84　小豆島・元町旅行（2025.5.12～14）

東京駅を７時３分発のひかりに乗り、岡山駅に１１時６分に着く。岡山駅を１２時２３分フンのバスで新岡山港へ

　１２時５７分に着く。新岡山港を１４時発のフェリーで小豆島の土庄庄港に１５時１０分に着く。

　予定。

　　　岡山駅　　　　　フェリー　　　　小豆島　　　　　土の庄港

　小豆島：最高標高は星ケ城シロ山の８１７ｍ。人口２万５千人。土渕海峡を挟んで西の前島と本島を合わせて小豆

　　島。牛が西を向いている様な特徴的な形をしており、海岸線は変化に富み多数の半島と入江エがある。素麺、醤

　　油、佃煮、胡麻油、オリーブの生産。半島は小さな島が陸リク続きになったような櫛団子のようだ。

　　　島には８８の寺院と８８の庵がある。ここでも小豆島「八十八ケ所巡メグり」が出来る。（一番札所洞雲ウン山、八

　　十八番札所楠霊庵）

一日目（晴れ）

　　タクシー会社と観光案内所で。重ね岩のイワ観光を聞くと「目的地でタクシーを下車して３５０段の石段を上り、

　更に狭い岩イワの間を鎖を頼りに山を上らねばならない上りに約２０分程かかる。」との事。往復で４０分。タクシ

　ー代がもったいない。では、帰りは路線バスと思ったがバス停までは更に１０分はかかるとの事でした。危険と

　時間の無駄で諦める事にした。またオリーブ大樹も予約が必要で、何か体験をしなければならないとの事で諦め

　た。エンジェルロードは明日の観光の後に変更。

　１.重ね石：山上にある石切り丁場跡。ミャンマーの黄金の岩の様ヨウに落ちそうで落ちない岩。　

　２.オリーブ大樹：２０１１年にスペインのアンダルシア地方から移植。樹齢１０００年。

　　時間があるので土の庄ショウ港の付近を散策する。フェリー乗り場バの観光案内所の前のテラスに「太陽の贈り物」が

　建ち、観光客の写真スポット。道の脇の花壇に絵手紙を描いた５０ｃｍ位の石が点々と置いてある。更に奥に

　「平和の群像」のブロンズ像があった。これらを見てフェリー乗り場の横のホテルにチェックイン。

　３.太陽の贈り物：２０１３年瀬戸内国際芸術祭で制作された、直径３ｍの金色に輝くオリーブの王冠。

　４.平和の群像：モチーフは小豆島出身の壷井榮サカエの不朽の名作「二十四の瞳」の大石先生と１２人の子供達がモ

　　デルのブロンズ像。平和への祈りを込め１９５６年に制作された。

　　　重ね石（借用）　　　　オリーブ大樹（借用）　　　　　太陽の贈り物　　　平和の群像

　二日目（晴れ）

　　一日観光バスで観光する。土庄観光センター前を１０時１５分フンに出発。出発してすぐに小豆島本島と土庄町前マエ

　島の間アイダの全長２.５ｋｍの海峡（最も狭い幅ハバは１０ｍ弱）の土渕海峡（１９９７年に世界で最も狭い海峡でギネス

　に登録）を示すアーチが見えた。更に山道に入ってしばらく行くと右手の小高い所に高さ７０ｍの「世界一優し

　い観音様」で胎内には１４０００体の胎内仏が安置されている大観音像が見えてきた。

　　　土渕海峡　　　　　　大観音像

　　そこを通過し１０分程行くと寒霞渓スカイラインの入口の右側に銚子茶屋があり、駐車。駐車場から道路を横

　切って山道を上がったすぐ右側に小さな公園がある。トレビの泉を模した噴水施設（愛の泉）がある。３００ｍ

　程上がるとクジャクの小屋があり、そのその前を通って行くと餌場の小屋がある。

　1.銚子関おさるの国

