「二爻変爻」の場合:
過去のしがらみや身近な人の問題など何か障害が有って、力を発揮出来ないことがあります。
まずそれを片付けてから新規課題に着手です。
「三爻変爻」の場合:
火が強すぎて鼎の取っ手が潰れ料理が取りだせない、とあります。
火力をゆるめて熱を冷ますことが必要です。
「四爻変爻」の場合:
量や火力が過ぎて鼎の足が折れ、御馳走がひっくり返り、責任をとらされることになる、とあります。
自身過剰や強引さに十分気をつける事が必要です。
「五爻変爻」の場合:
これまでの努力が報いられる時です。偶発事故などに気をつけること。
「六爻変爻」の場合:
盛運の時です。その維持に努力が必要です。
彖に曰く、鼎は象なり。木を以って火にいれ、ほうじんするなり。聖人は享(ほう)して、以って上帝に享して、大いに享(ほう)して以って聖賢を養う。
巽にして耳目聡明、柔進んで上行し、中を得て剛に応ず。ここを以っておおいに享る。
象に曰く、木の上に火有るは鼎なり。君子もって位を正し、命をなす。
初六:鼎趾(あし)を顛(さかしま)にす。否を出すに利(よ)ろし。妾を得てその子に及ぶ。咎なし。