Foucault's Pendulum by Umberto Eco

Foucaults's Pendulum by Umberto Eco
概略: 533ページ '13、9月読了

通常のミステリではなく、同じ作者の「薔薇の名前」や、ダン・ブラウンの「ダ・ヴィンチ・コード」と近い、伝奇小説(?)。 ヨーロッパの古い歴史についての、古文書等が、やたらと出て来る。訳本の帯に、「百科引用大小説」とあるとの事。
詳しくは、ウィキペディア等を参考に。


感想:
これまで読んだ中では、ダントツで一番難解な英語。原文のイタリア語の難解さに、英語への翻訳が輪をかけた? 物語の筋そのものは、映画にしたら流行るとかいう物ではない。
只、テンプル騎士団がフランスの財政を握っていたとか、近代的は金融の色々な仕組みを作ったとか、フリーメイソンとの深い関係があるとか、教科書には取り上げられない歴史的薀蓄に満ちている。