トップページ > dsPIC入門 > Javaでハイパーターミナル(12)
Javaで作ったアプリケーションは、普通のWindowsのアプリケーションと見かけが違います…。
これはJavaの標準仕様らしいのですが、なんだか…個人的に好きではありません(爆)
慣れの問題なのかもしれませんが、いつものあのグレーな感じの色合いのほうが落ち着く
気がします。これは“ルック・アンド・フィール”を変更することで見かけを普通の
Windowsのようにすることができます。これを試してみます。
//============================================================================ //Windows仕様のルック・アンド・フィールに変更。 try { UIManager.setLookAndFeel("com.sun.java.swing.plaf.windows.WindowsLookAndFeel"); } catch(Exception e) { }
…と書くだけです。ただし、GUIコンポーネントをコンストラクトする前に呼び出さないと 適用されないようです。あるコンポーネントAを作成して、上記のコードによってルックアンドフィールを Windowsに変えて、その後さらにコンポーネントBを作成すると、コンポーネントAはJavaの仕様 (Metalと言うらしいです) で、コンポーネントBはWindows仕様になります。これだとちぐはぐして変なので、 一番最初にコンポーネントを作成するよりも前の時点で、ルックアンドフィールを変えておきたいところです。
…ということで、てっとり早くmain()関数の一番最初でルックアンドフィールを変えてしまうことにします。 main()関数は一番最初に作ってからずっと放置していました。ここへ付け足します。
public static void main(String args[]) { //============================================================================ //Windows仕様のルック・アンド・フィールに変更。 try { UIManager.setLookAndFeel("com.sun.java.swing.plaf.windows.WindowsLookAndFeel"); } catch(Exception e) { } //============================================================================ MainFrame frame = new MainFrame(); frame.setDefaultCloseOperation(JFrame.EXIT_ON_CLOSE); frame.setSize(500,500); frame.setVisible(true); }