　　ここには５００匹程の猿が２つの集団に分かれて銚子渓の渓谷に餌付けされて住む。今は小さいほうの集団（

　ボスはトラ）で小屋の付近に子猿を含め小さめの猿が数十匹群れている。毛繕いする猿。母猿にしがみついてい

　る子猿。付近にある水場で水を飲む猿、小石を探す猿。我々の足元にも猿はうろうろしている。とにかくかわい

　い。

　銚子関おさるの国　　猿の軍団　　　水を飲む猿　　　　　　　　愛の泉

　　そこを出て寒霞渓スカイラインを１０分走ハシり最高峰星ケ城シロと四方指山ヤマの間にある渓谷の寒霞渓山頂（６１２ｍ）

　に着く。ここで昼食。

　２.寒霞渓

　　この渓谷は１３００万年前の火山活動で出来た安山岩・集塊岩が長い年月の地殻変動や浸食で奇岩石の絶景を

　造った。日本三大渓谷美の一つ。ここに四つの展望台がある。どの展望台も眼下に内海、二十四の瞳映画村のあ

　る田ノ浦方面が櫛団子の様に見ミえた。下の紅雲ウン帝駅（２９５ｍ）までロープウェイで下りる時トキ、まじかに絶壁・

　奇岩が見られた。秋の紅葉もきれいだろうな。

　　ロープウェイ　　　寒霞渓　　展望台から映画村方向　　寒霞渓の奇岩

　　紅雲クモ帝駅から先ほどのバスに乗り、山ヤマを下り内海の海岸に沿って田タ浦の半島の先端にある「二十四の瞳映画村」

　へ３０分で行く。

　３.二十四の瞳映画村

　　半島の先端の瀬戸内海を見渡す海岸沿い約１万へーべに「二十四の瞳」のロケ用セット、木造校舎、男先生の

　家、漁師の家、昭和初期のレトロな木造民家等のがあり、坪井榮文学館には彼女が愛用した調度品や生原稿の展

　示、ギャラリー松竹座では「二十四の瞳」を上映。海側に瀬戸内国際芸術作品「ヤザイモン蛸」や広場に「せん

　せあそぼ」の大石先生と子供達のじゃんけんをする像、二十四の瞳天満宮と赤い鳥居がある。「極上醤油ソフト」

　が珍しくもあり美味しいかった。

　　ここから７００ｍ戻った道路の脇に小説の舞台となった「苗羽尋常小学校田浦分校」（町有形文化財）が建っ

　ていた。映画村の校舎と全く同じ。

　高峰秀子主演　　男先生の家　　　岬の分教場　　　校舎入口　　教室から校庭　　ヤザイモン蛸　　　壷井栄

　　そこを出て半島のつけねにある小豆島佃煮の郷・一徳庵に立ち寄る。

　４.小豆島佃煮・一徳庵トクアン

　　１９４５年の創業当時に作られた小豆島佃煮の原点である芋の蔓の佃煮をはじめ、小豆島の醤油と佃煮の発展、

　の軌跡を映像やパネルで展示。合わせて佃煮・醤油の販売も醤油ソフトクリームも売っていた。

　　内海の海岸沿いに７ｋｍ程走り、右折して山に向かって１ｋｍ程上るとオリーブ園だ。

　５.オリーブ公園

　　日本におけるオリーブ発祥の地で、約２０００本のオリーブ畑に囲まれた道の駅公園。ここにの円形の白亜の

　建物は大きなオリーブ記念館。入るとオリーブの女神・アテネ像が迎えてくれた。館内にはオリーブの歴史や産

　業等の展示、オリーブオイルの販売をしていた。外へ出てオリーブ畑の間を通り少し下った広場に、ギリシャの

　ミロス島（姉妹都市）にある風車と同じ物が海に向かって建ち、その周りでは中国人や韓国人の団体が貸し出さ

　れた箒にまたがり飛び跳ねて写真を撮っている。「魔女の宅急便」の魔女の真似か。記念館の前にはオリーブ色

　のポストが立ち、内海の向こうに映画村も望められた。

　　　一徳庵　　　　　アテネ像　　ギリシャ風車　　オリーブ畑入口　　緑のポスト

