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はじめに

”古典”回路屋?

昨今の電気電子技術の進歩は素晴らしく、それはアマチュア電子工作の領域にも確実に影響してきていると 思います。個人の趣味として、比較的安価になった高性能ワンチップマイコンを使い自由自在に手製の機器を 制御する…というのも決して珍しくありません。私もそんな電子工作に夢中になっています。
電子工作の可能性がひろがるのは実に楽しいことです。

しかし…。あまりにも高度になりすぎて、ブラックボックス的な部分が増えている気がします。 ちょっと昔の「小・中学生でも頑張ればわかるラジオ」からは、一線を画してしまっているような…。
最近は趣味として電子工作ではなくプログラミングを選ぶ人が多いそうです。PCが発展・普及している ことを考えれば当然の状況ですが、ハード屋が減るのは少し寂しいですね。 私にとって趣味の電子工作の大きな喜びの一つは、一見複雑に見える回路のしくみが、自分の手で作る ことによって理解できることです。最近はコレを味わう機会が減ってしまっているのではないかと思いました。

私は秋葉原電気街の古く趣のあるお店に入るとワクワクしたり、フラットICが1つだけ「ちょん」と乗っている基板よりも 、トランジスタがたくさん並んでいる基板のほうが面白そうに見えたりします。 古臭かったり少し時代遅れでもいいから、本当に自分が 楽しめることをやるぞ!というスタンス、これを「古典回路屋」と表現してみました。






とはいえ…

実際のところ私はH8マイコンやSHマイコンに大変お世話になってます。(^^;
さらにAVRマイコンやFPGAにも興味があるので、結局は全部遊びます!(爆)
ただ、できることなら現在目立っている先端技術だけではなく、その根本になっている昔の 技術から、「自分で作る」ことによって親むことができればいいなぁ…と思っています。







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