「二爻変爻」の場合:
手強い相手です。ここは何とか深傷を負わないように策を考えることです。
「三爻変爻」の場合:
「かたい肉を噛んで毒にあたる。」とあります。
あなたが思っている以上に問題は難しく、苦労の割に成果が上がりません。無理せぬことです。
「四爻変爻」の場合:
「かちかちの肉を噛んで金矢を得る。」とあります。手強い相手ですが、ここは踏ん張りどころです。
諦めず突き進めば運気が開けてくるでしょう。
「五爻変爻」の場合:
「乾燥肉を噛んで黄金を得る。」とあります。多少の困難はあっても努力により成果が上がります。
「六爻変爻」の場合:
「首枷の重刑で耳が傷つく。」とあります。足枷の刑で反省しなかったツケが回って来たのです。
今じたばたしても仕方ありません。自省することです。
彖に曰く、頤(おとがい)中に物あるを、噬盍という。噬(かみ)盍(あわせ)て亨る。剛柔分かれ、動きて明らかに、雷電合して章(あきらか)なり。
柔は中を得て上行し、位当たらずといえども、獄を用いるに利(よろ)しきなり。
象に曰く、雷電は噬盍なり。先王はもって罰を明らかにし、法を整う。