってヘルシンキへ約11時間半の旅。これは新型車両らしい。あらかじめフィンランド国鉄のホームページで2階の1室を予約しておいた。車体限界が大きいのか2階の中で2段ベッドになっており、さらに洗面台とシャワーも付いていてびっくり。いちおう、2ndクラス。フィンランドの大地を一晩駆け抜けた。

ヘルシンキ大聖堂前
5日目、ヘルシンキ。ホテルに荷物を置き、早速街歩き。まず目についたヘルシンキ大聖堂へ。元老院広場と古い街並みとゴトゴト走るトラム。

かもめ食堂
オーロラと同じく、フィンランド旅行のきっかけとなった映画「かもめ食堂」。カハヴィラ・スオミというカフェ。ここでスープのランチを食べた。

ハカニエミ・マーケット
6日目は、ハカニエミへ。ここも「かもめ食堂」ロケ地。年始すぎるのか、残念ながらお店はたった4、5軒...。それでもマーケットホールが気に入り2回も来た。トラムで通っただけだが、港のマーケットも閑散風だった。

ハカニエミ・マーケットホール
ハカニエミの広場とトラム。右の歴史のありそうな建物はマーケットホールで、食料品、衣料品などたくさんのお店が入っていた。この中でも、スープのお店がめちゃウマ!フィンランド旅行で一番美味い食事だった。

テンペリアウキオ教会
スッポリと岩にくるまれたデザインの教会。岩肌むき出し。岩を自然な形に保とうという主旨らしい。これもひとつの北欧デザイン。

ウスペンスキー寺院
ヘルシンキで1泊だけした「Euro Hostel」へ向かうトラムの車窓から威厳のある教会を見つけたので途中下車。

アカデミア書店とカフェ・アアルト
最終日、フィンランド現代建築の巨匠アアルトの設計したアカデミア書店へ。2階にあるカフェ・アアルトでもランチを食べて休憩。せっかくのフィンランド、イッタラのお店で、建築と自然の融合がテーマであるアアルト作品のひとつ、湖をデザインしたといわれるガラストレイを購入。

トラムの最後尾の風景1
ヘルシンキはトラムが足として活躍。24時間券で1、2つ先の停留所であっても何度も乗り降りした(寒いし)。日本の路面電車と違い、運転席は前方のみなので最後尾はまるで展望席。そこでヘルシンキのシーンを眺める。古いモノの中に顔をのぞかせる先進的で機能的なデザイン。

どこか上品なヘルシンキ
デザインの息がかかったお店や博物館をまわって歩くが、どこか上品な感じがする。そこにある建物も売っているモノもそこを歩いている人々も。


トラムの最後尾の風景2
ヘルシンキは買い物天国(決して安くはないが...)。YUKOはヘルシンキでの買い物に大満足。豊川でも購入できるイッタラ製品をヘルシンキで大量に購入(20%は安い)。そして、マリメッコのポーチなど、家族へのプレゼントにちょうど良いものばかり。有名ブランドだけでなく、普通の雑貨屋さんにも日本の女の子が喜びそうなモノがたくさんあった。最後に、ヘルシンキは日本より物価が高い、特に食事。それでも、デパート・フォーラムの地下にあるフードコートは夕飯の経費節約に貢献した。意外と美味しいし。
(2008.01作成)       

※フィンランドメモ
スケジュール プラハ… 1日目:(プラハ⇒(OK)⇒)ヘルシンキ⇒(AY)⇒イヴァロ⇒サーリセルカ、2日目:サーリセルカ(大晦日)、3日目:サーリセルカ(スノボ)、4日目:サーリセルカ⇒ロヴァニエミ⇒(夜行列車)⇒、5日目:⇒ヘルシンキ、6日目:ヘルシンキ、7日目:ヘルシンキ⇒(AY)⇒名古屋

オーロラ撮影 厳寒地の撮影となり、普通の夜空を撮るわけではないので、経験者からの声を元に、それなりの覚悟と準備をして臨んだ。まずカメラ(Canon EOS kiss DIGITAL)にプチプチのビニールで二重のカメラカバーを作成し、レンズ部分とバッテリーにホッカイロを貼り付けるように工夫。レンズは一番広角にしてガムテープで固定し、MFモードにする。シャッターは、速度優先モードにして30秒〜6秒を適当に調整して撮影した。10秒くらいがちょうど良いかも。もちろん三脚で。そして、一番考慮すべきことが、結露対策。マイナス20°の世界からホテルの部屋にいきなりカメラを持ち込むと結露でやられそう。自分が行ったことは、ジップロックとビニール袋を用意し、外で撮影後にカメラをジップロックに入れ、空気を抜く。そしてビニール袋に外の冷気とカメラ入りジップロックを入れてきつく縛り、ホテルの部屋の一番寒そうな場所に一晩寝かせて、カメラの温度を徐々に慣らしていく...

オーロラあれこれ 3度(3日)のチャンスで1度出現してくれた。空に雲がないことが必須条件なら運が良いのかも。サーリセルカではホテル「Holiday Club Saariselka」にして正解だった。これはたまたまかもしれないが、このホテルの裏側にある林の中から見たオーロラが一番見事だった。ホテル・リエコンリンナ近くの教会付近から見たオーロラは微妙だった。そして、ホテルのそばだと寒くなったらすぐに駆け込める。もうひとつ、街の明るさは意外とクリアできたと思う。星空の長時間撮影ではないから。

オーロラ以外の過ごし方 オーロラの出ない日中に、ホテル「Holiday Club Saariselka」のスパ(プール)とサウナで時間を過ごすのも良かった。サウナはフィンランド語。日本とは違い、熱々の焼石が置いてあって、ひしゃくで水やお湯をバシバシかけて蒸気を発生させて温まるタイプ。最初はどうすればいいか分からなかった...。もうひとつは、スキー場へ出かけた。初海外スノボにもかかわらず、寒すぎて購入した3時間券の半分くらいしか外にいなかったかも...(失笑)。ボード(スキー)とブーツはスキーハウスで借りれた。他に、太陽が出るシーズンは、犬ぞりも面白いかも。

フィンランド旅行法 支払いはほとんどクレジットカードにすべき。両替するよりレートがいいし、手数料も要らない。小さなお店でもクレジットカード使用可能。また、今回の旅行は、いつもながらド・フリーだったが、予約の必要なものは日本でインターネット経由で自分で手配できた。ホテル(プラハ:安宿Travellers Hostel、サーリセルカ:Holiday Club Saariselka、ヘルシンキ:Euro Hostel、Scandic Simonkentta)、オペラのチケット(ボヘミアチケット)、サーリセルカ⇒ロヴァニエミの長距離バス(座席指定はしなかった、matkahuolto社)、寝台夜行列車(フィンランド国鉄)を日本で予約しプリントアウトして持って行った。(⇒お役立ちサイトへ)

※フィンランドの地図

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※ヘルシンキの地図

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