76 蓼科温泉(2024.8.17〜19)
今回の旅行の目的の一つは
1.約60年前の学生時代に美ヶ原から霧ヶ峰、車山、白樺湖、蓼科山と歩いた時の情景がどれだけ
変わったのかを確認する事。
南流山を8時23分発、大宮駅を10時9分発の長野新幹線で佐久平駅に11時11分着く。12時
35分発のホテル送迎バスに乗り13時20分に女神湖畔のホテル(標高1530m)着く。ホテルに
チェックインし付近を散策しに出かける。
一日目(晴れ)
ホテルの横から女神湖畔に出て湖畔の遊歩道を15分程歩き、蓼科ふれあい牧場からゴンドラリフト 佐久平駅
に乗り5分で蓼科山の中腹の標高1830mの山頂駅に着く。すぐ横に女神のテラスがあり眼下に女神湖遠方に美ヶ原が
観える。涼しい風が心地よい。
御泉水自然公園を散策。右側には蓼科山(2531m)への登山道がある。左側のカラマツの道を行く。右側に御泉池
がありそこから、小川となって流れ出ている。涼しい。更にカラマツの道を行くと蓼科スカイラインに出る。そこにビジ
ターセンターがあり蓼仙の滝について聞くと道は「かなり険しく登山の準備で上らねばならない」と言う事であきらめて
ひいき返す。伏水湿原にかかる木道を歩いて御潜水池を渡りもとに戻る。近くで鐘の音がする。ゴンドラリフトの山頂駅
の向側に恋人の聖地「幸せの鐘」が建っていた。紐を思い切り引き、大きな音を高原に響かせた。女神のテラスの売店で
ソフトクリームを買いテラスからの雄大な眺めを見ながらなめた。格別。
ゴンドラリフトで下に降りる。女神湖畔の遊歩道を通りホテルに戻る。
ゴンドラリフト 女神のテラス 小川 木道で御泉水池を渡る 幸せの鐘(遠方:蓼科山)
二日目(晴れ)
ホテルの最寄りの鍵引石バス停を10:15分に出て約100m下って東白樺湖バス停(1420m)に10時26
分に着く。茅野からくる車山行きのバスに乗り換えて60年前はまだジャリ道だったビーナスラインを通リ車山高原の車
山ビジターセンターバス停に10時44分に着く。このセンターは植物の開花状況や気象情報、各種の展示物を通して、
車山の自然の魅力を伝えている。60年程前には車山には何もなかったが、今は大きな駐車場、レストラン等いくつかの
建物が建っていた。
バスを降り山頂へのスキー用の4人乗りのリフト(60年前にはなかった)を乗り継いで車山山頂(1925m)に降
り立つ。吹く風が涼しく心地よい。360度の展望。
眼下には今通った白樺湖、遥か向こうに昨日中腹迄上った蓼科山と雲の中に八ヶ岳連峰、反対方向には霧ヶ峰、美ヶ原方
面の高原が広がる。山頂には車山山頂神社があり4隅には御柱が立っていたのも面白い。また直径4mの大きな白い球の
パラボラアンテナを回転させて周囲の雨雲や雪の状況を観測しているドーム。すぐ横に「幸せの鐘」が立っていた。二時間
程、涼風の中、雄大な風景を眺め、再びリフトを乗り継いで降りる。
車山高原 カルテットリフト 幸せの鐘 車山山頂神社鳥居 車山山頂神社
気象ドーム 眼下に白樺湖と蓼科山 山頂標識
車山高原を14時45分のバスで東白樺湖バス停に14時57分に着く。そこから白樺湖(1416m)を散策。東白樺湖
には大きなホテルが建ち、リゾート地として開発されあたかも後楽園遊園地のごとく子供達で賑わっていた。当初は、白
樺湖畔(一周3.8km)を歩く予定だったが、そそくさと15時10分のバスに乗り、鍵引石バス停で降りホテルに戻る。
車山山頂から白樺湖 白樺湖 遠方に車山
三日目(晴れ)
朝5時に温泉に入り、朝6時から女神湖周回の散歩に出る(反時計回り)。一周の遊歩道が出来ておりジョギンング、散歩、
また学生達が夏季合宿で2,30人の塊で朝練のランニングをしていた。
女神湖は標高1530mにあり、白樺高原にある二つの人造湖(赤沼原の湿原をせき止め)の一つで
一周1.5km。水
蒸気が上がっていた。朝食が7時からなのでゆっくりあちこちを見ながら歩く。ホテルのほぼ向かい側にビジターセンターと
貸しボート屋があり足漕ぎのスワンが繋がれていた。そこには女神像も立っていた。そこをすぎると木道になり湖の端の湿
地帯を歩く。湿地に生えている植物の写真と説明の看板が数か所立っていた。ホテルに戻り朝食会場へ。
蓼科山 ボートハウスからホテル ダイヤモンドリリー 女神像 ホテル側からボートハウス
ホテルを10時35分の送迎バスで佐久平駅に11時20分に着く。
佐久平駅を13時48分に発ち、南流山に16時00分に着く。下界は暑い。