　　全ての観光を終え土庄港へ戻るが、エンジェルロードを見る為に途中で下してもらった。

　６.エンジェルロード

　　国際ホテルの前の道を３分程戻るとエンジェルロード入口の看板があった。右に折れって右側の左階を５０段

　程上がると畳一畳の狭いエンジェルロード公園・そこに「恋人の聖地」という鐘があり鳴らしてきた。そこから

　見下ろすエンジェルロードは向こうの弁天島、中余島、小余島、大余島まで繋がりはっきり見える。渡っている

　人は蟻の様に見える。このロードは日に二回干潮時に現れる現象。この時間帯（１５～１７時）が干潮になる事

　は調査済。浜辺を歩き路線バスのバス停へ。ホテルへ戻る。

　エンジェルロード公園　　エンジェルロード　　　エンジェルロードと弁天島

三サン日目（晴れ）

　　フェリーで土庄港を７時に出て新岡山港に８時１０分に着く。新岡山港からバスで岡山駅に行き、岡山駅を９

　時３６分に出て新神戸駅に１０時３３分に着く。地下鉄で三宮へ出て生田神社へ行く。駅を上がって５０ｍで鳥

　居の前に着く。鳥居をくぐり参道を７０ｍ行くと楼門がある。楼門をくぐると拝殿・本殿の前に出る。

　１.生田神社（創建は２０１年、安産祈願、恋愛成就の御利益）

　　祭神は伊勢神宮内宮に祀りされる天照大神の妹神・稚日女尊。拝殿と本殿の間の右側に住吉神社、八幡神社が

　あり左側に諏訪神社、日吉神社がある。本殿の西側の「生田の池」の前に市杵島神社が、東側に稲荷神社、他に

　あちこちに朱色の大小の８の神社がある。本殿の裏には「生田の森」があり、源平合戦の戦場となったとか。　

　樹齢６００年の楠のご神木や源平にゆかりのある「梶原の井」,「敦盛の萩」,「弁慶の竹」があった。参拝して

　いる人は多く、外人の団体等含め約半数は外国人？

　　　　鳥居　　　　　楼門　　　　　拝殿・本殿　　　　楠の御神木　　生田稲荷大明神　　生田池の噴水

梶原の井敦盛の萩弁慶の竹

　　三宮駅付近からタクシーでポートタワーへ行く。

　２.ポートタワー（有形文化財）

　　世界初のパイプ構造で１９６３年に竣工した高さ１０８ｍ、鼓を引き延ばした形のタワー。メリケンパークに

　建つ。タワーの最上階の展望室へエレベーターで昇り、階段でもう一階上の展望台へ上がる。そこからは六甲山

　系、下に神戸港、遠くは大阪、淡路島が見渡せた。

　　ポートタワー　　　六甲の山並み　　　　　神戸港

　　四階分階段で下りてエレベーターに乗り地上へ戻り、ポートタワー横から中華街（南京町）の東門までタクシ

　ーで行く。

　３.南京町

　　東西２７０ｍ、南北１１０ｍに１００超の店舗がある。日本三大中華街（横浜中華街、長崎中華街）の一つ。

　北以外の入口には独特な門が建ち、道が交差する中央には南京広場がある。広場には５０ｃｍの大きさの干支の

　置物が鎮座していた。東門を入ると中学生の修学旅行生や外人もおり初詣時の様に人の波。両側の店は道路にせ

　り出し店員が客を呼び込む声が響く。神戸牛の串焼き、肉まん等を歩きながらとか店の前のベンチで食べていた。

　呼び込まれた店内へ。昼食。

　長安門（東門）　　南京町広場　西安門セイアンモン（西門）　海榮門（南門）　　神戸市のマンホール

　　JR元町駅を１３時７分に出て新大阪に１３時４２分に着く。関西の友人と酒を酌み交わし旧交を温めて、新大

　阪を１７時１８分に出て東京に２０時９分着。無事完了。