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ルック・アンド・フィール

Windowsのルック・アンド・フィールに設定

Javaで作ったアプリケーションは、普通のWindowsのアプリケーションと見かけが違います…。 これはJavaの標準仕様らしいのですが、なんだか…個人的に好きではありません(爆)
慣れの問題なのかもしれませんが、いつものあのグレーな感じの色合いのほうが落ち着く 気がします。これは“ルック・アンド・フィール”を変更することで見かけを普通の Windowsのようにすることができます。これを試してみます。

  //============================================================================  
  //Windows仕様のルック・アンド・フィールに変更。  
  try
  {
   UIManager.setLookAndFeel("com.sun.java.swing.plaf.windows.WindowsLookAndFeel");
  }
  catch(Exception e)
  {
  }   

…と書くだけです。ただし、GUIコンポーネントをコンストラクトする前に呼び出さないと 適用されないようです。あるコンポーネントAを作成して、上記のコードによってルックアンドフィールを Windowsに変えて、その後さらにコンポーネントBを作成すると、コンポーネントAはJavaの仕様 (Metalと言うらしいです) で、コンポーネントBはWindows仕様になります。これだとちぐはぐして変なので、 一番最初にコンポーネントを作成するよりも前の時点で、ルックアンドフィールを変えておきたいところです。


<Javaの標準仕様>


<Windowsの仕様>

main()関数で記述

…ということで、てっとり早くmain()関数の一番最初でルックアンドフィールを変えてしまうことにします。 main()関数は一番最初に作ってからずっと放置していました。ここへ付け足します。

 public static void main(String args[])
 {

  //============================================================================  
  //Windows仕様のルック・アンド・フィールに変更。  
  try
  {
   UIManager.setLookAndFeel("com.sun.java.swing.plaf.windows.WindowsLookAndFeel");
  }
  catch(Exception e)
  {
  }  
  //============================================================================  
 

  MainFrame frame = new MainFrame();
  frame.setDefaultCloseOperation(JFrame.EXIT_ON_CLOSE);  
  frame.setSize(500,500);
  frame.setVisible(true);
 }




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