77 足利旅行2024.9.3

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陶芸講座の研修旅行で足利へ行く。市のバスで南流山を8時に出発、高速の常磐、外環、東北道を佐野ICで降り、

一般道を足利に向け走る。10時40分に栗田美術館に着く。正門をバスでくぐり中の大きな駐車場に停車。本日入場で

きるのは、本館、資料館、歴史観、栗田嵐獄記念館の4つの展示場だけ。栗田美術館は、山の斜面に開かれているので

大変。チケット販売している大手門館の入り口から中に入る。砂利道を左に行き緩やかな坂を5分程登って本館展示場

に着く。

 本館には、伊万里焼、鍋島焼きの大小の絵の壺、皿、等400点が常時展示。本館を観て隣にある資料館に入る。同

様の展示。そこを出て像の間の道を上がり6階建ての歴史館に入る。海外へ輸出した作品等の展示館。正面を入ると2m

もあろうかと思われる蓋付の大壺が鎮座(ここだけが写真撮影OK)階段を一階ずつ展示を観て6階まで上がった。(エ

レベーター無し)最上階は眺めの良い展望室になっていた。ソファーで休憩後、慎重に階段を下りる。そこを出て本館の

前を通り、松林の中を左手にだらだら坂を下る。右に折れ開山堂の脇を行くと寿光院石仏があり、右に折れると坂の途中

に登り窯があった。その横を下りると左奥に二階建ての嵐獄記念館(栗田英男の実弟・栗田嵐獄の絵画等展示)がある。

そこを見て陶磁会館(喫茶室)の脇を通り阿蘭陀館(ミュージアムショップ)に沿って行く。一番端の大手門の建物から

出て駐車場に停車してあるバスに乗る。

1.栗田美術館

 栗田美術館:栗田英男の蒐による伊万里、鍋島の世界最大級の陶磁美術館。足利市の郊外に三万坪の景勝の地に自然

を生かし山野草を中心とした作庭の中に本館、歴史観等30程の建物が屹立。展示品は江戸時代の肥前鍋島藩で生

産された伊万里焼と鍋島焼の陶磁器のみを展示。

 伊万里焼き:日本で最初に作られた磁器。オランダ東インド会社により輸出されヨーロッパ、アジアの人に親しみ愛さ

れた。特に豪華絢爛たる赤絵は、圧巻。

 鍋島焼:藩主の自家用品、贈答品、献上品として製作された物。

 

 

 

 

 

 


  正門        阿蘭陀館       本館         展示品       資料館     歴史館への道

 

 

 

 

 

 


   歴史館       展示品       登り窯           嵐獄記念館        寿光院石仏

 

 

 

 

 

 

 

 


色絵貼付牡丹梅文  色絵菊椿菖蒲文   色絵透彫亀甲     染付蔓草文       青磁竹型瓶     鍋島色絵岩牡丹

    蓋付壺     輪違彫鉢      松獅子文香炉     瓢箪形水注                  植木鉢文大皿

 

 12時20分にバスを出発し、両毛線を超え数分でフラワーパ−クの駐車場に着く。この園内のレストランで昼食。昼

食後出発まで園内を自由散策

.足利フラワーパーク

 園内の広さは10万ヘーベ(東京ドーム:2084個)で、その中に1000ヘーベの藤棚がある。藤がメインで樹齢

150年の大藤。80mもの白藤のトンネル。花房が1.8mもの大長藤。藤の花が散った後に花に似せた形のLED電球を

ぶら下げ、夜にイルミネーションで光の藤となる。春には2万球のチュウリップの花。今は、クレマチス、ばら、サルスベ

リ、スイレンの花が咲いていた。

入園料は季節により変わり、藤の咲く季節が一番高く、1〜3月:400〜900円、4〜6月:700〜2200円、

7〜12月:400〜800円となっていた。

500万球(LED電球)、が点灯されるイルミネーションは、10月〜2月の夜開催されるが、ここのイルミネーションは

日本三大イルミネーションになっている。

 

 

 

 

 


    クレマチス      サルスベリ      ローズガーデン      バラ        

 

 

 

 

 


スイレン池      スイレン      スイレン        熱帯性スイレン 

 

 

 

 

 


藤の木       藤の花のLEDが光る  イルミナーション(パンフレットから)

 

14時20分にバスに乗り、来た道の逆に流山に戻る。