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犯罪関連用語の基礎知識

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【 や行 】

- 50音順 -

 

扼殺 絞殺
有価証券偽造の罪
容疑者 被疑者 重要参考人

 

 

扼殺 絞殺

扼殺 絞殺

「扼(やく)する」には「強く握りしめる。押さえつける。締めつける」といった意味があり、扼殺は手や腕などで首を絞めて殺すことで、絞殺はひも状のもので首を絞めて殺すこと。ともに法医学用語。

有価証券偽造の罪

有価証券偽造の罪

「有価証券」とは手形、小切手、株券、国債・地方債・社債、宝くじ、競馬の馬券、競輪の車券、電車の定期券・急行券、小売店などで使う商品券、クーポン券、ポイントカード、航空会社のマイレージカード、演劇やコンサートなどの入場チケットをいう。
刑法162条(有価証券偽造等) 行使の目的で、公債証書、官庁の証券、会社の株券その他の有価証券を偽造し、又は変造した者は、3ヶ月以上10年以下の懲役に処する。
2項 行使の目的で、有価証券に虚偽の記入をした者も、前項と同様とする。
刑法163条(偽造有価証券行使等) 偽造若しくは変造の有価証券又は虚偽の記入がある有価証券を行使し、又は行使の目的で人に交付し、若しくは輸入した者は、3ヶ月以上10年以下の懲役に処する。
2項 前項の罪の未遂は、罰する。

容疑者 被疑者 重要参考人

容疑者 被疑者 重要参考人

罪を犯した疑いのある者をマスコミではより分かりやすい言葉ということで容疑者と呼んでいるが、刑事訴訟法では被疑者という。重要参考人も容疑者と同様にマスコミ用語で、逮捕状を出せるほど容疑が固まっているわけではないが、きわめて疑わしい者として捜査機関が事情聴取を行なったときに、こう呼ばれることが多い。ちなみに、被告人とは検察官が犯人として起訴した者のこと。

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