金田式80W 動態保存
まだまだ校正中
目的
居間の普段用(家族も使う)Pure Audioのメインアンプとして、活躍してくれていた1979年かに作った80Wも、何度かのトラジスタ複数破壊等の故障を経て、手持ち部品もなくなりつつあり、修理できたら、動態保存ということで修理。
方針
昨年、2018年に電源のTO3が飛んで、そこだけ修理したら、確か2−3カ月でまた故障。
Facebookの日記によると、2018年のの12月から開始
一度、ヒートシンクを外し、すべてのTO3のシリコンシート等もチェックする。怪しい部品も出来るだけ交換。
修理
最初は、記録を取る気は無かったので、覚えている所だけ。
電源基板の小信号トラが燃えた。
結構、TO3も代えた。35Vレギュレーターは、+−4個全部飛んでいた。
出力部のTO3も一つ。
電源部の小信号Trが発火したので、まずは電源から。
オペアンプ709は、交換したいが手持ちなしで、簡単には買う事もできないので、そのまま。
39V系のタンタルは、何本かパラで代用していたものの一つが、抵抗値を示す珍しいモードで不良。
電源の半固定VRは安物2つをましなものに交換。4つ目の写真の左下の黄色い(多回転)のと右の中央の青いのがそれ。
ハマったのは、熱結合したいたトラの足が、半田腐りで、チェックは通ったのだが、再配線時ビニール線引っ張って抜けたか。5枚目の写真がそれ。
で、歪率測定、左が0.008%台で、右が0.01弱で、終段トラのペアリング悪化とかアイドリング減らしで、こんなもんかと。
安心したのは、寄生発振とうの兆候なし。