ファンタジー


下町の少年は誰かにもらった古い書物を大切に持っていた
記されている太古の物語を繰り返し読むうちに
いつか自分は古代勇者の生まれ変わりで宝物を手にする為の旅に出るのだと思い始めた
もちろん周囲の誰も彼の言葉に耳を傾けはしなかった
街
それでも自分の夢を信じていた彼はひとりで街を出た
目指したのは遠く離れた古代博物館
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某CGコンテストに出した物
一枚絵では箸にも棒にも引っ掛からないだろうと絵物語にしたのだが
短編も苦手なもので結局新しい案を思い付かず
10年近く前にサークル誌に描いたサイレント漫画の焼き直し

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